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テーマ:思う事は何ですか?(594)
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昨日学生時代のおともだちに
お誕生日プレゼントをわたした。 彼女とは長い長いつきあいで、 お誕生日プレゼントをわたすのももう何度目のことだろう。 今年、わたしが彼女に選んだのはブローチ。 カワイイ系のブローチとエレガント系のブローチ。 どちらかひとつを選べなくて、 ふたつともプレゼントした。 エレガント系のブローチは、 品の良いパープルのチューリップ。 ちょっぴり可憐で控えめな感じが彼女っぽかった。 リボンをほどき、 プレゼントをあけた彼女は、 うれしそうな笑顔でこう言った。 「ありがとう、ブローチ!! そういえばチューリップって先輩が好きな花やったなぁ」と。 先輩??チューリップ?? そう言われても瞬時になんのことわからなくて、 「えっ??何が??」っと聞き返した。 すると彼女は、 「え~!!先輩!チューリップ好きやったやん。 先輩が卒業するとき、 あれだけチューリップにこだわってお花あげてたやん。」 「先輩」とは・・・当時わたしがとっても大好きだったO先輩。 そうだっけ?!O先輩、チューリップ好きだったっけ? そう言われてもなおピンとこない。 知らなかった・・・・というか完全に記憶から抜け落ちている。 あれだけ大好きだったO先輩・・・ 思い出はなにひとつ忘れるはずはないと思っていたのに。 そうか・・・忘れてしまうものなんだなぁ。 われながらビックリして、 そしてなんだかちょっと笑った。 O先輩はチューリップが好きだったこと・・・ いまさらながら新しい思い出ができたような気持ちになって、 ちょっとうれしかった。 きっと、 あのころのわたしは、 O先輩が卒業するとき、 先輩が好きなチューリップの花を一輪、 手渡したのだろう。 今度、昔のアルバムを宝探してみよう。 きっとそこには、 チューリップを手にした先輩と 隣で泣き笑いしているわたしがいるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/11/07 09:19:44 PM
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