3月に入ってからケッコー暖かい。
春に向けて季節の移ろいに過給掛かってる感じ。
コロナで減収続きの我が家としては
暖房費が厳しいので暖かくなるのは誠に嬉しい!
だが趣味の「雪山歩き」が出来なくなるのが寂しいな。
夏山も好きだけど、凛とした冷気の中で迎える日の出は
夏山には無い特別な何かを強く感じる。
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●穏やかそうに見えるけど、実は爆風の浅間山。
稜線上にいる人は皆「耐風姿勢」を取る。足下の砂粒がバチバチと
顔に飛んでくる勢いなので、アイゼン必須の指導が行われている。
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・・・って事で、冬山に興味持っている人は多いけど
技術的や費用的に手が出せないでいる人も多い。
けど実際どのくらいお金が掛ったんだろう。
「俺的に」
冬場の休日があまり無い&連休がなかなか無い私は
夏山以外は日帰り登山が中心。それも標高2,000mから
2,500mほどの日帰り初級〜中級雪山だけ。
北アルプスでいえば、有名な唐松岳、爺ヶ岳、燕岳、蝶ケ岳。
私の住む長野の北の方だと、妙高、黒姫、飯縄山。
四阿山に根子岳、浅間山。八ケ岳だと蓼科、天狗に硫黄な感じ。
夏装備と共用出来ない部分だと、冬用の登山靴に滑り止めの
アイゼンやピッケル。意外にウェア類にお金が掛かる。
まず靴は登る標高に応じてランクがあるけど、そんなに高い山には
行かないよ…って事で往復6時間ぐらいで険しいトコロが無ければ
スカルパのマンタテックが安い&軽い!
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お値段は4万2千円前後。冬山用ではとても安い!
アイゼンも12爪が装薬出来ますし、テスターの話では
アイスクライミングなどの氷への蹴り込みもOKと。
このマンタテックは軽いので12爪アイゼン付けても
然程辛さは感じないと思います、思いました(私感です)
かつ保温性もソコソコある。私も履いた。歩いている分には
然程寒さは感じなかった。(−20度環境下)
もっとも靴下は厚めのメリノウール製、インソールも純正から
保温性が高く暖かいと言われているアウトラスト社の保温技術が
突っ込まれたスーパーフィートのレッドホットに変えていた。
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このインソールの実売価格が7千円+αてな感じ。
純正インソールから少し肉厚なので甲高な人は窮屈さを
感じるかもね。
靴下はスマートウールのマウンテニアリングを愛用中。
夏場のサポートソックスのような締めつけは無いけど
最厚手なだけに暖かさに加えクッション性もよく手放せない。
SmartWool(スマートウール) マウンテニアリング/チャコールヘザー/L SW71208アウトドアウェア 男性用ソックス ソックス メンズウェア 靴下 男性用 おうちキャンプ ベランピング
価格は2千4百円ぐらい。
靴下はケチッちゃ駄目!薄い靴下を二重履きするより暖かな
厚い靴下1枚の方が圧倒的に暖かい。
「mont-bell製品の方が安いんじゃない?」
・・・という声もありますが、、、、、
モンベルの「メリノウール エクスペディションソックス」という
製品は3千円とスマートウールより高い。(持ってます)
暖かいんだけど毛玉になり易いかな。編み込みの強さ(締めつけ)は
スマートウールより強い(私感です)
あと足下は雪がパンツ(ズボン)の裾から中に入り込まないようにする
ゲイターが欲しい。腰まで浸かる雪山でのラッセルをするには
必需品。「そんな雪山行かないよ」と言っても低山でも時期によっちゃ
そんな事もありますから、持っていて損は無い。
お奨めはやはり機能と実績のアウトドアリサーチのクロコ…かな。
アウトドアリサーチ メンズ クロコゲイター M’s Crocodile Gaiters 19842541 OUTDOOR RESEARCH OR19842541 国内正規品
ゲイターがあるとまず足首が暖かい。いや言い過ぎか・・・・
冷たくない、だな。
でクロコゲイターは大きいけど丈夫!アイゼンの爪を引っ掛けても
そうそう破れない!(妻が雪山で実証実験済み(汗))
で、カッコいい! しかし長いから短足には辛い・・・・。
雪用のゲイターは凍結を防ぐためにジッパー(ファスナー)を
浸かっていない。面テープ(ベルクロ/マジックテープ)で
左右を合わせる。
このクロコゲイターの実売は9千7百円ぐらい。
これまでの足下だけで5万5千円ぐらい。(インソール除く)
一般的な冬靴の価格で足下一式は揃えられる。
アイゼンはチェーンスパイクは既に持っているとすれば
12爪(12本アイゼン)を買うぐらいかな。
私はグリベルが好きなので、エアーテック12爪ニューマチックを
使っているけど、話ではペツルのスノープレートが優秀で
雪玉がとても付き難い、という話を聞いた。
ペツル イルビス LLU (アイゼン クランポン) T03ALLU
爪はあまり長くない方が歩きやすい。
アイゼンが必要なトコで引っ掛けて倒れると最悪「死ぬ」
アイゼンは自分の技術と登る山(登れる山」との相談で
決めなきゃ事故につながるから慎重に、、慎重に、、、、。
まぁペツルがスカルパに合うかどうかは判らない。
グリベルはマッチしました。
という事で、初級冬山準備「足下編」の予算は7万4千円。
やっぱり高いなぁ(笑)