うちの課員が抜かれる2
サラリーマンにとって絶対的な効力がある会社命令!よっぽど不当な命令でもない限り、聞き入れなければなりません。その命令に従うのが嫌なら、会社を辞めるしかない。その会社命令により、課の移動を命じられたM君それを伝えるべくM君の家へなかなかいいところに住んでいます。Y「うちより広いな、それに結構きれいにしてるじゃん」Y「でさ、常務のとこでM君をくれって言った来たんだよね。それはだめだって抵抗したんだけど、結局押し切られた。俺の力不足のせいでM君を守れなかったのが辛い・・・」M君「まあ、会社命令ですからしょうがないですけど、辞めるかもしれませんね」あーあ、やっぱりそう言う発言が飛び出しますか、ある程度予想は出来ましたが、実際に聞かされると衝撃的です。辞めなければならない状況に追い込まれる前に、俺でもいいし係長でもいいので相談して欲しいと伝えた。本人は、しょうがないですねと言いながらも、かなりのショックを受けている様子です。次の日、事業会議にて人事発表、M君の件については、みんな過去の事情をしっているため驚きの様子。結局のところ人事権のあるお偉いさんが自分たちの都合でわがままを通した訳ですから。このままいつまでも好き勝手が出来ると思うなよ、そのうちもう少し力を付けたなら、あなた達に引導を渡してやる!最近やる気の失せていた私ですが、頑張らなければと思った次第です。その後の飲み会は、M君を含む5、6人で飲んでいたのですがM君が帰り際にM君「困ったら相談しますから、その時はよろしくお願いします。たすけてください」Y「わかった!本当に辛くなる前に相談してくれ、力になるから」それだけしか言えなかった、本当に彼のために、力になれるのだろうか?いや、ならなければ!