東方見雲録

ギネス渡さない！倉吉・成徳小　25・61メートルちくわ記録更新　170人で焼き上げる（掲載日2013年09月30日）



世界一長いちくわのギネス記録を再び更新！倉吉市の成徳小学校子育てプロジェクト実行委員会は29日、同校で開かれた「せいとく祭り」で、昨年同校が樹立したギネス記録の更新に挑戦。児童や保護者、地域住民ら約１７０人が参加し、従来の記録を上回る25・61メートルのちくわを焼き上げた。

　世界一長いちくわのギネス記録は同校が持つ14・27メートルだったが、ことし７月に北海道網走市の網走青年団体連合会が21・52メートルのちくわを焼き上げ、ギネス記録の認定に申請。そこで同校は、25メートルのちくわ作りに挑戦した。

　ちくわは、鳥取県の特産品「あごちくわ」。高塚かまぼこ店（琴浦町）が約40キロのすりみを準備し、そのすりみをパイプをつないで作った心棒に巻いて炭火で約１時間かけて焼き上げた。

　焼き上がったちくわは心棒を抜いて長机に置いて計測。25・61メートルだったことが確認されると、見守っていた人たちから大きな歓声が沸いた。応援に駆け付けた平井伸治鳥取県知事らがギネス挑戦の証明書に署名し、１～２カ月後の認定の結果を待つことになった。

ねたを準備した同店の高塚新司常務（53）は「ほっとしている。この記録がしばらく破られないことを願っている」。実行委の山口明茂委員長（43）は「たくさんの人たちの協力で世界記録が達成できた。みんなで喜び合いたい」と笑顔で話していた。


引用サイト：こちら