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カテゴリ:映画
こんちは、かもしだ(元keep)です。ごしごし、けしけし。
英語にすると今ひとつ、ですね、「3丁目の夕日」 alwaysという副題も今ひとつと言えば今ひとつ。 で、先々週、息子と観に行ったのですが、結構よかったです。北の国からの雰囲気が少し抜けてて、ちゃんと茶川さんらしく演じてましたし、鈴木オートの社長もそれっぽかったです。 役者さんがもともと持っているキャラというか、はまり役というか、そういうのとは別次元でキャスティングしてて、それはおそらく役者さんたちも演じる上で大変だったろうな、とか思いつつも、「これぞ映画!」と架空の世界を堪能させてもらいました。 原作の六さんが、堀北の六ちゃんになってたのは驚きですが、映画の中のシチュエーション的には全く無理が無く、代えって新鮮でした。津軽弁はところどころミスがありましたが、新人俳優さんの台詞としては及第点かもしれません。ベテランの人の津軽弁もネイティブから聞くと全然おかしいので。 CGは、とても良い感じです。エンディングのCGも効果的でした。そういえば、近所の文房具屋に洗濯ばさみでつるされて売ってたなあ、とか思ったりして、懐かしくなりました。 おそらくあの頃は、占領下時代の色がまだまだ濃く、止まれの標識も英語で「STOP」でしたでしょうし、徐行も「SLOW」だったと記憶してます。空襲で家族を失ったヒトのひとりぼっちで苦悩するエピソードもさりげなく盛り込まれ、子どもたちも子どもたちなりに、精一杯大人になろうと無理する雰囲気とその周りの「家族」の存在感、そして若年労働力の不足を集団就職でまかなっていたあの時代の東京をかなり正確に描いたのではないかな、と思いました。 今こそ軒先の長い、誰でも雨宿りのできる家が多く建って欲しいですね。そんなちょっと筋違いな事を思いながら、続編制作希望。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.11.26 12:23:10
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