ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

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  店主謹白　本日休業

  どうも最近，私は重篤な病に冒されているようだ。たぶん，医者でもそれは治せないだろう。かといっていわゆる恋の病ではない。そんな感情はとっくに通り越した心境になってしまっている。鯉の病としゃれてみたいところでもあるが，これは三十余年続く不治の病だから，何を今さらというところになる。その病とは，一言で言えば，眠り病だ。とにかく少しでも気を抜いたら睡魔が大活躍するのである。たとえば，年を経てきたのかこのところこの時期になると5時30分ころには目が覚めるのだが，朝一番でゆっくりお手洗いに座っている間に眠り込んでしまうのである。これはいかんとPCの前に座って目を覚まそうとしたら，しっかり机の前で眠り込んでしまったこともある。休日や平日の夜にPCの前で少しいすを倒してくつろいで少し体が傾けば，あっさり眠りに落ちてしまうのである。ひどいときには，バスを降りるために降車ボタンを押した直後にうとうとして，危うく乗り過ごしそうになったことさえある。これが仕事中だともっと大変なことになる。特に記録を読み込んでチェックをするような仕事をするときは大変だ。少しでも気が抜けて頭の中に雑念がよぎれば，睡魔の攻撃が盛んになってくる。調べ物をするために資料を読み込んでいるときなどもっといけない。少しでも気を許すと大変なことになってしまう。で，これを先日主治医の元に報告したら，あっさり一言で片付けられた。すなわち，頭が睡眠を欲しているのだろうと。確かにそうかもしれない。昨月母が他界してからしばらくはなんやかんやと気が張っていた。ところが，家族の死ということはストレスの度合いからすれば一番高いレベルである。そしてそれが私にとって抑鬱の方向に向かってしまっていたのである。我が足らない脳みそでもジェットコースターのように浮き沈みを繰り返していたに違いない。けだし睡眠を欲するのも宜なるかなと。と，いうことで，早々に寝ることとする。交流戦の総括はすでに書いた以上のことも何もない。大本営発表下付期間たる中国新聞もおそらく何らかの「総括」をするに違いないが，たぶんネタにするに値しないだろう。何か大型補強でもあれば話は別だが。早いもので，水曜日には亡母の四十九日を迎える。よって明日明後日は更新はしない予定である。これまでは一応喪に服しているつもりで弊ブログも筆致を抑えていたが（←どの口が言う），満中陰となった暁には，少しずつではあるがびしばしと滅多切りにしていきたいと思う。次に更新できるであろう日は６月２６日，リーグ戦再開前日にして，奇しくも私の誕生日に当たる。と，いうわけでしばらくお休みいただきます。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/23

