息子が生まれて初めて履いた靴は、私の母が贈ってくれた
ベージュ色の運動靴でした。
その後、手頃な靴を何足か購入し、履かせようとしましたが、
初めての靴の感触が忘れられないのか、
これ以外の靴を履くことを頑なに拒否され続けてきました。
息子の成長とともにどんどん窮屈になっていく靴…
あれこれ悩んだ挙げ句、また全く同じタイプの靴を
買うことにしました。決して安いものではありませんが、
履いて貰えない数足を買うより、履いてもらえる一足を買う方が、
逆に経済的なのかなぁ…という考えから…(汗)
息子がよちよち歩きだったころから
息子と共に歩んできたファスト・シューズ。
すれたつま先が、息子の成長の記録を
しっかりと刻んでくれています。
一年間、お世話になりました。そして、2代目へバトンタッチ…
下駄箱にしまっておくのは可愛そうだから、
「ありがとう」と、労いの意を込めてディスプレイ。
このファーストシューズには、息子の成長の証と、
贈ってくれた母の想いが沢山詰まっています。