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テーマ:~広島東洋CARP~(4367)
カテゴリ:今日のカープ
延長11回表、久々に打線が繋がっての6得点を、糸井のセレモニーを見るために残らざるを得ない虎党に見せつけたことだけ、数少ないカタルシスを得た。しかし、この試合全体で見れば、もうがっかりである。森下に白星を付けなければいけなかったし、ましてや延長戦などにしてはいけなかった。とにかく佐々岡の暴走だけが目立ったといって過言ではあるまい。
昨日の敗北を受けて、今日の試合に対する勝負手が1番上本、5番松山というのがもう残念だと言わざるを得ない。そしてその勝負手はことごとく空回りした。上本は最後こそタイムリーを打ったが、あれはここしか打てませんというところに岩貞が投げてくれたからである。それをはじき返した上本は褒めなければならないけれども。 もうひとつ、今日の試合を分けかねなかったのは、代打で出てきた今日引退試合の糸井の打席である。あの打席、なんとなく會澤は手心を加えたように見えたのは穿ち過ぎだろうか。順位が決まってからならともかく、今の戦いにそんな余地はないはずだ。もしそうだったとしたら、糸井と一緒に會澤も引退したらどうやといいたいところである。結果として、タイガースを勢いづける材料を与えてしまったのだから、罪作り極まりない。 とにかくこの試合、試合をやってた時間の9割くらいはがっかりか諦めで、心から喜べたのは2回と11回だけだった。そんな試合がまた無駄に長いのである。試合が終わったらなんとなくほっとして気が抜けてしまった。 それでも勝ったのだからいいことも言っておく。なんといってもリリーフのがちんこ勝負で勝てたことは大きい。まあ言ってしまえばタイガースだってあれが唯一の必殺パターンなのだが、継投というのはやっぱりひとつのリスクなのである。数をかませばかませるほど、全員が完璧であることは有り得ないのである。その意味で、今日のBS1解説の武田一浩がタイガース2番手の西純矢を5回で下ろした判断に疑問符を付けたのは正しいのである。 それと、2回の攻撃はやはり素晴らしい。タイガースにはできない攻撃をやって点を取ると、相手に与えるダメージもそれだけ大きいのである。逆に言えば、昨日の試合とか今日の点が取れなかった間の試合ぶりはNGである。相手の土俵で相撲を取る必要はないし、ましてやそんな「横綱相撲」をしたところで何の意味もない。 これで明日は心置きなく休めるだろう。明後日のホームゲームは、本当に総攻撃をかけて殲滅しなければならぬ。 ところで、案の定ベイスターズはジャイアンツ相手に平気で一敗した。だから、言ったでしょ?まあ、そんな勝ち方したチームは、必ず天罰を受けるようにできている、と思うけどな。 広島東洋カープランキング BlogPeopleSIGMA People お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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