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テーマ:最近観た映画。(40148)
カテゴリ:ぽてとぱんだのぐだぐだ日記
空き時間に観に行ってきました~♪
リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!? 日本語吹替版 です。 ⇒ 公式サイトはコチラ。 【CAST(敬称略)】 レッド:上野樹里 オオカミ:加藤浩次 ニッキー:ケンドーコバヤシ パケットおばあさん:小宮和枝 カーク:岩崎ひろし ボインゴ:関智一 グリズリー署長:福田信昭 ビル刑事:清水明彦 トゥイッチー:落合弘治 ヤペス:御徒町洋一 トミー:高戸靖広 ジェリー:田村勝彦 クウィル:金田朋子 ウールマーク:小川剛生 他 ネタバレにはならない程度に感想を♪ まずはキャストから・・・・・・。 CMで樹里ちゃんのレッドを初めて聴いたとき、 「 コレは微妙かなぁ・・・・・・ 」 なんて失礼なことを思っていたのですが、 実際に観てみたら、違和感なく観る事ができました。 ところどころ気になる点はありましたが、 アニメーション初挑戦にしては、及第点ではないでしょうか? (なんて偉そうなこと言ってみる) 芸人さん2人は素晴らしいの一言です。 加藤さんもコバヤシさんもすっごくうまい!! 彼らがいてこその作品だと思いました。 海外アニメってよく芸人さんが吹き替えなさってますが、 いつも俳優&女優さんたちよりうまいよなぁ~って思うんです。 普段からコントなんかでいろんなキャラクターを演じているからでしょうか? シリアスなキャラクターってことはあまりないですから、 演じやすいのでしょうが、それにしても感心してしまいます。 ちなみにコバヤシさんはパンフレットで、 「 何のためにこの声に生まれて来たのかって、吹替をやりたかったからですよ 」 とおっしゃっています。 いい声ですもんねぇ~・・・・・・。 ニッキー、本当にカッコいいです♪ 次にストーリーとしましては・・・・・・。 ぶっちゃけ最初、何を言いたいのかわかりませんでした(爆) 「 赤ずきんちゃんって、どういう話だったっけ? 」と、 頭の中をいろんな童話が駆け巡りましたよ(笑) 途中から、「 コレはギャグなんだから、深く考えることはない 」 と言い聞かせて観てみたら、簡単に世界に入り込むことができました。 すっごく面白かったです!! って、それだけじゃ幼稚園生以下の感想になってしまうんですが(幼稚園生に失礼・・・) ネタバレなしだとそれしか言えないかなぁ~・・・・・・。 (どっちにしてもボキャブラリーはないんだけど/爆) 海外アニメって基本的に好きじゃないんですが、この作品はとても気に入りました。 大人(私はどっち?)が見ても楽しめる作品になっていると思います。 『 赤ずきんちゃん 』だと思って観てはいけませんね!! あの話を題材にしてここまで描けるものなんだと、感心しました。 パンフレットに映画評論家の方が書かれていましたが、 この作品は黒澤監督の『 羅生門 』なんだそうです。 残念ながら観たことがないので、何とも言えないのですが・・・・・・。 また、『 トリプルX 』『 007 』『 スターウォーズ 』などの 映画から得たネタもあるみたいです。 あ゛、コレネタバレ!?ごめんなさい。 言われてみれば、「 あぁ~ 」というシーンがありましたね(^▽^;) ギャグもので心配なのが、日本語版になったときの変化。 英語、日本語ならではの言葉の言い回し、ニュアンスがあって、翻訳って難しいですよね。 だから、海外物のファンタジー小説って苦手(今、その話じゃない) でもこの作品では、オリジナルは英語のギャグなんだろうなぁ~っていう所も、 日本語でギャグになっていたりと、しっかり押さえていました。 ここはやはり、監修の鈴木おさむ氏の力が大きいんでしょうね。 絵に関しては、クオリティの高いものだったと思います。 一般的なCGものと違って、はっきりしていたというか。 パンフレットによれば、人形劇みたいな感じだと書かれていて納得。 各キャラクターの表情が活き活きしていて、観ていて楽しかったです。 特に、レッドが眉を顰めるシーンは、レッドの気持ちがありありと表れていてよかったです。 ちなみに、400強の席数があるシアターで、8人しかいなかったんですよ。 ギリギリでチケット買ったので、人がいる席を聞いて、 自分の視界に人がいないようにしました。 だから余計に入り込みやすかったっていうのはありますね。 ※ 以下、ちょっと(かなり?)中身に触れます。 ネタバレ嫌な方は、ご遠慮ください。 ある日レッドがおばあさんの家を訪ねると、 ベッドにはおばあさんに変装したオオカミが、 クローゼットには縄にグルグル巻かれたおばあさんが、 そして、木こりが乱入してきて・・・・・・。 というように、本来(?)