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わからないわからないと言っていてはまずいっ!!(別にまずくないけど/爆)
と思い、図書館でこんな本を借りてきました。 クラシック音楽をもっと楽しむ! やさしくわかる楽典 青島広志 日本実業出版社 ブルー・アイランドこと、青島先生の楽典の本です!! さすが、面白おかしく書いてあって、読みやすかったです!! これで、 「 Gesの音が~・・・ 」 「 Fisの音から~・・・ 」 とか言われても 大丈夫だぜっ!! (本当かよ) でも、完全4度とか、短3度とか言われてもわからないので、やめてください、先生。 (ここで言っても・・・) 2つばかり、面白かったところを挙げると・・・。 ◆ 『水戸黄門』と『ボレロ』の関係は? → 連符 確かに、水戸黄門のテーマとボレロって、似てますね~!! タンタタタタン タタタタン・・・・・・♪ ◆ 音名と階名 「シ」ではなく、「スィ」と発音すれば、それだけで専門家のように!! まじかーーーっ!! よし、これからは、「ドレミファソラスィ~」だっ♪ 他、たくさん面白くわかりやすく書いてありました!! 勉強というか、豆知識というか、「へぇ~」だったのが、 24の調のすべてに例を載せ、紹介しているところです!! 簡単にまとめますと・・・。 ※ 異名同音調も含むので、実際は27の調です。 【 長調 】 ◇ ハ長調 素朴で安定感がある。♯や♭が多くなると屈折した性格を持つ。 例:ほとんどすべての童謡・唱歌 ◇ ト長調 少年のような明るさと快活さを持つ。 例:アイネ・クライネ・ナハトムジーク(モーツァルト) ◇ ニ長調 黄金の光を放つ青年期にふさわしい調。ミサ曲「グローリア」に最適とされる。 例:オラトリオ≪メサイヤ≫~「ハレルヤ」(ヘンデル) ◇ イ長調 きらびやかだが、少しの孤独感ももたらす。 例:ワルツ≪青く美しきドナウ≫(シュトラウス) ◇ ホ長調 古風なきらびやかを持つ。宮廷風の社交音楽に適する。 例:ヴァイオリン協奏曲≪四季≫~「春」(ヴィヴァルディ) ◇ ロ長調 重々しい、儀式的な曲想。 例:ピアノ三重奏曲第1番(ブラームス) ◇ 嬰ヘ長調 異国的で、非現実的な響き。 例:ピアノ・ソナタ第24番「テレーゼ」(ベートーヴェン) ◇ ヘ長調 ホルンにふさわしい調で、柔らかさ・優しさを表現。子守唄に最適。 例:交響曲第6番≪田園≫(ベートーヴェン) ◇ 変ロ長調 クラリネットに用いられる調で、多少くすんでいるが、滑らか。 例:劇音楽≪ロザムンデ≫間奏曲第3番(シューベルト) ◇ 変ホ長調 落ち着きと包容力を持つ。どっしりとした曲によく合う。 例:交響曲第3番≪英雄≫(ベートーヴェン) ◇ 変イ長調 大人っぽい、高貴な音色。ロマン派に好まれた。 例:別れのワルツ(ショパン) ◇ 変ニ長調 爛熟した退廃的な音色を持つ。ロマン派、特にピアノ曲に好まれた。 例:舞踏への勧誘(ウェーバー) ◇ 変ト長調 嬰ヘ長調と異名同調だが、ほとんどの音が半音下がっているため、 しっとりと落ち着いた感じになる。 例:4つの即興曲D899 第3番(シューベルト) 【 短調 】 ◇ イ短調 澄み切った、混じりけのない、素朴な悲しみを表現。 例:劇音楽≪アルルの女≫~「ファランドール」(ビゼー) ◇ ホ短調 内に秘めた、暗い情熱が感じられる。 例:連作交響詩≪わが祖国≫~「モルダウ」(スメタナ) ◇ ロ短調 H音(スィ/笑)それ自身が持つ、不吉で悪魔的な、最も暗い感じの調。 例:交響曲第6番≪悲愴≫(チャイコフスキー) ◇ 嬰へ短調 きらびやかだが、張りつめた緊張感を与える。 例:ハンガリー舞曲第5番(ブラームス) ◇ 嬰ハ短調 冷たい、金属的な響きを放つ。 例:交響曲第5番(マーラー) ◇ 嬰ト短調 短調では最もきらびやかだが、あまり使用されることはない。 例:≪パガニーニによる大練習曲≫~「ラ・カンパネッラ」(リスト) ◇ 嬰ニ短調 変ホ短調と異名同調であり、めったに使われない。 例:12の練習曲作品8第12番(スクリャービン) ◇ ニ短調 素朴で、ひなびた味わいを持つ。木管楽器に適する。 例:歌劇≪カルメン≫~「ハバネラ」(ビゼー) ◇ ト短調 深く透明な悲しさをたたえている。 モーツァルトのト短調は死を予感させる調として有名。 例:交響曲第25番、第40番(モーツァルト) ◇ ハ短調 最も荘重で、悲劇的。ベートーヴェンが好んだ調として有名。 例:交響曲第5番≪運命≫、ピアノ・ソナタ第8番≪悲愴≫(ベートーヴェン) ◇ ヘ短調 後期で、内面の苦しみや悲しみを想像させる。 例:弦楽四重奏曲第11番≪セリオーゾ≫(ベートーヴェン) ◇ 変ロ短調 暗く、くすんだ響きを持つ。 例:ピアノ・ソナタ第2番≪葬送≫(ショパン) ◇ 変ホ短調 落ち着いた、多少の温かさも感じられる調。 例:交響曲第6番(プロコフィエフ) ◇ 変イ短調 嬰ト短調と異名同調であり、めったに使われない。 しっとりとした、沈んだ色彩を持つ。 例:ピアノ・ソナタ第12番第2楽章「葬送行進曲」(ベートーヴェン) わかりやすい表現で、笑って(?)しまいました!! 屈折した音色、くすんだ音色ってどんなのだろう~と♪ 「 あの曲は、短調だったんだーーー!! 」などとも思いました!! これから楽譜を見るときは、比べてみるのも面白いかもしれませんね!! ま、まずは、その曲の調がわからないと意味ないんですけど(;-_-) そうそうっ!! 先日、某県の教員採用試験に、和音の問題が出たそうで・・・。 友達が、 「 V(ブイ)とかI(アイ)とかわからないんだけど・・・ 」 と言ってきたので、 「 それって、5とか1って意味じゃないの!? ドミソとかだよ~♪ 」 と(^Д^;) そういう私も偉そうなことは言えなかったので(言ってるよ/爆) 主要三和音から改めて勉強しなおそうと思います・・・。 もう一冊音楽の本を借りてきたのですが、病院にいるあいだに読み終わってしまうわ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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