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東方見雲録

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2024.09.06
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カテゴリ:郷土


旧島根県斐川町(現出雲市斐川町)の職員として出雲村田製作所や島根富士通など数多くの企業誘致に関わった福間敏さん(故人)の伝記「ギリギリ公務員」(ハーベスト出版)が発刊される。
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福間さんは企業誘致担当として島根富士通、出雲村田製作所、島根島津など20社以上の誘致に携わり、2003年に国の「地域産業おこしに燃える人」に認定され、19年に68歳で亡くなった。

 後進育成にも熱心だった福間さんを慕う経済人の依頼で島根大法文学部の毎熊浩一教授(行政学)が執筆した。
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進出用地を確保するため、早朝から地権者を訪ね「子や孫の働く場をつくるために売ってごしならしまへんか」と口説いたことや、視察に訪れた企業役員に出雲神話や地名の由来といった地元の知識を伝え、興味を持ってもらったエピソードに触れる。

 執筆した毎熊教授は、福間さんと関係が深かった経済産業省のキャリア官僚の「愛情にあふれていたからみんなついていった。賢いことを言ったって、最後はついてこないじゃない、人間は」という福間評を引き、「接した多くの人が彼の魅力にはまり込んでいる。仕事や人付き合いに常に一生懸命な誠実さやその姿勢こそを学ぶべきだ」とした。

引用サイト:山陰中央新報  こちら

関連サイト:松江市で「雲州志士会 神在サミット」開催 地域活性化や次世代へ地域継承テーマに意見交換 山陰中央テレビ  こちら

松江市で開かれた雲州志士会神在サミットは、島根・鳥取両県を中心に若手経営者などが参加する「雲州志士会」が2016年から開いています。サミットでは、会の創設者で、合併前の旧斐川町の職員として富士通、村田製作所、島津製作所など多くの企業誘致に携わった故・福間敏さんの足跡をたどる本を伝記にした島根大学法文学部の毎熊浩一教授が講演しました。

島根大学法文学部・毎熊浩一教授:
「行政職員という集団とビジネスの世界とのお付き合い、その隙間にいた人である。だからこそ、創造性も発揮できたしちょっと変なこともたくさんされた」

また講師として招かれた一橋大学の関満博名誉教授が、当時の斐川町の企業誘致の成功例をあげながら、福間さんの実績を振り返りました。

一橋大学・関満博名誉教授:
「町村レベルで、このクラス(有名企業)を3つも誘致できたところは日本にないですよ、最大の成果を挙げている。誘致っていうのは、地元の熱意。地元の熱意がどれだけあるか」





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Last updated  2024.09.06 09:00:12
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