ぽたまのつぶやき

私はきっと、早く復帰「しなきゃ」と思っていたのでしょう。


周りが働いてる中で、周りが変わっていく中で、
自分だけ取り残されてる焦燥感から・・・だと思う。


産業医さんと面談で「素直に」、「正直に」話しました。


「アナタ、まだ復帰しない方がいいと思うわよ」

「仕事はやれるかもしれないけど、帰宅後や休日はぐったり状態になると思うわよ」


ズバリ、思ってることをそのまま言われました。


怖かった。
毎日同じ時間に家を出られるか、
帰ったらご飯を作れるか、
休日、常に引き篭もり状態になるんじゃないか・・。

それ以前に、着て行く服が決められるか、
食べたいものがわかるか、
メイク（と言うほどのものはしてないけど）も短時間でできるか・・・。


仕事以前の問題ですよね。



ちなみに、通院日だったので、その足でクリニックに行きました。

産業医さんとの面談の結果を話しました。


「アナタねぇ、その不安を『ここ』で言わなきゃ」
「アナタが『大丈夫』って言ったからOK出したんですよ」
「主治医がOKで産業医がダメなんて、話がおかしいじゃないですか」


叱られました・・・。


無理してるつもりはなかった。
多少の不安はあって当然だと思ってた。
診断書の期間が延びることは「甘え」であり、
また、状態が「良くない」ということの証明になるような気がしていた。


買い物に出掛けたり、友人と会うこともできるようになったから、
大丈夫だと思った。
ご飯も作れなければ買えばいいし、食べに行けばいい、と思った。

だから、復帰すべきだと思った。
少しくらい日常生活が粗雑になっても。
だって、みんなそうやって生活してる、って思うから。


そうやって、自分に言い聞かせていた・・んだと思う。
だから「頑張らなきゃ」って。


本当は頑張っちゃいけないのに。


そもそも私、頑張る性格じゃないと思ってたのに。


本当に頑張らなきゃいけない時に頑張らなくて、
本当に言いたいことを言わなきゃいけない時に、言うことができない。


私はものすごく不器用な人間なのかもしれない、と思った。