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カテゴリ:おっかけている漫画群
こんちは、かもしだ(元モノワイヤー)です。しゅぱっ!
最早、書店に並ぶことが珍しくなった超人ロックシリーズですが、アマゾンで「冬の虹」全3巻と「久遠の瞳」全3巻を購読、読み終えました。 このところのロック購入は全てアマゾンです。楽天ブックスは、レア本弱いです。ついでに士郎正宗の2006年カレンダー買いましたが、全て今までの焼き直しで新作は入ってませんでした。青心社のカレンダーじゃなかったので怪しかったのですが、はめられました。ぐふう。 それは、ともかく、新刊と言うには少々日が経ちすぎてますので、紹介というのもアレですが、「冬の虹」はおそらくかなり現代に近い設定のエピソードで、ロックが生身っぽくて超能力もイマイチこなれてないのが清々しく良い感じです。 クラークが「楽園の泉」で取り上げられた軌道エレベーターの開発とその利権を巡る各国の争いが物語の軸でしたが、実写で映画化しても十分迫力ある読み応えのあるストーリーでした。ロックシリーズの中でも完成度の高いモノだと思います。 また、科学設定もある程度しっかりしてるのが聖作品のよいところです。大気圏外で接続のジョイントをするとか、「気」と「重力制御」を同じまな板に乗せて物語を進めて行くところなんかはゾクゾクしました。光の圧力でエレベーターを持ち上げる時電力が足りず、廃船になった原子力空母を持ってくるところもナイスでした。 ま、実写での映画化はないでしょうが。 あえて「U国Sバレー」という伏せ字で地名を表記してますが、素直に「アメリカ合衆国シリコンバレー」でよかったような気もします。 最後までタイトルの意味がわかりませんでした。何か仕掛けがあるのかもしれんなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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