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心が痛んだ3週間でした。 耳に目に入ってくる情報、すべてが悲しくてつらくて、しんどい。 そんな21日間でした。 あの日、14時46分、私はいつものように会社のデスクに座って仕事をしていました。 あ、少し揺れてるな、と思っていたら、徐々にその揺れは大きくなり、 最後にはミーシ、ミーシとビル全体がまるで船のように揺れました。 阪神淡路大震災は、京都のはしっこで体験し、あのときもそれまで体験したことにない 強い揺れに恐怖でいっぱいになりましたが、 今回はその時の経験も重なって、「この揺れはまずい、やばいことになる」と思いました。 でも、現実は、その私の想像をはるかに、はるかに上回ったのでした。 東北、北関東の沿岸部を襲った大津波。 猛然と大波があれよ、あれよと言う間に、広大な土地を飲み込み、 同じ日本のたくさんのたくさんの人々があっという間に命を失った。 まるで、戦後の焼け野原のようになってしまった、津波の水が引いた跡。 こんなことがあっていいのか、と、テレビに映し出される光景にただただ涙するばかりでした。 そして、福島の原発が史上3番目の深刻な大事故を引き起こしました。 放射線汚染という、未知の恐怖はいまだ払拭されていません。 今朝のニュースで、アメリカの政治家のどなたかが「日本は残念ながら貧しい国になる」と 言ったことを知りました。 悔しいです。そんなことになってたまるか、と思いました。 なので、心の痛みはこの21日間で捨て、明日からは復興に向けてがんばりたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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