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カテゴリ:【POP!】スタッフ日記
こんばんは、はんぺんです。
私がよくチェックするOC(ピル)に関する掲示板で、つい最近賑わっていたのが、「OCとコンドームを併用していますか?」というトピック。 「OCで確実な避妊を、コンドームでSTD予防を」といわれていますが、実際には「OCを飲んでいるから、コンドームは使わない」という人が半数。HIVが増加を辿っているにも関らず、STD予防の意識はまだまだ低いのだなと思いました(いや、意識が低いからこそ、HIVをはじめSTDが増えるのか)。 私も聖人君子じゃないし、ムードに流されて、うっかりコンドームを着け忘れてしまう気持ちもわからないでもないです(身に覚えもある)。 でもやっぱり、STDについて多少なりとも勉強した今なら、今度つきあう人とはまずSTD検査を受けて、お互いにシロとわかってからでないとしたくないし、コンドームなしはNGと思っています。 以前、子宮頸がんについての取材をした時のことですが、監修のドクターに予防方法について質問すると、ある海外の論文を見せてくれました。そこには、「44.6%の男性の外陰部からHPV(ヒトパピローマウィルス)が検出された」という報告がありました。 HPVというのはイボのウィルスのことで、100数種類あるうちのいくつかのタイプがセックスを介して女性に感染し、がん化するのがわかっています。HPVに感染したからといって、すぐに子宮頸がんになるわけではありませんが、論文の最後には「コンドームの使用は、子宮頸がんの予防として有効」と書かれていました。 これは海外の調査なので、日本人男性の場合はどうなのかわかりません(パートナーが外国人の場合もあるし、日本人男性にだけこだわる必要もないのだけど)。でも、そのパーセンテージがどうにせよ、コンドームを使う意義というのは変わらないと思います。 「気持ちのいいセックス」の基本は、お互いの体や心を大切にすること。パートナーを気持ちよくしてあげるのと同じくらい、相手の体を思いやってSTD予防や避妊に気をつけるのも大切ではないのかなと思うのですが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月08日 01時27分26秒
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