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とある思想的な活動のことだ。
表面的にみれば、集団の中で、その姿勢が正しくみえるということがある。 実際には100%の賛同はないんだが、人間の中には、自分の主義すら判然としない者が多いので、所属の中で抗う必要がなければ、「なんとなく」で、ついていってしまう。 現在においては、そうだな、若年層や青年層にとって、置かれた状況というのは、確実に違うはずなのだ。 はじまりはみな同じ、学級民主主義や、中流家庭であっても、社会の成熟化の流れの中で、将来のビジョンも、今捕らえておくべき施策も、違ってきてしかるべきなのだが。 なぜかな、この思想団体は、ユーザの大多数を占める、自民党支持の旧保守派の理想像を、若年層がまっとうすることが、理想のようになっている。 世代が違えば時代的背景も違い、時代に合わせて人々は、今の与えられた配分の中で、より各々にとってベストな、より深い納得できる道筋をつけてゆかなければならないと思われるのだが。 …集団の中での理想像(旧保守)と、現在の所属して活動している人々の事情が、乖離している。 もう、この現状は、僕には、いなしきれないな。 僕がこの思想活動に参加したのは、昭和初期に台頭した旧保守以前の普遍的な「理想」があったからなのだが。この団体の古い文献に目を通せばそれはいまでも生き生きと感じられてくるのだが。 たぶん、長い年月をかけて、この団体は初期の本質から、だんだんと遊離してきたのだろうな。 今でも中途半端に、本質の部分が垣間見れるだけに、やるせねーなー。 くだらないと一蹴することも出来ず、かといって、旧保守に擦り寄ることも出来ず。 旧保守のご機嫌をとるなんざ、いとも簡単。 旧保守がぬくぬくとしていられた時代は、実質すでに崩壊しているのだから、彼らの不安をつついてやればいいのだ。 不安ベース社会といわれる時代。 警備会社や探偵が活動の場を拡大し、安心安全をことさらうたう商材が生み出され、「心の時代」といわれながら、その「心」が商材として消費されている時代なのだから。 ヒット商品をつくる要領で、保守派を安心させたり、犯人探しをして、彼らの溜飲を下げてやればいい。 若者がわるいオタクがわるい韓国がわるい北朝鮮がわるい外国人がわるい社会がわるい資本主義がわるい環境ホルモンがわるい~、昔はよかった、昔はよかった、とな。 直接彼らが接していない理解できない、彼らが「不安に感じる、あらゆる現象や人々」を仮想的に設定して、彼らの感情を動かせば、いろいろなことが成り立つ。 わかっているんだが。 いまのいちばん、やりやすい、やりかたなんだが・・・。 それがうまくできない。やる気がない。 ~ 行動しないから不安。新しい情報に目を通して身に着けないから不安な人々が多くいる。 彼らは消費の主役になった。 思想活動や心さえも消費する。 偽悪的にならないで、いまの潮流にあわせてゆける方法はないものか~。 株価でさえ決算や業績だけでは判断できない気分的要素があるのだし、もはや、その時代に力をもつ主流派の気分にあわせて、マイノリティーを叩いたりすることは、避けては通れないことか。 僕が器用であったなら、それで、いいのか。 僕がもともとマイノリティーであるだけに、正当でも論理的根拠があるわけでもない、たかが主流派の気分に合わせてゆくのは、いやなもんだ。 合わせる事によって、僕の評価があがったりしても、空虚なのではないだろうか。 今のバックラッシュとして定義されている右傾化社会のしくずのようだな。 マイノリティーたる若年層が、マイノリティーでごめんなさい、許してくださいと、旧保守にすりよってゆき、さらに不利な条件に立たされる。 「フリーターはいかん!」と言われれば「ごめんなさい」「もうしわけありません」 「規律をみだしてはいかん!」といわれれば「はい!隣人や友人たちは悪い人です!」 成熟社会というのは、多様性があり、みなが連帯する根拠あいまいなはずなのに。 なぜかなぁ、旧保守のスタンダードに迎合して生きる若者がこの団体にはほかの場よりたくさんいる。 時代が、もはや旧保守のしくみと違うから、普通よりも余計に苦労したりするだけなのに。 僕のまわりには、誰もこの現象をきちんと捕らえている人間がいない....。 僕がこの団体にかかわるのは、もう限界かなぁ。 (´Д`;)<>>1!!もういい、お前は頑張った! ~ 偽悪的にならず、パンクロックのよに突っ張ることなく、いいように、いなしていって道筋を主体的に引ける、そうゆう方向性を見出す必要性があるな。最近の僕は。 まだまだだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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