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東方見雲録

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2024.07.16
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カテゴリ:郷土
500万円で落札「五輝星」ギネス記録更新(掲載日2019年12月24日)





国内のギネス認定機関「ギネスワールドレコーズジャパン」は23日、鳥取港で水揚げされて500万円で競り落とされた松葉ガニ「五輝星(いつきぼし)」が「セリで落札された最も高額なカニ」としてギネス世界記録に登録されたと発表した。昨年登録された200万円の記録を更新した。

 東京都内のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で開かれた発表会には平井伸治鳥取県知事のほか、芸人ガンバレルーヤのまひるさんとよしこさん、ひょっこりはんが駆け付けた。



 ギネス公式認定員が登録されたことを発表して認定証を手渡すと、平井知事は「世カニ一(世界一)になり、カニ謝カニ激(感謝感激)」と駄じゃれで喜びを表現。大山町出身のまひるさんは「県民の誇り。エビは食べ過ぎでアレルギーになったのでカニは適度に食べたい」と話し、会場の笑いを誘った。

 またインターネット動画で「カニトリ体操」を紹介して「蟹(カニ)取県ひょっこり班長」に任命されているひょっこりはんは、ギネス登録を記念して1月に始まる「カニ♪食べに行こう!キャンペーン」を紹介。「鳥取県には温泉もいっぱいある。ぜひ行っていただきたい」とPRした。


​世界最高額500万円のカニはどこへ行った​
2019/11/19 12:00
 日本海の冬の味覚を代表する松葉ガニ(ズワイガニの雄)のシーズンが到来した。なかでも鳥取県の最高級ブランドガニ「五輝星(いつきぼし)」は、厳しい基準をクリアした松葉ガニの王様。昨年の初競りで200万円で落札され、「競りで落札された最も高額なカニ」としてギネス世界記録に認定されると、今年は昨年を大幅に上回る500万円で競り落とされた。こうして毎年その価格が話題になるが、これら最高額のカニはその後、どこへ行ったのだろうか。
500万円落札の理由は…
 今月7日に鳥取市の鳥取港で開かれたズワイガニの初競り。五輝星の松葉ガニ1匹に500万円の値がつくと、場内がどよめいた。
 鳥取県が平成27年に認定を始めた「五輝星」。認定の基準は、甲幅が13・5センチ以上▽重さ1・2キログラム以上▽鮮やかな色合い-など5つ。昨年これらの基準を満たしたのは101匹で総水揚げ量のわずか0・02%だった。27年に最高70万円の値がつくと、翌年は130万円に高騰。29年は鳥取港の初競りでの水揚げがなかったものの昨年は200万円で落札されていた。
 「500万円のカニ」は甲羅の幅14・6センチ、重さ1・24キロ。落札したのは、鳥取市の仲買業者「かねまさ・浜下商店」で、同社直営店で2日間展示した後、今月4日に開店したばかりの割烹(かっぽう)料理店「銀座結絆(ゆいな)」(東京都中央区銀座7丁目)に卸された。
 店主の小林和紀さんによると、「仕事でお世話になった人に五輝星のカニでお礼をしたい」との注文が入り、「かねまさ・浜下商店」に落札を依頼したという。
 500万円のカニは入荷した9日の夜に出された。食べたのは経営者の男性2人。松葉ガニを使ったコースメニューは通常3万円だが、この日は別の五輝星のカニと合わせ、800万円のフルコースとして提供した。
 メニューは刺し身や焼きガニ、天ぷら、しゃぶしゃぶ、雑炊、炊き込みご飯など。客の目の前でさばいて出した小林さんは、500万円のカニについて「身詰まりが良く、身に弾力や張りがあった」とし、客2人も「ほぐしたときの身の量が普通のカニの倍だった」と話していたという。
 小林さんは「料理人冥利に尽きる。人生で一度しかない経験ができた」と振り返る。
寿命も「記録級」
 「世界一からは陥落したが、現役では一番高価な五輝星になる」。こう話すのは鳥取市の水族館「とっとり賀露(かろ)かにっこ館」の担当者。同館では、昨年の初セリで200万円で落札され「競りで落札された最も高額なカニ」としてギネス世界記録に認定されたカニがいる。500万円のカニと同じ「かねまさ・浜下商店」が落札し、その後、県に寄贈され、同館で生きたまま展示されている。
 試験操業で捕獲されたズワイガニが1つの水槽に約30匹入っているのに対し、200万円のカニは1匹で水槽を占有するVIP扱い。人が近づいてもほとんど身動きしない堂々とした態度は職員から「チャンピオン」と呼ばれている。
 タフさも王者だ。同館によると、捕獲されたカニが人工飼育で一年以上生存するのは極めて珍しい。開館当初からカニの飼育を担当する丸山将士さん(44)も「捕獲されたカニはダメージが大きく人工飼育は難しい」と打ち明ける。
 「200万円のカニ」も同館に来た直後はしばらく食欲がなかったが、施設改修で2週間休館したのを境に変化がみられた。「休館中は館内が真っ暗な状態。それからエサを食べるようになり、安定して飼えるようになった」と丸山さん。現在も水温を3度に設定するなど深海に近い環境で大事に育てられている。
慣れない環境でストレス
 これより以前の「最高額のカニ」はどうなったのか。
 70万円と130万円のカニは鳥取市の別の業者が落札して県に寄贈。ただ、70万円のカニは約2カ月、130万円のカニも半年ほどで死んだ。慣れない環境でストレスがたまったのが原因とみられている。現在はかにっこ館で剥製が展示されている。
 鳥取県はカニのシーズンに合せて「蟹取県」に改名し、観光キャンペーンを展開中。平井伸治知事は「鳥取県のカニがブランドとして、一流どころが高い値段をつけても買いたいというように変わってきた。(500万円の落札は)その弾みとなる瞬間だった」と話している。
引用サイト:産経新聞  ​こちら





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Last updated  2024.07.16 07:00:23
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