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カテゴリ:ピルのおはなし
こんにちは、ヨモ山です。松の内も明けましたね。
寒中お見舞い申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。 さて、半熟卵さんのブログによれば、 ピル認可から7年目にしてようやく、 日本のピル処方に関するガイドラインが改訂されるとの事。 国際的な基準から外れ、ピルへのハードルを無意味に(←いや意図的に) 高くしていたこのガイドラインが改訂されるのはとても嬉しいです。 日本での発売は無理だろうと言われていたマーベロンも 昨年やっと普通に処方して貰えるようになったし、 ちょっとずつですが日本でのピルの状況も良くなってきていますね。 ガイドライン改訂を追い風に、ピルへの理解が深まる事を望むっす! 日本でのピルの普及に尽力されている婦人科医の北村邦夫先生が 毎日新聞web版で連載なさっている「Dr北村 ただいま診察中」の最新記事に、 興味深い内容があったので紹介しますね。 「第91話 新年は緊急避妊から」 (この連載、過去ログもおすすめです) ピルや避妊のBBSなどで物凄ーーーく頻繁に「緊急避妊」の相談を見かけますが なんと日本では未だに正式な「緊急避妊薬」は認可されていない為 1970年代に用いられていた、副作用のリスクの高い方法を代用しているのでした! …日本は21世紀を迎えていなかったの…?? これって如何に日本では産む産まないの決定権が当事者である女性にないかって事だと思うんですよね。 子供って、授かり物で尊い存在だからこそ、「失敗の結果」でなく 「望んだ結果」で授かって欲しいと思うのです。 緊急避妊薬は勿論、さらに超低用量ピル、プロゲストーゲン単体ピル(ミニピル)の認可が待たれます。 少子化と確実な避妊の獲得は、関係ありませんよー。違う問題です。 (ピルが普及しているフランスでは出生率が上昇しています) こういう風に書くとよく「なにがなんでもピルを飲め」と言ってるように誤解されちゃうのですが、そうではなくて 飲むのも飲まないのも個人の自由、人生の選択肢を増やしてくれいって事なのです。 なんだか新年早々熱く語ってしもうた…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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