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東方見雲録

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2024.09.13
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カテゴリ:まちづくり

鳥取市気高町の浜村地区で、ススキロードの整備が進められている。景観整備と地域の魅力向上を目的に、同地区活性化委員会や地域住民有志が2022年から3カ年計画で取り組んでいる。関係者は「浜村がススキであふれる町に」と意気込み、さらなるススキエリアの拡大も視野に入れて整備に汗を流している。

 現在のススキロードは、同地区の市道沿い約200メートルのエリア。植えられているのは、糸のように細い葉や穂が風でよく揺れるのが特徴の「イトススキ」で、10月ごろに見頃を迎える。潮風や積雪にも強いため、海の近い同地区に適しているという。

 発起人は、同委員会景観づくり担当の山本典男さん(52)。造園会社を経営する山本さんは、ナチュラルガーデンマイスター認定者でもあり、景観整備の一環として3カ年計画で地区内にススキロードを整備することを決めた。

 山本さんは地域住民を対象に、ロードの整備に携わる「浜村ガーデンストリート」のメンバーを募集。ナチュラルガーデンに関する授業やテストなどを行いメンバー11人を選定した。

 メンバーはこの3年間で、株分けしながら約200メートル分のススキロードを整備しており、来春にはさらに200メートル分を植える予定。最終目標はさらに約420メートル先のヤサホーパーク頂上までだという。山本さんは「日々の景観がよくなるだけでなく、『ススキといえば浜村』というイメージが広まれば、観光面でもチャンスが生まれる」と期待する。

 浜村ガーデンストリートの福田政子会長(74)は整備済みのエリアについて、街路樹の伐採後は雑草が生え、景観が悪かったと説明。「ススキでさわやかな見栄えになった。ススキを目当てに県内外から来てもらえるよう、仲間を増やしながらしっかり整備していきたい」と意気込む。

 15日に同パークで開催される「気多のマルシェ」では、メンバーが育てたススキの株の販売も行う。福田会長は、「多くの人に育ててもらうことで、地域がススキであふれてほしい」と語った。(西田周平)


日本海新聞 0908

関連サイト:ナチュラルガーデンマイスター  こちら

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Last updated  2024.09.13 15:31:03
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