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カテゴリ:音楽
パブリックな問題(つまり、仕事)ではすったもんだの私だけど、
プライベート(趣味)で救われてる・・・。 と、思ったのが今日。 演奏のオファーが来た。 なんて言えたらカッコいいよなぁ・・・(笑) 実際は「一緒に出ましょうよ」という単なるお誘いだったんだけど。 某大学のOB会(やっぱりウチの母校ではない)で 毎年恒例になっている、某市の某お祭りで演奏をする、というイベントのお誘いだ。 去年、ひょんなことからそのイベントに参加し、 また、今年もお誘いいただけたわけで。 素直に嬉しく思う。 自分が好きで続けていることがキッカケで、人脈が増えていく。 仕事も年齢も立場も全然違う人達と「仲間」になれる。 同じ目線で話ができる。 音楽が好き、楽器が好き、演奏が好き、仲間に会えるのが好き・・・ 理由は人それぞれだけど、音楽を共通とする、いろんな「好き」が集まるから 自然に仲良くなれるし、楽しくできる。 精神的な、心の幸せを感じる。その幸せを贅沢にも感じる。 そして、続けていて良かった、と思う。 でも、今回の件は、訳あって一度断っていた。 後ろ髪を引かれつつも。 そんな時に指揮者からの電話。 これは、出るしかないっしょ・・・。 演奏する機会があるのに、逃すなんてできない。 「ぽたまさんも病気だよねぇ・・・」 友人に言われた。 学生の頃、自分が演奏をしている意味がわからなかった。 学業そっちのけでクラブに没頭していたからだ。 傍から見れば学生生活を謳歌していたかもしれないけど 「こんなに一生懸命やって、どうするんだろう・・」と。 好きでやってるのに、このままでいいのか、と常に不安が付きまとっていた。 時間が過ぎるのが怖かった。 ずっと学生でいたかった。ずっと「守られた」環境にいたかった。 正直、今も、自分が演奏している意味がわからない。 演奏会の前も、自分達で観客動員しながら「何してるんだろう」と思うことがある。 本番前の舞台袖で後悔することもたくさんある。 でも、意味がわからなくても、 一つだけ言える事は、どんな形にしろ、私は音楽をやめることはできない。 食事や睡眠と同じように、欠かすことができない。 私は自分のために楽器を弾く。 私は、音楽で心のバランスを取っている・・・と思う。 ・・・・。 これが、私の演奏する意味、なのか・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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