もういちどposyu-posyu

朝、慌しく家を出発

向かったのは産婦人科です。

頼んでおいた紹介状と

案外大きくてかさばるレントゲン写真を受け取って

転院先の病院へgo

事前の電話では3時間待ちと言われ

ネットの口コミでは5時間

なんて書いてありましたが

ある人の言葉が転院を後押ししてくれました。

「働いていたら3時間待ちなんてできないよ！

　チャンスじゃな～い！」

そうですよね。

専業主婦の私には治療に通う時間があるのです。

これってありがたいこと

転院先の病院は診察室とは別フロアに

広い待合室が設けてあり

リラクゼーションルームなんてお部屋まで

受付から診察までの3時間

ゆっくりと過ごすことができました。

ちなみに診察から会計まで1.5時間。

これまでの治療とレントゲン写真

それから内診の結果から

あらたに「多のう胞性卵巣」という

難しい診断名がつきました

この前の病院では「潜在性高プロラクチン・・・」こちらもややこしや

先生から大きな問題はなさそう、と言われたものの

やはり妊娠の妨げになっているのは

抗うつ剤ということでした。

そしてさらりと人工授精のご案内が渡され

あ、視野に入れておけってことね。

そう理解いたしました。

とりあえず血液検査など

一般的な検査を再度おこなって

治療方針を決めることに。

帰宅したのは夕方。

この日家で仕事をしていたオットに

早速報告をしました。

不妊治療を始めてから

オットはいつも私を励ましてくれました

でも、治療に対するオット自身の考えは

聞いたことがありませんでした。

私はこれをオットの優しさと解釈。

そんなオットからこんな言葉が・・・

「りさら＠は

　おばあちゃんとかお母さんとか

　誰かを喜ばせたくて

　子どもが欲しいと思っているんじゃないの？」

ズバリ・・・でした

オットの言うとおりです。

周囲にせかされたりしたわけではありません。

ひ孫や・・・孫を早く抱かせてあげたいな・・・と

私が勝手に思っていたんです。

でもオットは私のこの気持ちが

焦りになっているんじゃないかって。

「ハチやニコ、よつばをお迎えしたのは

誰かに喜んでもらいたいからじゃなかったよね」

オットはさらにそう言葉を続けました。

ゴマもハチもニコもそしてよつばも

この子たちを育てたい純粋にそう思って

飼い始めました。

治療を続けていく中での私の気持ちを

オットは私自身よりも

よく理解していたんだな・・・

ちゃんと見ていてくれたことに

感謝の気持ちでいっぱいです

今日のこの夫婦の話し合いで

まずは目の前のことを１つ１つ考えていこう

そう思いました

先のことは・・・その時になってから

それでいいや

不妊治療って本当に夫婦の絆を試されているのかもって思います。

ところで病院からの帰り道

駅から自宅までを原チャでかっ飛ばしていると

「よつばのおか～さぁ～ん」

見ると

いつも散歩で会っている近所の女の子です。

「おかあさん」って嬉しいですね