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カテゴリ:たびゆき(旅行)
間が空きましたが、ロンドンの3日目です。
従姉の家から、あらかじめツアーのサービスに組み込まれていたゾーン1,2のチケットを使い、大英博物館へ。British Museumというんですね。大英の「大」は、Great BritenのGreatの意味と植民地時代の巨大さを日本が敬意を持ってつけた敬称ですね。最早、英国博物館でもいいわけですので。 あまりにも大きいので、最初から、エジプトに絞って見ることにしました。 有名なヒエログリフやエジプトの楽器や、みたことのある神を形取った容器、ミイラの本物や骸骨や乾燥した古代の死体などが陳列されていました。 あまりミイラは得意じゃないので、最初気持ちが悪かったのですが、宝石など見てがんばって過ごしました。 ギリシャのパルテノン神殿の三角形の軒の部分から失敬してきた本物も、綺麗に陳列していました。 「ギリシャでは近くの住民が、出土する貴重な彫刻や神殿を削って自分の家の庭の塀とかに使っていた。だから、占領した際に、貴重な遺産を全て保管する、という意味でイギリス本国に運んだのである。文化遺産の略奪ではないのだ。」というイギリス側の意見だそうです。一理あるかな。さっさと返せば、さらに説得力あるかも。 で、地下鉄で移動して、セントポール寺院の横を通り、ミレニアムブリッジへ。 完成直後、揺れすぎて修復工事をすぐに実施したあれです。とても、きれいな橋でした。構造上、なのか両側の手すりが低く見晴らしのよい橋でした。いろいろな国のヒトが渡ってましたし、テムズ河にはひっきりなしにマイクでガンガン説明する声のする遊覧船が行き交っていました。 橋を渡ってテート・モダンという現代美術館へ。どこもかしこも入場無料です。でも、館の中のレストランとか高いです。物価が高いです。£高に加え、何せ消費税が17.5%なので。 テート・モダンには、バラバラッと総覧的に現代美術作家の作品が飾られてました。最も現代美術っぽかったのは、この建物自体です。かつて工場だった様子が、そこかしこの動かなくなった機械類で偲ばれグレーな感じがかっこよかったです。私の現代美術の基準は今のところとどのつまり「かっこよさ」です。 ダリの展覧会は、企画展のため入場料がかかるので見ませんでした。 ずっと、歩きづくめで、寝不足と寝泊まりするための荷物を持っての移動のため、ダイブ体力を消耗しました。へとへとのまま、一旦ホテルへ戻り、シャワー。 6時半開演のライシアムシアターへ間に合うように、余裕を持って地下鉄に乗りましたが、降りたコベントガーデン駅がなんと「降りる専用駅」で、しかも、超地底駅。螺旋階段7,8階分をぐるぐる上がってやっと地表にでることが出来ました。 この時点で体力ゲージは、ほぼ0でした。 劇場横のレストランで待っててくれた従姉家族と軽めの夕食を取りました。トマトスープがやたら美味しかったです。最早流動食がうれしいレベルの体力でした。天ぷらは美味しかったのですが、残してしまいました。残念。 観劇したのは、「ライオンキング」。 日本で私は、劇団四季で3回見てますので、うつらうつらと眠ってしまったところもあったのですが、やはり面白かったです。伝統的な古い劇場に設えられた動きのあるセットは「イギリス」という感じでしたし、俳優の台詞や雰囲気もほとんど同じでしたが、笑いどころやカーテンコールが違ったように感じました。台詞は早くジョークの意味もほとんどわかりませんでしたが、楽しむことができました。 帰りは従姉の旦那の車で、帰宅。びかびか光っているハロッズやくらーいハイドパークなど、ロンドンの町の夜景を眺めながら帰途に着きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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