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東方見雲録

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2024.09.13
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カテゴリ:ランドスケープ

引用サイト:FNNプライムニュース こちら



【何が】「ロケット花火のような音が…」イチョウの“下敷き”で30代男性死亡 枝が突然落下…原因は“銀杏”? 東京・日野市
© FNNプライムオンライン

引用サイト:FNNプライムニュース  こちら


東京 日野 イチョウ枝落下 腐食なく枝の重みで折れたか

12日、東京・日野市にあるイチョウの木の枝が落下し、下敷きになった男性が死亡した事故で、警視庁が、現場で確認したところ、落ちた枝が腐食した様子はなく、みずからの重みで折れたとみられることがわかりました。
現場の緑地を管理する日野市は、「2か月前の点検では、異常は確認されなかった」としていて、警視庁は引き続き、原因の特定を進めています。

12日午後6時半すぎ、日野市多摩平の団地の近くにあるイチョウ並木の木の枝が落下し、下を歩いていた市内に住む36歳の男性が下敷きになって死亡しました。
これまでの調べで、1本のイチョウの木から長さ数メートルの枝が折れ、下の枝を巻き込みながら少なくともあわせて6本の枝が落下したことがわかっています。
さらに、警視庁が落下した枝や木の幹を現場で調べたところ、枝が腐食したり、葉が枯れたりしている様子はなく、みずからの重さで折れ、10メートル以上の高さから落ちたとみられることがわかったということです。
専門家によりますと、イチョウの木は、毎年9月中旬にかけてのこの時期に、実が成長し、枝が重くなるとされています。
日野市によりますと、イチョウの木がある緑地では、定期的に木の枝のせんていや、点検が行われていて、ことし7月にも職員が目視で点検を行っていましたが、「異常は確認されなかった」としています。
警視庁などは、引き続き、枝が折れた原因など詳しい状況を調べています。

【日野市「7月の点検では異常なかった」】
事故が起きた「多摩平第2緑地」を管理する日野市の担当課によりますと、1960年ごろから周辺に団地が形成され、少なくとも、その時期からイチョウ並木もあったとみられています。
2000年ごろから再開発が進められましたが、「並木を残してほしい」という市民の要望が強かったことから、景観を保全する形で、市が管理を続けてきたということです。
委託を受けた造園業者が、定期的に緑地の草刈りや枝のせんていを行っていて、市は、最近では、去年11月に、並木のせんていが行われたとしています。
また、並木には大木が多く、下部の枝に日光が当たらずに枯れやすい傾向があったことから、ことし7月に、市の職員が目視で点検を行い、倒木のおそれや枯れた枝が無いかを確認しましたが、市は、「その際に異常はみられなかった」と説明しています。
一方、「枝が伸び過ぎている」という市民からの苦情や相談が寄せられていたことから、イチョウの葉が落ちる秋以降をメドに、枝をせんていする時期について調整していたということです。
今回の事故を受け、日野市は市内の緑地に職員を出して、緊急点検を行なっているということです。
日野市の大坪冬彦市長は、「市が管理する敷地内の事故であり、ご本人とご家族に対し、深くおわび申し上げます。再発防止に向けて、全力で取り組んでまいります」とコメントしています。

【日本樹木医会理事「管理者が早めに対応を」】
13日午前、現地調査に訪れていた日本樹木医会の小林明理事は、イチョウの木は、毎年9月中旬のこの時期に実が大きくなり、枝が最も重くなるとした上で、「枝が折れたのは、実がなるメスの木で、実の重さで枝が落ちた可能性がある。イチョウは木の上部ほど多くの実が成りやすく、まず、いちばん上の枝が重みで折れて下の枝にぶつかり、下の枝が次々折れていったのではないか」と話しました。
そのうえで、「戦後の時期に植えられた木が大きくなり、倒れたり枝が折れたりするリスクは高まっている。樹木に人が巻き込まれる事故は、ほかにも起きていて、高くなりすぎたり、枝が横に広がりすぎたりしている場合は、行政などの管理者が早めに対応することが必要だ。住民も危険を感じるような場合には、管理者に伝えてほしい」と話していました。

【各地で相次ぐ事故】
倒木などによって、通行人が亡くなったり、けがをしたりする事故は、これまでにも全国各地で相次いでいます。
▽おととし8月には、鹿児島県曽於市の小学校の校庭で、樹齢160年を超えるイチョウの枝が折れて落下し、近くで草刈りをしていた校長が下敷きとなり、死亡する事故がありました。
▽去年4月には、神奈川県相模原市のキャンプ場で、木が根元から折れてテントを直撃し、中にいた29歳の女性が死亡、夫が胸の骨を折るなどの大けがをしました。
▽去年5月には、青森県十和田市の国道で、倒れた木に通りかかった車がぶつかり、運転していた80代の男性が死亡しました。
▽ことし4月には、京都市東山区の清水寺に近い通称、産寧坂で桜の木が倒れ、60代の男性1人が下敷きになり腰の骨を折るなどの大けがをしています。

【街路樹の倒木 全国で年間平均約5200本】
ここ数年、全国で街路樹が倒れる事故が相次いだことを受けて、去年、国は初めて、全国調査しました。
その結果、おととしまでの5年間に、国や都道府県などが管理する道路の街路樹のうち、1年間に平均でおよそ5200本の倒木が確認されたということです。
このうち、▽強風などが原因とされたのが、およそ3700本、▽木の老朽化や根腐れなどが原因とされたのは、およそ1500本でした。

【国交相「各公園の管理者に注意喚起したい」】
東京・日野市で、イチョウの木の枝が落下し、下敷きになった男性が死亡した事故を受け、斉藤国土交通大臣は、13日の閣議のあとの会見で、「お亡くなりになった方に心からお悔やみ申し上げます。樹木が日野市が管理する都市公園内にあることから事実関係などを把握し、各公園の管理者に対し、必要な注意喚起を行っていきたい」と述べました。
そのうえで、「昨年の春ごろ、広島でも大きな街路樹が倒れてけがをする方がいました。それを受けて国土交通省の道路局で注意喚起をしましたが、今回、死亡事故という大変重たい事態になりました。どのような形で樹木管理を行っていけばよいか考えさせていただきたい」と話しました。
引用サイト:こちら

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Last updated  2024.09.14 06:07:37
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