生意気なくらいの夜更けに。
葉月も今日で終わり,朝晩も少しずつ涼しい風が吹くようになってきた今日このごろ,皆様にはいかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。明日から長月,カープはいきなり13連戦を戦うこととなる。通例であれば,これをどう戦うかということをつらつらと書く時節なのだが,とてもじゃないが,その気になれない自分がいる。確かに,例年と違って,カープはまだ60試合を残している。だから,その星勘定如何ではまだまだ上位進出も可能であるような気もするのだが,それを遮るのは,葉月終盤に見せたしらけムード漂うカープの野球である。特に先週末三連戦。初戦より2戦目,2戦目より3戦目と日を追うごとにそのしらけ鳥の飛ぶ数が増えたことは事実である。こんな試合見せられて,13連戦を一気に勝ちに乗って借金完済上位進出などと言う夢が見られるのかということだ。私にはできない。というより,この13連戦,正味見積もって4勝9敗がいいところではないかと思う。いや,もっと低い可能性だってあるだろう。理由は簡単だ。今のカープのオフェンスで点が取れると思うかい?調子のいい選手は誰もいないが調子を落とした選手ならたくさんいる。唯一上がり調子だった堂林があんなことになってしまった以上,もはやどうにもならない。しかもショートにはもれなくあの攻守に貢献しないのがついてくるのだ。あまりにも哀しいではないか。普通なら,こういうときには火力を上げる方向に舵を切る。しかし,カープはなぜか苦しくなればなるほど火力を落とす方向に向かう。筋として決定的に間違っているのだが,なぜか誰もそれを指摘しない。それどころか今の控え野手陣,長打が期待できない選手ばかりである。今日カープは,野間の登録を抹消した。やむを得ない措置である。野間の打撃が哀しいくらい劣化しているのは見え見えだから,同じ程度の打力なら大盛に期待したいだろう。もっとも,どんな善意のファンでも今やショートの人選に疑問を持っていることは明らかだから,ショートに貼り付けられている人,ある意味彼もまた被害者かもしれないが,彼を守るために差し出された生け贄のような気がするのである,野間は。だから,問題は野間の代わりに誰を登録するかである。普通なら宇草か,ポジションこそ違え林かというところであるが,きっとそうしないだろう。それがマツダ商店クオリティである。こんな腐りきった組織に一足飛びの改革など期待してはいけないのだ。まあ,どうなるかは,明日の試合が終われば見えるだろう。きっと何も変わらないだろうし,出て来る結果も昨日までのベースと同じだろう。それでも天使が舞い降りてくれば,いいけどね。Get up, Stand up, Free your soul!BlogPeopleSIGMA People