カテゴリ:kill time
我が家のある場所から一段下りたところには、
川沿いに貼りつくように田畑が広がっていて、 ほとんど稲~稲が多いところ~豆類・さつまいもが多いところと その表情も変える。 毎朝顔を合わせるようになったのは、稲の分けつが始まった頃。 そして、一枚一枚表情が違うということに気づかされた。 田植えの時期や、品種、場所などの違いでその生育にも差があって、 まだ青々している田もあれば、もう刈り取りがすんでしまった田もある。 日に日に減っていくので、”今日の刈り取りは?”と 予測を立てるのも楽しかったりして。 そんな中で、語りかけてくる田圃がひとつ。 ”レンゲの栽培から始まり、有機農法・減農薬にて 愛情たっぷりで育てています。新米の予約販売受付しています。” 6月に、知人の田圃にて家族揃って初田植えをしたので、 そこのお米も購入予定にしていたのだけれど、 収穫はもう少し先になりそうなので、まずは電話にて予約。 ちょっと無理を言って、玄米での購入をお願いした。 で、本日、その田圃が見事に丸坊主になっていた。 ので、週明けには新米にありつけるのかと、カウントダウンモードに。 ほんの小さなキッチンガーデンからのわずかな恵みを通して、 食べ物を、愛着を持って食することができるのは、 この上ない幸せだとつくづく思うこの数年。 ついには、お米だ。 嬉しい。 現状の食の背景など、知れば知る程、嘆きなくなったりもするけれど、 ごく普通の暮らしをしている限り、そんな権限もないということを痛感。 身体に入れるものだけ気を配っているとか、そんなワガママは アンバランスも甚だしいワケだ。とつくづく。 自分なりにそんなバランスをとりつつ、 購買=投票という意識を持って、生活も見直したいもの。 新米を楽しみにしながら、そんなことを考えた道中。 そんな時、前を横切るトンボ一匹。 胴体部分が浮き上がって見える程の鮮やかな赤。 捕まえたわけではないので同定は難しいけれど、多分 →ショウジョウトンボ 金色の風、吹き始めました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|