カテゴリ:kill time
以前の職場の上司&山登りの隊長から、”あなたなら楽しいと思うから”
と、お名前とメールアドレスだけ教えられ、 言われるがまま、何となくメールし、その後2度程のやりとりの末、 今日は家族でお邪魔するという運びに。 糸島の二丈町で”手づくり継承農園もも”を主宰する女性の元へ。 神奈川出身の彼女は各地で有機農法を学び、ここに流れ着いたという。 住まいの古民家は、部分的には築100年にもなるとのことだけれど、 梁や柱はどっしりと構えていて、とてもそんな老体には見えず、 古来からの建築技術が胸を張っているようにさえ見える。 何とも魅力的なのは月1万円の家賃だそうな。 初めての地は、海も近く、山も表情豊かな(大罪が及んでいない) ゆったりとした空気が漂う、素敵なところ。 今日明日の”田植えday”に多くの人が会する。 家から歩いてもそう遠くない場所に、今日の舞台の水田が2枚広がる。 メンバーは4歳から、小学生、推定50半ばの老若男女(は言い過ぎか?)が 25名程で、20代の男女が同数程で半分近くを占める、 ワタシの想像より、ワカメのチーム編成に。 初めてお会いした人ばかりだというのに、 コミュニケーション力も田植えのチームワークも抜群で、 それはちょっと感動に匹敵するものだと思ったり。 順調に田植えが進む中、我が家の姫はと言えば、 水田脇の勾配1:1くらいはある斜面を自力で這い上がり、 その上にそびえる、たわわに実をつけた枇杷の木を見上げ、 どうしたものかと思案していている姿を見せてくれたりで、 普段から解き放した育児とはいえどもあまり見ることもない 表情や言動も発してくれ、深くココロに染み入ったり。 夕方には唐津湾を望む温泉施設で汗を流し、 宴の前に、彼女の力作である畑を案内してもらう。 これを同年代の女性がひとりで耕し、育てている畑かと 皆が感動の声をあげる程の、緑広がる畑で、エネルギーに満ちた空間。 梅雨入りして以来、湿ることのない土で、 ほんの猫の額程のワタシのキッチンガーデンでさえ、 苗の活着は悪く、中には既に瀕死状態のものさえあるので、 その配慮と労力の程度がどれほどのものかというのは ワタシでも容易に計算できる。 (それくらいの広さなら、管理し切れってハナシ←ワタシ。(-_-)) 日々成果を認められる相手がいるという環境で仕事をしている事に、 この時程感謝したことはないかもしれない。 彼女に、シロツメクサのリングを。 ここ数日、各メディアで水不足を危惧するニュースの発信が 増加してきたように感じるけれど、 それに反発するように、本気で雨乞いをしたい、今のキモチ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.22 17:12:05
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