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カテゴリ:書籍
読んだ本の中から生死について考えさせられたものがありました。
■移植病棟24時赤ちゃんを救え! (集英社・加藤 友朗) アメリカで移植医療(特に小児対象)に積極的に携わられている加藤先生。 前作に続き、実際の話を読みやすく書いてあり、脳死移植に関しての情報が 上手に説明されている。 日本での脳死ドナーに対する問題、米国での実情、移植に対する熱い思い。 決して「脳死移植が絶対!」と言われている訳ではないけれど、「脳死移植を 受けて元気になった患者が、その姿を一般に見せれば、たくさんの人が 脳死移植に対する理解を深めてくれる」と力説されている。 今の私の活動を後押しして下さっているようで、勇気が出た。 脳死移植の進まない日本だが、脳死ドナーに対して賛成の方も反対の方も、 一度この本をとって読んでみてもらいたい。 改めて脳死に対し考える機会を与えてもらえる本だと思う。 ■象の背中 (産経新聞出版・秋元 康) 以前同名の映画を見て、こちらの原作も読んでみたくなり手に取った。 映画よりも更に多くの主人公の過去話が出てきて、「妻」の立場として 考えると色々と複雑な点も多くあったが、それでも命について その大切さを改めて考えさせられた。 改めて、死というものに対して向き合った気がする。 毎日を、毎分を、大切に生きよう。 ■マリッジ・プレミアム―仕事の成功を約束する結婚生活の送り方 (赤城夫婦) 知人が勧めていたので読んでみた。 欧米風の夫婦のあり方がメインの様な気もするが、根本的な部分はなるほどと思う点も。 夫婦のあり方としては4ステージあり、ステージが上がれば上がる二人は仲良く、 かつ仕事も成功していくというサイクルが書かれており、なかなか興味深かった。 ステージ1:幻想夫婦~相手のことで頭がいっぱいになってしまい、うわの空。 仕事に全く手中できない状態。 ステージ2:戦国夫婦~パートナーに否定的な感情ばかりを抱いており、 心身に悪影響がある。相手の自己重要感を下げ合う。 ステージ3:調整夫婦~「内省」し、今できることからやろうとしている。 ステージ4:共鳴夫婦~いつも穏やかで遊び心やユーモアを楽しむ余裕がある。 自分の人生に感謝・満足しており、自分らしい生き方を重視している。 さぁ、うちはどのステージかな。 一緒に生きている以上、ステージを上げるように気持ちを整理しないと、ね。 いつも有難うございます♪ 「臓器提供意思表示カード」認知度向上の為にも、是非クリックをお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 14, 2008 03:14:46 PM
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