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カテゴリ:せるふ・こんとろーる
想像してください。
アナタは現在、ダイブ苦しい状況に置かれています。 心身共に疲れ切っています。 腰の少し上が、むずがゆいので、首をひねって見てみたら、シャツの裾から、細いコードが後方に伸びています。 そう、プレステのコントローラーのコードっぽいやつ。 シャツをまくり上げると、コードはアナタのカラダの中から出ています。 何故か、コードに触ろうとしても、うまく触れません。しかも、抜くと痛そうです。 コードはずっと遠方まで続いており、そのコードの先の靄の彼方に、なにやら人影らしきものが見えます。 その人影は、凝視すると、もやってしまうのですが、視界を少しはずすと、ぼんやりと何をやっているか見えてきました。 その人影は、あなたのカラダから伸びたコードの先のコントローラーを操作しています。 指先の動きは、アナタの動きと同調しているようです。 アナタは、自分の意志で動いているつもりでしたが、その人影に操作されていました。 その人影は、器用にコントローラーをもう一つ操作していました。 その人影の、後方にも、遠方に伸びるコードが見えました。更にその向こうに、また人影が… そこまで、見えたところで、首がぐいっと、前を向き、後ろを振り返ることができなくなりました。 その時、アナタの目の前にうすぼんやりと、2つのコントローラーが見えてきました。 アナタは手を伸ばして、コントローラーを掴みますか? それとも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.07.14 21:31:19
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