カテゴリ:育児全般
*今日の内容は、あくまでも私の個人的意見です。 *~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* 今私の中で「腸内細菌環境」についての話題が熱い。 というのも、 長男の慢性便秘 二男の離乳食期 の真っ最中だから。 長男の便秘については親子ともにもう2年近く苦しんでいる。 昨年末に思い悩んで小児科にかかって、 とりあえず下剤を2種類処方してもらい、どちらかを使用している。 その薬を使いだして、なんとかたまにゆるい便が出るようになって、 排便時の痛みでトイレが恐怖という状況は脱出したが、 あくまでも状況改善だけであり、根本はなにも解決していない。 子の便秘について調べると、 運動量、水分量、食事内容、ストレス、生活習慣…いろいろ原因は挙げられている。 これらについては、一つずつ生活を反省し、対策を行ってきたつもり。 でも、どうにも改善されない。 ではそもそも便秘の状態って・・・・??? 腸内在住の細菌バランスが、悪玉菌>善玉菌 になっているということ。 それなら、善玉菌優勢に有効という「オリゴ糖」を積極的に取ろう!! と、ヨーグルト(善玉菌)に合わせて純度の高いオリゴ糖も摂取してるけど、 前述のように今は下剤も併用しているので、善玉菌も一緒に出てしまう。 長男のおなかの中はとにかく「悪玉菌パラダイス」になってるんだろうな…。 ではどうして、こんなに悪玉菌王国ができてしまったんだろう。 いろいろ調べると面白い情報があった。 (注意:医者でも生化学専門でもないド素人の私がインターネットで仕入れた 情報を自分の判断で取捨選択しまとめています。) 赤ちゃんの腸内は産まれる前は無菌状態、産まれた後に さまざまな菌が体にはいりこみ腸内に住み着く。 授乳期の赤ちゃんの腸内細菌バランスは善玉菌9割以上悪玉菌1割以下。 (だからあんなにつるっつる出るのね) 離乳食の開始によってそのバランスが崩れだし、大人型のバランスに近づいていく。 つまり、母乳ミルク以外の食物摂取により、悪玉菌が急速に増える。 ここで問題にされてるのは、その離乳食開始時期。 赤ちゃんの消化器官は未熟で消化酵素がまだ十分に機能しない。 その状態で離乳食を食べると、十分に消化されていない(低分子化されていない) 栄養素(タンパク質など)が高分子のまま腸内に残る。 するとその高分子状態のものをエサにして悪玉菌が繁殖する。 また、赤ちゃんの腸は高分子状態の栄養素や悪玉菌までもを吸収してしまい、 それが血液中に入り込んで異物として認識されアレルギー反応が起こる。 (食物アレルギーの原因と言われている・・・らしい。 離乳食開始は遅い方がいいと最近言われているのは、 こういったことがわかってきたからのようだ。) 十分に腸が発達しないうちに離乳食を与えてしまうと、 悪玉菌王国の礎が築かれてしまう…っていうことか。 さらに、腸内細菌バランスは個人差があるらしいが、 そのバランスは1歳~2,3歳で定着する、との情報もあった。 もしかしたら、これ、なのかな、原因は・・・・、と思った。 実母に話を聞くと、 私も、私の弟も、かなりの便秘症で小児科にかかったらしい。 でも「腸が強すぎる」と生活指導されて終わってしまったと言っていた。 母が育児をした時代は、いまよりももっと早期の離乳食開始が 推奨されていた時代で、きっと母も一生懸命そうしていたんだろうな。 で、もしかしたらうちの家系は腸の発達がゆっくりな体質で… (体質がそもそも何に支配されるのか遺伝性があるのかは私にはわからないけど) 未熟な腸への離乳食開始で長男の腸内には悪玉菌が増えてそのバランスで定着し、 現在の慢性便秘にいたっている、と…。 十分にあり得そうな話。 約4年前の長男のとき、まだ離乳食は4か月くらいに果汁からっていう指導内容だった。 初めての子で、私も一生懸命だったし、長男は離乳期、それなりに食べた。 でも4日ウンチをため込んだりもした。 赤ちゃんの運動能力の発達も個人差が大きいように、 内臓の発達もおそらく個人差があるんだと思う。 長男の腸の発達はゆっくりで、もしかして負荷がかかっていたのかもしれない…。 うちの家系の腸は「強すぎて便秘」なのではなく「発達がゆっくりでデリケートで便秘」 が本当なんじゃないかな…?? そして、今我が家にはまさに離乳食を食べてる人がいる。 二男坊。 彼は今もあまり食に貪欲ではないけれど、 たまに多めに食べると、その後3日ウンチがでなかったり、 ほうれん草を食べさせたら、消化されずそのままうんちになって出てきたりした。 そんな二男を見て、私はいろいろ頭にハテナ??が浮かんでいた。 とたんに3日もウンチがでないなんて、腸に負担がかかってるのでは?? 消化できないものを食べさせる意味は?? 大人だって食べたものがそのまま出てきたら、お腹が不調で消化不良だから もっと消化のいいものを食べようって話になりますよね? 疑問はもっと根本的な部分へも。。。 離乳食の指導要領って誰がどうやって決めたん?? (何を何ヶ月に何グラムとか・・・あんなグラム単位なんてやってられっかー。) こんなに手の込んだ離乳食って現代人だけなんじゃ? (縄文人や江戸時代の人とかはやってたと思えない!!) 人間だって動物、ほかの哺乳類は離乳食なんてやってるの?? (ある程度大きくなるまではお乳だけじゃないの??) なんてことを悶々と。 確かに戦前までの日本は、2歳くらいまで母乳が一般的だったそう。 戦後のアメリカ育児が入ってきて政府が推奨したため、今のスタイルになった。 そしてその後アレルギーが問題になってきたと。 ちなみに子供の便秘も増えているらしい。 なるほどね。 上で書いた内容とあわせて、なんだかすとんと私の中に落ちてきた。 そして、二男の離乳食は極力ゆっくり進めようと決めた。 たぶん二男は、家系的にもそうだけど、 長男よりも腸がデリケートだと思う。 生後1か月で発熱して入院したとき、 お腹がガスでパンパンだったこと、大腸菌O-1(悪玉菌:大人には普通にある)が 便から出たこと。 熱はたぶんお腹からきている、と医者に言われたことがあるから。 なので、このまま指導要領どおりに離乳食を進めたら、 長男以上の便秘男に仕上がってしまうかもしれない。 それは絶対に避けたい。 **うちの息子たちの場合です。 同じように育ってきて、便秘知らずのお子さんはたくさんいます。 離乳食云々も、あくまでうちの息子の場合、私の考えです。 長々と書いたけど、 それにしても、腸内環境って本当に大事だな~って思う。 長男と一緒にわたしもオリゴ糖を飲んでるけど、 わたしだけは本当に快腸になりました♪ いずれ長男にも効果がでることを祈って、 これからも毎日飲ませようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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