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カテゴリ:映画
こんちわ、かもしだ(元択捉島の黒毛和牛)です。ぐどらすとびーちぇ。
ピアーズ・プロスナン主演の社会派実話ドラマ映画です。時代設定への突っ込みが甘い(時々現代?って雰囲気あり)感じはありましたが、最近のアイルランドにはこういう事件(というか出来事)があったのだなあ、と改めて思った次第。ある意味、プロスナンも快演でした。 子役のエブリンが、キルスティン・ダンスト(よくみりゃスゴイ語感の名前だな)9才って感じで、現実にその辺に居そうでいい感じでした。 いつの時代も、弱者は切り捨てられそうになる運命に晒されているし、いつの時代もそのことを良しとしない考え(っぽい、ものも含めて)があるんだなあ、と感じた次第です。ま、ど感動したわけでもないですし、それ以上でもそれ以下でもないんですが。 んで、 徹子の部屋で、保阪尚希が出演してましたが、彼は小学校上がった時に、両親を事故で亡くしてるんですね。 いろいろと苦労してきたようですが、それを淡々と語る様子に少し違和感を覚えました。何かまだ無理してる感じ。自己制御できてるようで、じつはちっともうまくいってない、そんな感じ。彼が離婚後、少しワイルドな雰囲気でバラエティ番組に出てた時期があったんですが、クールな感じを装っていても、多分あの時期は相当にまいってたんでしょうな、きっと。 映画の内容とちょっとかぶるんですが、人間形成の大事な時期に両親と離れて暮らさなくてはならなかったり、親との十分な接触がなかった子どもは、どこか醒めたニンゲンになってしまうのかもしれません。 いやいや、そういう境遇だけど暖かいヤツしってるよ!というヒトもいるでしょうし、逆も当然あるかもしれませんが、親からの「お前を精一杯みとめるぜ!」光線をあびて少年期を過ごせたかどうかは、やはり後の人間形成に大きな影響を及ぼすと思うのです。 過保護、とは別の意味で。 戦争によって、とか、時代に翻弄されて、とか、事故で、とか、やむを得ずそんな状態になっちゃう子どもが増えるような世界にはしたくないモンですな。 あ、もうなりかけてるかも。日本。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.02.07 23:51:21
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