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  はっぴぃえんどではじめよう。

  試合の途中から，この試合はまさに野球の神がカープを試しているのではないかとさえ思うようになった。昨日までの４連勝の勢いが本物か，それとも相手の自滅による敵失に乗じただけかと言うことを査定されているような気がしてならなかったのだ。正直，リリーバー勝負では，カープには分はないと踏んでいた。一岡，永川を欠くカープと，Ａ・カーター，宮西，クロッカ，増井を擁するファイターズ。かりにミコライオまで踏ん張ったとしてそこで延長にでも入ったらそのあとどうなるかということを考えたら，少々苦しかろうと思っていたからである。そして，恐れていた展開になった。カープは８回の大チャンスと９回のチャンスをつかみ損ね，延長戦に突入してしまった。そこで出てきたのが今村。もう運を天に任せなければいけないのかと思っていたが，淡々と３人でなで切りにした。今日の隠れたヒーローは今村であると言っても過言ではない。しかし，それでも点を取らなければ試合は終わらない。その意味では，今日の隠れたヒーローその２は赤松である。イニングまたぎの増井からきっちりヒットを打って揺さぶりをかけることに成功したのである。最終的なヒーローはロサリオであることは言うまでもないのだが，この赤松の先頭打者の出塁が増井の磁場を狂わせたことはいうまでもあるまい。それでも増井も然る者でエルドレッドを見事に三振に切って落としたのだが，ロサリオに投げたフォークが，見事にすっぽ抜けてしまったのである。いわゆるロサリオの大好物だ。ジリジリしていた展開が嘘のように一発で終わってしまったのである。この試合について書くべきことといえばこのくらいだろうか。ひとつだけ強調しておきたいことがあるとすれば，去年までならば絶対に終盤で相手に流れを渡していたであろう試合で，あるいは９回や延長になってぽこんとワンチャンスで点を取られてしまうような試合で，しっかり踏ん張ったことである。これが出来ていたからこそ，シーズン当初のカープは走ることが出来たのだ。もう一ついえば，３回にバリントンが乱れて逆転されたとはいえ，先制して３－０にしたことは事実である。そして逆転された直後にエルドレッドのホームランですぐに同点に追いついたのも，先に点を取って粘る展開に持ち込むことが出来ていたからである。今のカープがやるべきことが出来ていたからこそ，終盤にあれだけの幸せな結末が待っていたのである。結果として，カープは今シーズン初の５連勝フィニッシュで交流戦を終えた。交流戦の成績は悲惨そのものだったが，悲惨そのもので終わるのと連勝フィニッシュとでは，リスタートの際の勢いが違ってくる，はずだ。だからこそ，地獄を見てハッピーエンドで終わった勢いを，リーグ戦再開後に持ち越していかなければならないのだ。リーグ戦明けのカードはベイスターズ。なめてかかるとひどい目に遭うから要注意だし，現に交流戦の成績ではカープよりも上回っているわけだから左団扇で勝てると思ったら大間違いだが，カープは４日間の休み，しかも５連勝で気をよくして休養が取れる一方で，ベイスターズはファイターズとの２連戦を残している。これだけでもアドバンテージはあるはずだ。あとは，なるようにしかならないだろうけれども。とにかく，必死になっていい野球をすれば，今の戦力でも勝負になるということを証明できているのだ。５連勝？まだまだ。勝てるところまでは一気に走らないと。幸いに，これだけ負け続けても首位ジャイアンツとの差は２．５でしかない。まだまだ差なんてないようなものだ。それに，今のカープの戦力からしたら，故障者と不調の選手が帰ってくるまでは，ジャイアンツの影をぴたりと踏んでつかず離れずの方がいいに決まっている。そう，他のチームの目をジャイアンツに引きつけてエース格をぶつけさせるために。これだって，立派な戦略のひとつである。なんでかは知らないが，世論や風はカープに吹いている。あのジャイアンツご用機関誌とでもいうべき「週刊ベースボール」がたびたびカープ特集を組んでいるようだし，カープ関連増刊号も出しているようだ。それを現実のものにするためには，本当にろくでもなかった水無月戦線をいい形で締め，これまでなら悩み多き連戦だった文月葉月戦線を勝ち上がることしかない。要するに，勝つしかない。勝利こそすべてだ。週末の試合こそ刮目して見るべし。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/22