の『 赤ずきんちゃん 』のストーリーの 最後の部分から始まるこのお話ですが・・・・・・。 そこまでにはたくさんのお話があったのです!! まず、キャラクターたちの設定が面白い!! レッドはおばあさんのお菓子を配達する仕事をしているのですが、 実は空手の達人!! オオカミとも戦えちゃいます。 オオカミは新聞記者。 ニッキーが以前見たことあると言っていたのは、『 毒リンゴ事件 』。 いわゆる『 白雪姫 』!? レシピ泥棒を追いかけている間に、容疑者の一人(人?)に数えられてしまいます。 おばあさんは過激なスポーツマン。 ロッククライミングに、急斜面のスノーボードなんて簡単簡単!! 昔、レッドが見つけたメダルには『 金網デスマッチ 』の文字が!! 木こりは、木こり役を演じている役者。 オーディションを受け、木こりになりきっているところにこの事件が。 彼の夢は合唱団と世界を回ること。 こんな4人がどうして関わることになったのか、 そこを紐解いていくことが事件解決の鍵!! ということで、ニヒルなカエルさん、ニッキーの元、 4人の容疑者は事情聴取を受けることになるのです。 ここからがこの作品の見せ場でした。 まず第1容疑者レッドが家を出て、おばあさんの家に着くまでの回想から始まるのですが、 第2容疑者のオオカミの回想はレッドの回想にうまくかぶるように作られています。 例えば、オオカミがレッドに吼えるところは、 レッド視点から見たら、オオカミがレッドに襲い掛かるように見えますが、 オオカミ視点では、尻尾をカメラに挟まれて痛さのあまり叫んだだけなんです。 って、観ていただかないとわからないですかね(汗) それは第3容疑者木こり、第4容疑者おばあさんの回想シーンでもどんどん被せてきます。 1人のキャラクターだけではわからなかったシーンが、 他の3人のキャラクターの回想シーンによって、1つに繋がるということですね。 いろんなところに伏線が張り巡らされていて、 「 あぁっ!! 」「 なるほど♪ 」「 ふむふむ 」の連続でした。 回想シーンだけでも面白いのに、他のキャラクターたちもとても面白かったです。 署長のクマさんの発言に対して、突込みがおやじギャグなペリカン刑事。 「 豚箱にぶち込むぞ 」と言えば、「 豚に失礼ですよ 」。 「 アホウドリ 」と言えば、「 鳥をバカにしてるんですか 」。 テンポいい会話が繰り広げられています。 呪いを掛けられたといって、ずっと歌い続けるヤギや、 情報を提供するかわりにお金を要求するヒツジ、その名もウールマーク(笑) などなど濃いキャラクターたちばかりでした。 ※ ここから先は、完全なるネタバレ(犯人言っちゃいますよ~)になります。 ご理解いただけた方だけお下がりください。 ニッキーによる事情聴取が行われ・・・・・・。 犯人は、容疑者4人それぞれの回想シーンに出てきた人物(人物?)ということに!! それは・・・・・・。 ウサギのボインゴでした!! 森を自分の物にしようと企んでいたのです。 ニッキーが最後に「 犯人はお前だ 」って指差すわけですが(そんなことしません/爆) 確かに一ウサギにしては、ボインゴの登場回数はかなりあったので、 ほとんどの方がわかったと思います。 ただ・・・・・・。 私を含めた(え゛?)多くの人は、声が智一さんってだけで、 犯人だってわかったと思うんですがね(爆) それにしてもボインゴ、すっごく可愛らしいウサギでした。 イイ子ぶってるときももちろん可愛いんですが、 悪の本性を表したときがたまらなく可愛いっ!! 表情の変化が素晴らしいです!! そして、 高笑いする姿なんて、抱きしめたくなっちゃった (やめろ) レッドと取っ組み合いをするときも素敵でしたね。 空手の技をなんと耳で止めるんです。 『御用』となったときは(時代劇かっ)可愛そうでしたが、 最後まで足掻き続けるところが悪役らしくてよかったです。 可愛いものには気をつけろってことですかね!!(え゛?) 事件解決後、ニッキーに仕事を手伝わないかと誘われたレッドたち。 『 ハッピーエンド=めでたしめでたし 』にする組織って一体・・・・・・。 終始、こちらの予想を裏切る展開で笑わせてもらいました。 本当はストレンヂアを観たかったのですが、ちょうどいい時間がなくてコレにしましたが、 観てよかったと思います。 とはいっても、あくまで私の感想なので、皆さんの意見と違ったらごめんなさい。 結構小心者なので、文句なしでお願いします(汗) 文章がハチャメチャですみませんでした。 ストレンヂアもまだやっていたら来週あたり観に行こうかな~♪ すでにパンフレットは購入済ですから(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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