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カテゴリ:つぶやき
「座タイムリーふくい」でのトークの中で
『ニート』についての質問がでた。 もともと、我々がゲストとしてよばれた背景には、 番組側の趣旨として 「仕事を楽しんでやっている若い起業家たちの姿を ニートの人たちに見てもらい 何かを感じ取ってもらいたい」 みたいなものがあったようだ。 だから、 「仕事ってこんなに楽しいんだよ、なのにキミたちは何で仕事しないの?もったいないな~。信じらんな~い。」的コメントを 期待していたに違いない。 だけど、、、 結局は、あの短い放送時間内では、私も当たり障りのない意見しか 言えなかったし、深く討論するまでには至れなかった。 でも、収録前の打ち合わせの時間には、 もう少し深く高橋アナウンサーと話ができていたように思う。 学生でもなく、就業者でもなく、求職もせず、主婦(主夫)でもない者=ニート 「私も、そんなことが許される環境にあったなら、ニートになっていたかも」 私のつぶやきに、高橋アナは、目をひんむいて驚いてたな~ 笑 だって、私が学生を修了した時代って、(12年前か) まだバブルの余韻もあって、就職先はたくさんあったし、 まわりも私も、皆当然のように就職していった。 右向け右で。 「自分の進むべき道ってどこ? 自分に本当にむいていることって何?」 そんなこと、考えもしなかった気がする。 とりあえず就職するのが当たり前。 で、2回の転職を経て、現在の本職(ジュエリーデザイナー)に 今のとこ落ち着いているわけである。 結果として、その転職も、自分にはよい経験になったと思っているし、 無駄なOL時代ではなかったと言える。 でももし、最初にもっと時間をかけて、 自分の本当に進みたい道を考えていたなら 何か違った過程や、現在があったかもしれない。 それは、誰にもわからないし、どちらがよかったなんて言えない。 「自分探し? そんな生意気な、バカげたことを言っている! 仕事もしないで」 じゃあ、そういう大人は、自分を知っているのか? そんなことを、若いとき真剣に考えたことあるのか? 今の自分の現状、真から満足してるのか? ゆっくりと、じっくりと、自分の道を探せる時間をもらえた その豊かな環境に感謝すればいいんじゃないかなー。 甘えているだけではいけないと思うけどね。 もっと言わせてもらうなら、 もともと女性には「家事手伝い」っていう体裁のよいジャンルが与えられてた。 それが、今の時代、同じようなジャンルに男性が多く入るようになって ニートとなった気がする。 私がそう言ったら、高橋アナは 「え~、家事手伝いもニートですかぁ~?(笑)」 と、一笑してたが、 おいおい、チト待てよ、、、 それって、女尊男卑ではないかい? 女はカジテツで保護されても、男は許されないのかい? 家事手伝いこそ、元祖ニートでしょ? いいとこに嫁に行くための、ていのいい学校を卒業して、 いいとこに嫁に行くから、それまでは働かずお稽古事とかして遊ばせてもらう。 (もしくは、ていのいい会社に腰掛程度に就職する) これって、いろんなことを考えながら(ある意味考えすぎて) 職についていないニートより わけ悪くねー? さらに言うなら、 ニート ニートって、メディアなんかが騒げばさわぐほど、 居心地のよい箱を与えているってことに、なんで気づかないのかな・・・・ ちょっと前に流行った、「パラサイトシングル」や「負け犬世代」なんてやつもきっとそう。 そんな言葉が囃し立てられるほど、その場所が確立されて居心地よくなるのに。 あぁぁーっ いろいろ考えてたら、なんか脳みそこってきたぞーーーっ もう わたしもニートになってまうぞーーーーっ! と、叫んでみたが、 ニートには15~34歳との年齢制限があるらしく・・・ もうすぐ、その枠にも入れてもらえなくなる自分を知ったのである ・・・(--;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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