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  面倒さ，かと思いきや。

  一転の神がかりである。4回までカープがメンドーサに封じ込められていた内容を思い起こすに，どうして5回にあんな集中打が生まれると思うだろうか。しかも，さあ継投に入ってミコライオまでどう繋ぐと思いをはせたその瞬間に待っていたかがように雨が本降りになり，労せずしてコールド勝ちになったのである。まさにミラクル，神がかりである。こんな試合が生まれると言うことは，ようやく「強い」カープがよみがえってきたと言うことを意味すると，少しだけポジティヴに考えていいのだろうか。確かに4月に首位を快走していたころのそれとは言いがたい。大瀬良の内容もはっきり言ってよくなかった。走塁判断のミスで取れるべき点が取れなかったこともあった。ミスがきっかけで追加点を取られたことも事実である。しかし，結果として今日の結果は少なくとも連敗中の野球のそれではない。優勝を争うチームに値する立派な結果である。正直言って３連勝と言ってもセットアッパーが棒球放ってくれたり先発投手が役者不足だったりした結果であって，このファイターズ戦こそ格好の査定試合になるだろうと思っていた。それがこの結果である。まあ見事な試合だったと今日は評価したい。何といってもファイターズ戦の連敗を止めた。そして大瀬良大地が悪い内容だったとはいえ勝利投手になり，トンネルを抜けた。そして５回のビッグチャンスを作り，とどめを刺したのは田中と木村昇吾である。下位打線から上位へとつなげれば今のカープの打線でも爆発力を秘めたものであると言うことも証明された（DH制であったことは，ひとまず措くとして）。とにかく，故障者続出の中苦しいけれども，やればこれだけ出来るんだと言うことを満座のお客さんの前で示せたことはよかったことだし，選手もそれを自信にしてほしい。で，明日であるが，予告先発はバリントン対浦野博司。確かに初物のしかもルーキーに弱いカープにとっては一抹の不安はあるのだが，どちらかと言えば正統派のピッチャーだけに今日の打線の勢いをもってすれば点が取れない相手ではあるまい。あとはバリントンである。結果的に連敗を止めたマリーンズ戦での内容はよくなかった。あとはそれを引きずらずにどれだけ立て直してくるかである。不安要素は左打者の被打率が.300なだけに，左打者をずらりと並べられたときにどう対応するかである。今日の試合を見るに，西川，大谷外衣バッティングをしていたので，要警戒だろう。もう一つの問題は，果たして捕手をどうするかである。連勝の勢いを買って倉と組ませるのか，それとも相性なるものを信じて白濱と組ませるのか，後者を撮ると決してよい結果は出ないであろうことを，多くのカープファンとともに心配したい。こうなったら，明日の試合を負けるという手はない。とにかく9連敗という負債があるのだから一戦必勝で返していかなければならない。もし交流戦の優勝を賭けるホークス対ジャイアンツ戦で首尾よくホークスが勝てば，何とかジャイアンツに1.5ゲーム差で踏みとどまれるチャンスなのである。いろんなことがありすぎた交流戦だったけれども，5連勝フィニッシュという形を作れば，リーグ戦再開の際にいい状態で臨めることは間違いないだろう。勝つしかない。というより，今日の試合が自信にならなきゃ嘘だ。明日の試合も刮目して見るべし。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/21

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  噛ませ犬には，ならずにすんだ。

  前田健太対松井裕樹。しかも「ゴールデンルーキー」松井裕樹の一軍復帰初先発ということで前景気が煽られていた試合。終わってみれば，結局粛々と試合が進んでカープが先に点を取って粘った。そして９連敗はなんだったんだとかえって腹立たしくなるほどに当たり前のように勝った。まあ，しょせんは格の違い，に尽きるかな，以上。と締めたいところであるが，試合内容を見るに必ずしもそうとばかりは言えない。特に序盤だけを見るとどう転ぶか分からなかった。カープは１回を三者凡退，２回は３四球もらって無得点。逆に３回表にあわや先制点かというぼてぼてのゴロを前田健太のナイスフィールディングで無得点に封じて，その裏また２四球もらってようやくロサリオがタイムリーを打った（初安打！）。現状の楽天のチーム状態からすればこの時点でゲームオーバーとなったと言って過言ではないのだが，もしあのぼてぼてのゴロが一塁セーフになっていたら，すなわち楽天に先制点が入っていたら，試合はもつれた可能性もある。これまで一軍では与四死球と奪三振の数が同じだと昨日書いたところであるが，それに乗じてうまく嶋にエスコートされれば，勝利投手の権利を残したままマウンドを降りて，中継ぎ投手をカープが打てずに，というシナリオも，考えられなくはなかったのだ。もちろんそれはあまりにもペシミスティックではないかと言われそうであるが，何せ９連敗もしたチームであるからたかが連勝したくらいで大きなことは言ってられないのである。松井裕樹のプロとしてのピッチングは初めて見たが，今日の出来，決して悪くはなかったと思う。ストレートの荒れ具合があまりにもひどすぎたがために今日は４回限りで監督代行のヨッさんに交代させられたが，これが適度に荒れているくらいだったら，カープのバッターなら三振の山を築いた可能性もある。事実，タイミングを合わせて打ち返せたり揺さぶって崩せたりはしていないのだ。ことしはもうよほどのことがないかぎり楽天と対戦することはないだろうが，来年になったら分からない。鬼が笑うか。まあつらつらと書いてはみたものの，今日の試合で特別に記しておくようなことはあまりない。むしろ，あっては困る試合だったのだ。それはすなわち松井裕樹が手柄を挙げることになってしまうことに繋がるからである。淡々と野球やって，先に点を取って守り抜いた。順当に得点を重ねた。こうすればカープは勝てるというお手本のような試合だったと言っておくにとどめるのがよいだろう。まあ，あえて言うなら２失点は余分だ。大けがにならなかったからよかったものの１点目はエラーがらみ，そして２点目は小野の独り相撲である。もう見飽きた。これでカープは交流戦初めてカード勝ち越しを取った。しかし，その程度で喜ばれては困る。上を追って，後方からの集団に吸収されないためには，残ったファイターズ戦，是が非でも勝たねばならないのである。すでにバファローズとホークスにスイープを食らっているのである。これで３球団にスイープを許すなどと言うことがあれば，はっきりって赤恥ものである。当然現場監督さんは胸に進退伺いをもって常に試合に臨んでいつでも出せるような状況にしている，であろう（←なんと我ながら嫌味な締め方だこと）。週末の試合も刮目して見るべし。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/19

