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ポルトガル・DIARIO

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2007.01.13
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カテゴリ:家族と友達

今日はポルトガルとは全く関係のないブログです。
このブログを読んでくださる方にもいつかは報告をしなくては、と思っていたので、途中報告をさせてもらいます。



2007年も明け、前回書いたように『よしっ!今年はこんな年にしよう!!』と、意気込んでいる時期。私たちの結婚生活も16ヶ月目に入りました。


去年から、彼とはほぼ別居生活、彼の仕事の待遇、などなど私たちは辛い時期を送ってきました。
彼はストレスの絶頂に達し、年末には急性胃潰瘍になり、お医者さんに短期間通っていました。


結婚生活は、結婚する前に考えていたのとはいい意味でも悪い意味でも全くの未知の世界。

全くの他人同士が結婚して生活を共にすると言うのはこんなに面白い発見があるのか―、
こんなに大変なことなのか―、
こんなにヒトは成長させられるものなのか―、
こんなにすばらしいことがあるのか―、
他人と暮らすってこんなに意見の相違があるのか―、
国際結婚って毎回違う発見(ぶつかり合い 笑)があるのか―。。。
などなど。

私は、この年末年始、ここポルトガルでの結婚生活のおかげで、自分がいっぱい成長させてもらったな、と振り返りました。


さて、こちらのブログには全く書いてはいませんでしたが、実は夫のディー、去年の9月から無職。自分の意志で前の会社を辞め、もちろん私も仕事をしていないので、家で二人の生活。

なかなか仕事が決まらない・・・。

朝から晩まで一緒に過ごす数ヶ月ははじめての経験でした。

振り返れば去年の初夏辺り・・・ディーは前の会社でさまざまな問題が勃発し、仕事を続けることが限りなく不可能になったのです。
ここの部分は、ディーも家族も友人も、誰もが『その会社、絶対に許せない!訴えてやる!!』と口をそろえて言うほど、ヒドイ待遇を受けていました。
社長が会社のお金を個人的なことに使い、社員へのお給料と経費の未払いが数か月続き、自費でも出張が続けられなくなっていたのです。
(この反省点は、将来のわれわれの選択に、必ず役立つと信じて前向きにいきますが。)


彼も、そして私も抱えているストレスで、よく喧嘩もしたし、言い合いも沢山してきました。

人は、機嫌のいいときや絶好調の時に、周囲の人にやさしく対応できるのは当たり前ですよね。
でも、辛いときにどれだけ相手を思いやれるか、辛いときに、どれだけ相手を理解しようと出来るかを、何だか試されているような4ヶ月間でした。あんなにヒドイ夫婦喧嘩も今となっては良い経験でしたウィンク


仕事のオファーがくるも、最終的な連絡が来なくて、私たちはいつ、どこへ行くのかが分からない状態が続いていたのです。(今でも、状況は変わりませんが…)

ここポルトガルでは、ディーが専門的に経験をつんできたエリアでのお仕事がなかなかありません。

ほとんどのお客さんがポルトガル以外の国の会社。以前の会社も、100%の確率でクライアントがオランダやUKやその他ヨーロッパ諸国。

だから、ポルトガル国内の会社に所属しても、彼が何かのプロジェクトに携わって働く限り、私たちの家がポルトガルにあるわけですから、離れて暮らし、私がたまに短期でも彼の元を訪れるかという選択肢しかありません。

私はそれでも、こちらには友人もできて楽しい生活を送っていたし、通おうと思えばポルトガル語の講座に通って語学を磨くとか、そういう選択肢はあります。



そして、今年に入ってから現在、次々とディーに仕事のオファーが入ってきています。


半年単位の契約の形で仕事をお願いしたい、そして社員として雇いたいという話、さまざまです。


私たちの将来を考えた場合、やはり正社員としてのオファーを優先、そして彼のキャリアアップとして考えられる、私もその地で仕事を出来る、これを条件として色々検討しています。


私は『ディーを必要としている会社は絶対あるから!』と励ますものの、仕事のオファーが入ってこないときは意気消沈し、自信を失ったディーを励ますのは本当に大変だった・・・。


現在の状況は、二人とも他の国(ヨーロッパ内)に引っ越すという可能性が出てきたということです。


もしもポルトガル以外の国ですむことになった場合でも、このブログは継続していきたいと思っています。

○○ダイアリーとして生まれ変わるか、はたまたポルトガル・DIARIOとして続いていくか…。
何かはっきりしたことが分かった際にはブログで報告したいと思います。


ディーに良い仕事が早く見つかりますように・・・


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最終更新日  2007.01.13 07:20:57
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