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テーマ:旅のあれこれ(10263)
カテゴリ:その他
旅の醍醐味と言えば、私の場合頭をガツンとやられたくらいのカルチャーショックを受けること。良いものも、そしてもちろん悪いものも。 今回のベルギーの旅でも、ちょっとしたカルチャーショックをいくつか受けました。 一番最初のカルチャーショックは、ホテルに到着して直ぐ受けました。 私たちが滞在していたホテルの付近にはSEXショップのようなアダルト系のお店がワンサカ。DVDショップや映画館など店構えがあまりに堂々としていて、日本でいうコンビニくらいの感覚で出入りできそうです。 真昼間の2時3時に独りでここを歩いていたら、中年のおじさんにウィンクをされて後をつけられたことがありました。ギョッとしました。え?何か勘違いさせた? 場所によってはそういう危険な場所があるから気をつけるようにとは言われていても、ホテルがここじゃ、どうしようもありません。 電車に乗ってアントワープに行ったときの一場面。 (本当は写真は撮ってはいけないらしいです) こんな風な、建てに長細いショーウィンドウが並ぶ地区がありました。 よくよく見ると、おお~!!マネキンが動いている~!!
おねえちゃんたちが、客引きをしながら携帯をいじってます。一階の店舗の上はお部屋になっているようでした。 しかも、この光景は朝11時前です。以外に早い時間に店を開けてますけど、お客さんいるのかなあ?
驚いたことのもう一つは物乞いの人々。 ベルギーの物乞いの皆さんは凄く積極的です。あの積極性があってもお仕事は見つからないのかなあ。もしかしたら失業者でいることをあえて選択しているのかも?
ポルトガルでも目の見えない人(のふり)とか、同情を買うようなストーリーで電車賃を巻き上げようとか、子供を連れて苦労してますと告白している人など色々な人がいます。
ブリュッセルの町には、座って缶からなどを目の前において赤ん坊を抱っこしている女性をよく見ました。しかも歩道のど真ん中にいるではないか!何と・・・。かなり存在感、大です。座っている目線から歩く人に声をかけています。更に、本当の子供がいない人は赤ちゃんの人形を抱っこしている人もいました。 それから、私が一日で3回も見かけた一家は、 子供がいる夫婦で別々の場所を分担して、お昼に集まったお金を出し合って、なにやら真剣に話し合いをしています。これが彼らの仕事なんだろうな。
カフェなどの軽く食事を取れるようなところにいくと、それぞれのテーブルに子供を抱っこして周って歩きます。そして「困ってます。子供がいて大変なんです。」そんなことを言ってきます。親には逆らえないまだ小さな子供たちを見ていると、何だか複雑な気持になりました。
ミュージアムに独りで行ったとき、近くである若い女性軍団にあいました。彼女曰く、「困った子供ために署名をくれ」とのこと。もの凄く強引です。 「いいえ、結構です。」と、冷たく言うと、「署名だけだからしてくれ!」と目の前にボードを突きつけてきます。それを見ると5人くらいぐちゃぐちゃな字で名前が書いてあります。 署名だけならと思い名前を書くと「お金を払ってください。」と言うではないか! 「お金ありませんから!」というと、私に対して何か暴言らしき言葉を大声で吐いて去っていきました。 ひどく気分が悪くなりました。その後彼女はお金持ちそうな老夫婦に近寄っていき同じ手法でお金をもらっていました。それを見ると「私は何か悪い事したのか」と思わされたのですが・・・。
私だって仕事してないし、金持ちなんかじゃないんだから!!と思うも、世の中もっと大変な人もいるという同情の気持もちょっとあって、変な葛藤をした。
小銭をこういう人たちにあげたくないな・・・という、理由のひとつ。
それはトイレが有料だから。トイレがあるところにいくと、雑誌なんかを読んで椅子にちょこんとすわっているおばちゃんがいます。掃除をしてお金を取るためにそこにいるんです。
トイレが近い女性などはホント、嫌になるくらいトイレにお金がかかります。一般のレストラン、カフェ、駅、マクドナルドでさえ、平均30セントくらいかかります。トイレに行くたびに小銭を使い、お札を崩すこともしばしばありました。そのうち「たったこれだけのために~!?」と、無駄に紙を多く使ってみたり化粧直しの為に長く居座ってみるものの気持は治まりません(当たり前 笑) ベルギー在住の方のお話では、ベルギーは昔から水が高く、トイレで流す水でさえ貴重だったのだそうです。ヨーロッパのほかの国でもそのようですが、幸いポルトガルのトイレは有料のところはとても少ないように思います。
10日間ブリュッセルに滞在したわけですが、以外に色んな面を見ることが出来て刺激的でした。
今日で夫はベルギーの仕事が終了!!いよいよ来週からは、二人で日本に帰国です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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