テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:news
昨日のことだったか、普段あまり付けていないTVから、”どうやら麻疹が流行しそうです”というアナウンスがぱっと耳に入ってきた。そして、画面には”予防接種を受けましょう!”とある。”ああ、すごくタイミングが悪いなぁ”と思いながら、そのニュースに耳を傾けることしばし。→毎日新聞
現在は千葉や茨城の関東圏の話だというが、GWの人の流れによって、全国的に流行するのではという話だった。 今年の4月から予防接種が変わって、MR混合ワクチン(麻疹・風疹)が導入された。正直、我が家ではとても受ける気にはなれなくて、しばらくは接種を見合わせる結論を下したばかりである。 というのも、今年の4/20に、89年4月から導入されたMMRワクチン(麻疹・風疹・おたふく)の副作用による国の責任について、その過失が認められる判決が下った。→毎日新聞 このワクチン、導入から4ヶ月で、その副作用の多さに自主的に接種を見合わせる自治体もあったのだが、結局当時の厚生省が中止の結論を下すまでには何と4年もかかっている。→毎日新聞(下の方に導入から中止までの流れあり) このことから見えてくるのは、”国は子どもたちではなくて、ワクチン製造会社を守ることの方が大切だと思っている”ということ。(だと思っている。我が家では。) 予防接種のガイドを読むと、どうしても”接種を受けなくては不安”になってしまうのだけれど、ちょっと離れて見てみると、それを鵜呑みにしてはいけないことが浮き彫りになってしまう。(免疫がどれだけ持続するかという点も含めて。)それを知ってしまうと、特に過渡期にあるワクチンについては、とてもではないが受けさせる気などなくなるのは当然のことだとも言える。まさにその過渡期に、そのワクチンの必要性が報道されたのだから、”タイミングが悪い”と思った次第。 近年のインフルエンザに対するマスコミの取り上げ方も、今回の麻疹の流行に対しても、どうにも一方向からの情報でしかなくて、受け取り方によっては、ワクチンやタミフルなどがとても万能のようにも見えるのだけれど、本当の情報というのは、それぞれの価値観の中で、一番良い選択をすることができるだけの、情報や選択肢があることなのではないかと、強く強く思う今日この頃。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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