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【POP!】もっと知りたい婦人科&ピル

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2006年04月07日
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こんばんは、はんぺんです。
昨日はヨモちゃんと一緒に、日本シェーリング(株)フィーメールヘルスケア事業部主催の、“フィーメール ヘルスケア”を考える 第7回『女性ジャーナリストの集い』というイベントに参加しました。

今回は「妊娠・出産と現代女性のライフプランニング」をテーマに、ふれあい横浜ホスピタル 産婦人科医長の早乙女智子先生が講演をされました。タイトルにある妊娠・出産とライフプランニングを皮切りに、ピル、IUD、日本では認められていない世界のさまざまな避妊法(選択肢の多さが羨ましい!)、コンドーム一辺倒社会の弊害、STD、不妊、妊娠・出産の楽しさ…etcと話が広がっていきました。早乙女先生のトークがすごく痛快で、時間が経つのを忘れるほどでした。

なかでも印象的だったのは、ふれあい横浜ホスピタルで行われている「フリースタイル分娩」のおはなし。もともとホテルの建物だったというふれあい横浜ホスピタルでは、病院内の和室で助産師中心の分娩が行われていて、昔ながらの家庭分娩のよさを活かしつつ、医師による安全管理も行き届いたシステムになっているそうです。

私がこれまでもっていた出産のイメージは、「痛い」「苦しい」「分娩台にひとりぼっちで待たされ、身も心も寒い」「会陰切開」「血まみれスプラッタ」「エイリアンのようなぐろい赤子」というもの。「会陰切開」の四文字を想像しただけで、「出産、怖い!」と逃げ出したくなるくらい拒否反応を示していました。

でも、早乙女先生が紹介したある母子の分娩の写真は、そのイメージを大きく覆すものでした。和室という心なごむ環境の中、家族に見守られて、今まさに新しい命を世界に送り出そうとするお母さん。助産師さんのサポートを得ながら、陣痛促進剤も会陰切開もなく、自分の力で産もうとしています(ちなみに、出産といえば大量出血と思っていましたが、意外なことにふとんは血で汚れていませんでした。産まれてきた赤ちゃんの顔や体もキレイなものです)。
出産後の写真では、赤ちゃんは別室に移動されることなく、お母さんの横で眠っています。産まれたばかりの赤ちゃんの頭をなでる女の子、まだ自分に新しい兄弟ができたことがよくわからない男の子、その男の子を抱きかかえるお父さん。家族も助産師も産婦人科医も、みんなが赤ちゃんを見つめています。その様子がとてもしあわせそうで、見ているだけで温かい気持ちになれました。

将来自分が子供を産むか、産まないか(産めないかもしれませんが)は今のところまだわかりません。ただ、今まではネガティブなイメージばかりが先行して出産を毛嫌いしていたけど、こんなに楽しくてみんながハッピーな出産なら、選択肢として「将来的にこれもアリだな」と考えが変わりました。むしろ、もし「産む」を選ぶのだったら、楽しい出産をしなきゃ損! とさえ思います。

うーん、なんだかとっても成長した気分。人生の可能性がまたひとつ広がりました。





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最終更新日  2006年04月08日 05時04分26秒
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