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カテゴリ:おっかけている漫画群
最近、「あずみ」を買うのをやめました。いつまで続くかわからんからです。
作品のレベルは高くてよいんですが、映画化された後は一時ほどの面白さを感じなくなりました。 現在は、「プルートー」と「ムーンライトマイル」と「無限の住人」と「ガンツ」と、星野之宣さんの作品と士郎正宗の作品ぐらいです。 で、表題のマンガ。 半年ぐらい前から、書店で平積みされてたので、「あ、メカとキャラがうまいなあ」と思ってたんですが、先日「第5巻、第0巻同時発売」とかわけわからんキャッチがついていて、さらに気になってました。 巨大ロボットものは、最近の特撮でも当たりはずれが多くて、ましてや今時のアニメ系の画質のマンガでは、どんなもんかなと思ってたんですが、勢いで第1巻を購入しました。 感想は「まあまあ」、です。 帯に「青春群像」云々とあったので、学校系のストーリーと想像してましたが、まさにその通りで、第1巻では、主人公を取り巻く社会や家族も警察も自衛隊も一切登場しません。 画力はとても高く、カメラワーク(コマ運びとコマの構図)もセオリーが守られて見やすく、躍動感のある動きのある場面と主人公の心象を表現する静止構図が緩急良く配置され、いい感じですが、ストーリーが進むに従って、リアルさのバランスが崩れていってます。 力を持つ、イコール弱い者を虐げる。という構図を、巨大ロボット操縦に重ねたのは古くて新しい感じがします。 空に聳えるクロガネの城、巨大ロボットはヒトを殺めない、中に搭乗するニンゲンが殺人や破壊の因子(ファクター)だ、という設定は素敵です。そういや、そうだよな。 安彦良和の巨神ゴーグを思い出しちゃったよ。ぐふふ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.02.25 00:03:46
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