やっぱりツワモノ
写真に納まる、これは次のステップへと続く。Can you send me picture?ああ、そうね。そう来るのか。 メールでなら送れる、アドレスを教えて。彼はいそいそと奥に入って行き、紙を持ってきた。 住所、氏名、メールアドレス、何故か携帯電話の番号もある。「It's my mobile phone」そう言われてもね、電話する予定ないから。それに、あなたの、名前、アドレス、達筆すぎて読めませんのでー。 おば様たちは「なんなのっ、もう」「はっきり断りなさい」なんて怒っている。あのー、何十分後にはバスに乗るんですよー。これはサービスなんです。過剰だけれども。私はたまにカトさんと添乗員さんを見ていた。旅先でこういうことがずっと起こっている場合、やりすぎだと判断すれば、彼らがさりげなく寄ってきてくれる。彼らは彼がしていることを横目でチラっとは見ているが、動かない。と、言うことは、つまり、これは日常的に行なわれている。「美しいあなたに」りんごをもらった。 あのーご一行様全員にアイスクリームくらいどうなんでしょうか。トイレから出た時、彼が立っていた。You are so beautiful.If I can have you,I will learn English.I promise.I won't forget you.ああ、そうね。私もあなたを忘れないかもしれない。違う意味で。今日もやってるんだろうな。 おじさんをclick!