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かもしだ★はやを♪の機械系日誌   パワードスーツ・コム

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2008.02.05
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カテゴリ:たびゆき(旅行)
2月2日午後、東京。風はややつめたいものの、歩き回るには良いコンディション。

夕方の新幹線に間に合えば、それでよし、という気楽な午後1時である。目標は神田の古書店街。

出発地は、新宿。地図無し。以前神田の駅前のホテルに泊まったとき聞いた、「古書店街は神田駅の近くではない」という知識が在るのみ。

上京すると、こういう楽しみがある。わくわくする。一人オリエンテーリングだ。
人見知りしやすい自分なりに、余程のことが無い限り、現地のヒトやケイサツのご厄介にならない、というルールを心に秘めておく。秘めておくので、別にルール破っても誰にもわからない。かなり、いい加減だ。

中央線は、快速に乗り、お茶の水で降りた。神田の手前だ。多分、この辺りがスタートとしては妥当だろう。快速は水道橋をすっ飛ばしたので、線路沿いに戻れば水道橋のはずだ。まあ、それはどうでもいい。

駅から出て、マップを見つける。ううむ、「神田」はあるが、「古書店街」は乗っていない。うむ、そうだろう、そのような地名はおそらく俗称であるだろうから。

とりあえず、水道橋方面に歩き始める。やや、上り坂。三楽病院前、というか裏を通過すると、少し人混みが消えてきた。この辺は、ニンゲンがあまり住んでないのだな、と勝手に判断。

水道橋駅まで行かずに、白山通りに出て、また、マップを探す。

お、老夫婦がマップを占領している。あの方々も旅人なのだろうな。お達者で。マップの前をどいてくれたので、じっくり見る。ここは、三崎町というらしい。西神田という地名が登場した。お、近いのか?

とりあえず、西神田に向かうことにして、白山通りを横切る。西神田の交差点で古書店街は神保町にあるというマップ発見。やた。

専修大前の交差点まで、ズンズン歩く。歩くが、街角事に警官さんがいる。何か、VIPでも通過しそうな、そんなポジショニングだ。裏通りの小さな角にも、ちらちらと機動隊っぽい服装の方がいる。ううう、なんか怖くなってきた。職務質問されたらどうしよう、素直に「迷ってます」と答えようか?いや、それでは自分のルールに負けてしまう、ああ、そんなこと考えながら歩いてたら顔が険しくなってきた。ますます、職質されそうな雰囲気だ。いかん、いかんぞ。

集英社ビルの横を通過し、ますます、ケイサツの方の数が増えてくる。ああ、引き返そうか、いや、ここで引き返すと返って怪しまれるかも。それよりも、古書店街に行き着けない。

と、横をマラソンの練習か、ジョギングのカップルがすーっと通り過ぎ、ケイサツの方の間をひょいひょいと抜けていく。あん?一般人はケイサツの方には見えないのかもしれない、と思い直し、「自分は普通」オーラを出しながら、ケイサツの方の脇をするするすり抜け、共立女子大の裏手へ駒を進めた。

「試験中につき静かにしてね」という、毅然としたカンバンが立っておる。そうか、ケイサツの方はそのためにいるのかな?一大学の入試ごときにあれほどの人員を配置するわけがないな。

わからんが、また、白山通りに出てしまった。マップを発見し、古書店街を探す。あったぞ。すぐ近くだ。最早、この時点で、ダイブ歩いている。おそらく、10000歩は軽いだろう。マップには、交番を左に曲がると古書店街って、書いてある。あ、交番が見えるぞ。

「私たちはみな、神の子なのです~」交番から聞いたことのない演説が。あ、交番じゃないぞ。一つ手前の地味な方が交番じゃった。とって返して、交番左折。

ううむ、マップどおりなら、この辺で古本が唸るほどあるはずだが、普通の裏町だ。角事にケイサツの方がいて、こちらをみながら無線で何か連絡している。

やびゃい、やびゃいぞ、おれ。界隈をうろうろしていることを、通報された?
ごめんなさ~い、迷ってただけなんす。マップがわるいんす。田舎モノいじめて何が面白いんですか。

葛藤しながら、右をみると、たしか靖国通りという車通りの激しい通りが見えた。
「寄らば、大樹の陰。」ならば、「ゆかば、大通り。」昔のヒトはいいことをいう。諺は、自分をコントロールする非常に便利なツールだ。いい加減だけど。これで、大通りまで堂々と歩ける。

大通りに出るといきなり、古書店街が姿を現した。

やほー、目標達成なり。一件目間違って、中国の専門店に入り、ちんぷんかんぷん。2件目、岩波専門店に入ったら、突然、街宣車が靖国通りに4,5台連なって現れました。

ああ、そうか、ケイサツの方は、この方々のために、待機しておられたのだな。何故か、敬語。街宣車の方のたぶん100dbのシュプレヒコールも、ケイサツの方のバリケードも、田舎モンには、別世界である。いい体験した。

結局、甲野さんと養老さんの対談本と岩波の接着についての本を買って、近くのJR目指すことにした。白山通りまっすぐ行ったら、水道橋駅だった。意外と近い。

足は、ほぼ棒になったが、目的を達した満足感と、滅多にみられない光景を目にした感動で心が一杯になった。この程度でワタシは、OKなのだ、ということもわかった。

DSでロールプレイゲームやるより、都内クエストだな。これからは。









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最終更新日  2008.02.05 20:01:56
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