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カテゴリ:宙(そら)学入門
日テレNEWS NNN 日テレNEWS NNN © 日テレNEWS NNN 日本の南の海上では対流活動が活発になっていて、台風11号だけでなく“台風の卵”ともいえる熱帯低気圧や、まとまりつつある雲がみられます。小笠原の南にある熱帯低気圧は、今後もあまり発達しない予想です。 一方で、フィリピンの東にある雲は今後発達し、週後半には沖縄付近に進む可能性があります。週後半以降の天気に影響してくる可能性があります。9月は台風の発生数や日本への接近数が多い、まさに「台風シーズン」本番といえます。今後も最新の情報をこまめに確認するようにしてください。 引用サイト:こちら 海水温 引用サイト:気象庁 こちら 今夏の気温 今夏、日本の平均気温が昨夏と並び1位タイ…過去30年の平均値よりも1・76度高く 引用サイト:気象庁 こちら 気象庁「今年の暑さは異常気象だった」 引用サイト:こちら 気象庁は、今日10日「エルニーニョ監視速報」を発表しました。それによると、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態になっているとみられます。今後、秋にかけて平常の状態が続く可能性もありますが(40%)、ラニーニャ現象が発生する可能性の方がより高くなっているとのことです(60%)。ラニーニャ現象が発生すると猛暑となることが多いため注意が必要です。 引用サイト:こちら エルニーニョ現象が日本の天候へ影響を及ぼすメカニズム エルニーニョ現象が発生すると、西太平洋熱帯域の海面水温が低下し、西太平洋熱帯域で積乱雲の活動が不活発となります。このため日本付近では、夏季は太平洋高気圧の張り出しが弱くなり、気温が低く、日照時間が少なくなる傾向があります。また、西日本日本海側では降水量が多くなる傾向があります。冬季は西高東低の気圧配置が弱まり、気温が高くなる傾向があります。 ラニーニャ現象が日本の天候へ影響を及ぼすメカニズム ラニーニャ現象が発生すると、西太平洋熱帯域の海面水温が上昇し、西太平洋熱帯域で積乱雲の活動が活発となります。このため日本付近では、夏季は太平洋高気圧が北に張り出しやすくなり、気温が高くなる傾向があります。沖縄・奄美では南から湿った気流の影響を受けやすくなり、降水量が多くなる傾向があります。冬季は西高東低の気圧配置が強まり、気温が低くなる傾向があります。 インド洋熱帯域の海洋変動が日本の天候へ影響を及ぼすメカニズム 夏季にインド洋熱帯域で海面水温が高いと、インド洋全域で海面気圧が低めになり、赤道に沿って西太平洋まで低気圧場が伸張してくる傾向が見られます。このときフィリピンのミンダナオ島東方では、低気圧場に向かって吹く北東風偏差が発生、フィリピン付近を中心に下降流となり、積乱雲の活動が不活発になります。日本付近では太平洋高気圧の北への張り出しが弱くなり、北日本を中心に多雨・寡照となる傾向があり、沖縄・奄美では高温となる傾向が見られます。 インド洋熱帯域の海面水温は、エルニーニョ/ラニーニャ現象が発生すると、エルニーニョ監視海域の海面水温の変動に遅れて変動する傾向があります。このことから、エルニーニョ現象終息後の夏季に、北日本を中心に多雨・寡照、沖縄・奄美で高温となることがあります。また、ラニーニャ現象終了後の夏季に、その逆の傾向が現れますが、インド洋の海面水温が高い場合ほど顕著ではありません。 引用サイト:こちら 日本海新聞 0903 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.09.03 20:21:58
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