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カテゴリ:日本代表いろいろ
日本代表の今年最初の公式戦となったアジア・カップ最終予選A組のイエメン戦は20日、熊本県民総合運動公園陸上競技場で行われ、日本は2―1で競り勝ち、白星発進した。熊本県では初となるフル代表の試合に入場券は前売りで完売し、3万654人の観衆が詰め掛けた。
1月20日(火) AFCアジアカップ2011カタール 予選Aグループ第1戦 日本代表 2 - 1 イエメン代表 (19:20/熊本/30,654人) 28 - 01 SHOOT(※イエメンの決定力は100%) 01 - 21 GK 12 - 00 CK 00 - 00 PK 73 - 27 KEEP% 得点者 07' 岡崎慎司(日本代表) 46' ザヘル・ファリド(イエメン代表) 64' 田中達也(日本代表) ●岡田武史監督(日本代表) 「選手は試合前から非常にやる気に満ちていて、モチベーションが高かったので今日はかなりハードワークしてくれると思っていた。確かに、非常にハードワークもしてくれたし、やる気があったが、立ち上がりで簡単に点を取れたことと、相手がダブルリベロのような感じでDFを固めてきたために、中盤やサイドバックがフリーになるということで、簡単にできるような気になってきて、だんだん一発狙いや、強引な突破が増えてきた。 それと共に、やる気が裏目に出て、中盤から物凄いスピードアップしてしまってミスが出たり、そのままのスピードでいって最後に詰まってしまうという形がでてしまった。 後半立ち上がりに1点取られて、正直あまり策を打ちたくはなかったが、自分たちで解決できそうになかったので、システムを変えて中盤を厚くする形にしたら、だいぶ流れが出てきた。 しかし相手も国を代表するチームだし、そう簡単にはいかない。入ったと思うシュートでもかき出される。これが公式戦というものだと思う。そういう意味では、経験が少ない選手たちがその厳しさを分かっただろうし、ボールを持ってから何かしようというのでは遅いということも分かったと思う。 その上で、勝点3を取ってくれたということで、私としては満足している。まだやらなくてはいけないことが多いのは分かっているが、1月10日から、恐らくオフの間も練習してきてキャンプに臨んでくれて、そしてここで結果を残してくれた選手たちに感謝したいと思う。 (巻選手を投入した意図と、評価は?)後半、相手が1点とったことで引いて固めてきたので、中央は突破が難しくサイドからになると。中盤をダイヤモンドにしたことで、サイドバックがかなり上がれるようになってクロスが入るようになったので、巻の高さとクロスボールに突っ込む迫力が活きるだろうということ。 ご覧の通りすぐのCKもそうだし、彼が飛び込んでくれることで相手も混乱していたと思う。こういう拮抗した試合では経験のある選手はありがたい。そういう意味で今日の彼のプレーには満足している。 (岡崎選手の評価と、若い選手がコンセプトを学んだことの意義は?)岡崎は、今日4点くらいバーやポストに当てていたので、試合が終わって『ハットトリックだったね』とみんなにいわれていたが、彼はああいうクロスに入っていくものを持っているだけではない。若い選手は足元にボールを持ってから何かをしようとする選手が多いが、岡崎はボールを受ける前に動ける選手。そういう意味で彼の存在は大きかった。点は1点しかとらなかったが、非常に大きかった。 学ぶといわれても、僕は教えているわけでもないんですが、少なくともボールを取られた瞬間にDFに入る切り替えの早さ、下がらずに取り返しに出て行くところは、ほとんどの選手が理解してやってくれた。それは大きな収穫だったと思う」 ●岡崎慎司選手(清水) 「(代表初ゴールについては)達也(田中)さんがいいボールをくれたので。入って良かったです。あそこはとりあえずクリアされないように入るつもりだったので、相手より先に触ろうということだけ考えていたいた。触れてよかったです。(ゆりかごダンスは)決めたらゆりかごをやると言っていたので、自分が決められたのはよかった。初ゴールは気持ち的にここからスタートするという意味で勢いに入れるし、自信にもなる。シュートを外しすぎて、もっと決められていたというのはある。もっと体力もつけていかないと。」 ●中村憲剛選手(川崎F) 「幸先良く1点を取ったので、逆に余裕が出てしまった。テンポが悪くなり、持てる分持ちすぎてしまった。サイドチェンジをした後にスピードを上げたくなるんですが、そこでミスが多くなるので、もう一度サイドチェンジ出来ていれば良かったと思う。 (イエメンのディフェンスが)2人後ろで余るのはあまり見たことがなかった。ミドルから打っても出てこない。これは難しいと思ってやっていた。そこで焦れずにサイドチェンジを繰り返して相手(のスペース)が空くのを待ってやるべきだった。それをすることでリズムが出てきた。 相手が引くとパスを出しにくくなる。そこを工夫してやればよかった。ダイレクトが入ると相手(のマーク)も剥がれてくる。ただ、ダイレクトばかりだとミスが出る。そこはスピードとのメリハリが必要になる。相手がマンツーマンで来ているのもあったが、お互いの距離が離れてしまい、ポンポンというパスワークが無かった。ポーンポーンという感じでした。止めて出すという場面が多かった。 (得点を)取れるところで取れなかった。自分たちで首を絞めてしまった。チャンスはあっただけにね。崩しのパスまでは出せていたと思う。ただ、指宿からやってきたこのメンバーで勝つのが大事だった。Aマッチという少し違った厳しさも経験できたと思う。 (キャプテンマークを巻いたことについては)そうそう経験できるものではない。だからといって特別なわけではなかったです。何で自分がここに呼ばれているのかを思い出してプレーしていました。ただ、クラブとはまた違った重みはありました」 個人的には「勝った」以外にあまり収穫を見出せなかった試合です。 岡崎と達也が良かったぐらいかな。 あと巻の動き方も良かった。 逆に香川、青木に不満。 香川はテクニックはあるけど日本代表にはまだ早い。 香川より上の選手がJ1にいないのなら仕方がないけれど、 香川以上の選手がいるのにわざわざJ2から招集しなくてもいいと思う。 憲剛、内田はまだコンディションが出来てない感じ。 特に内田はミスパスが多かったね。 乾と金崎はあせり過ぎ。もうちょっと落ち着こう。 やっぱり日本代表には 玉田が必要だね。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年01月21日 19時45分09秒
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