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テーマ:0歳児のママ集まれ~(7665)
カテゴリ:移植
3月28日は私の誕生日です。
そして第二の誕生日である1996年4月25日。 この日が私がイギリスで肝移植を受けた日。 正直に言って、私に移植をしたときの記憶は全くありません。 劇症肝炎という病気にかかり、私の意識の無いままにドナーの方からの移植が執り行われ、 私は全身麻酔で朦朧とした中で目を覚ましました。 倒れるその前から体調が悪かったようですが、しばらく前からの記憶が曖昧。 きっとすでに私の体の中で何らかの異変は起きていたんだと思います。 以前の日記でも書いたことがあるけれど、「ドナーからの肝移植を受けた患者としての 出産は国内2例目」と全国紙で報道されました。 その記事の中でこの私のブログも紹介されていて、いまや完全に親ばかブログと 化しているブログを読んでくださる方がいて、いつも感謝の気持ちがあふれています。 移植を控えている方、受けた方、そのご家族の皆さんなどから「勇気が出た」とか 「今後の夢が持てそう」「できれば闘病記を(こんな状態の人もここまで元気になると 知ると力が沸く)」といった内容のコメントやメールを頂き、親ばかブログの中にも 多少は移植のことも触れなくては、、という想いがここ最近になってますます 強くなってきました。 「こんなに大変だった」というつもりは全然ないのですが、誰の身にも 突然起こる可能性がある、という事から移植に対して身近に感じて欲しい、と いう想いが1つ。 そして移植の手術をして大変であっても治療をすればここまで元気になるという ことを示すことで今病気の方々に少しでも元気をあげられたらな、という 想いから、書いてみようかと思い立ちました。 ただ冒頭でも述べたとおり、私はその前後の記憶がありません。 ということで頼れるのは私を見て来た家族。 早速、当時一緒にロンドンで暮らしていた妹や、日本から掛けつけてくれた両親や 双子の片割れちゃんなどに依頼をしてみました(他力本願でしょ)。 早速、時間をかけて書いてくれた「家族」の視点からみた当時の様子がメールで 私の元に届きました。 ・・・正直、涙が止まりませんでした。そんな状況だったんだ。。 あの時に私は家族に救われたんだなぁ。 妹がいなかったら発見が遅れてきっと今の私はいない。。 そして手術後のリハビリは家族全員の励ましが無かったら、きっと頑張れなかったと つくづく思います。 もらったメールの内容は、私の第二の誕生日でもある4月25日までにはブログに アップしようと思っています。 そして今の私やダンナの健康、家族の健康、新しい命(コロちゃん)の健康を ますます祈り続ける毎日になりそうです。 本日の誕生日に、新たに想いを強くした一日でした。 命って、、とても大切で尊いですね。 クリックをお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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