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  今日は何も言わずとも。

  先制した。野村祐輔が最初３イニングスをパーフェクトに抑えた。そしてその間に５点取った。しかも菊池，丸，エルドレッド，ロサリオという役者のそろい踏みで点を取った。そして野村祐輔が粘った。今日は以上。これで勝てなきゃ，なんで勝つ。試合開始一時間にして左団扇である。逆に言えば，これで怪しい展開になるようでは，また大型連敗にこんにちはということになる。その意味では，日曜日のマリーンズ戦でチームの中に充満していたカタルシスが解放されてまたリスタートできるようになったと，見ていいのではないかと思う。ファンの欲目かもしれないが。まあこれも多くの凡百のブロガーさんが書くであろうからあまり深くは触れないが，今日の勝利は倉あってのものだと思う。さすがはベテランの味である。野村祐輔を実に気持ちよく投げさせていた。いや，久本とも，そして中田廉ともかみ合わせばっちり。どうして一軍に昇格させてから起用しなかったのか，全く不思議でならない。きっと縮景園の近くに住んでる人から「指令」が下っていたか，よほど白濱や會澤で連敗を止めさせてなんとかあとひと戦果揚げたいという現場監督さんの強い思いのどちらかだろう。しかしである。やっぱり一言口を挟むなら，所詮相手はパシフィック最下位の楽天で，投手力も攻撃力もぼろぼろ。川井には悪いがまあよそのチームだったら先発させてもらえるかというレベルである。すなわちカープが本気でこれからって直して優勝を目指すというなら，楽勝で勝たねばならない相手だったのである。その意味では，ロサリオのホームラン以降だめ押し点が取れなかったり，野村祐輔が７回投げきったとはいえ１００球間近になると球がうわずっているような状態では，まだまだ完全復活というには気が早かろう。まあここ数年勝てていないファイターズ相手に同じような野球が出来るようなら，まあ褒めてつかわすというところだろうか。いや，明日こそ重大な査定試合となる。カープの予告先発前田健太。そして楽天は松井裕樹である。何といってもカープは初物，特に左投手にめっぽう弱い。ちなみに松井裕樹は開幕当初は大荒れに荒れていたことは御承知の通りだろうが（２１と１/３イニングスで２４四球，ただし奪三振も２４であることに留意されたい），イースタンでは大いばりで２０と１／３イニングスで６四球，３８奪三振，防御率０．８９と立て直してきている。なめてかかると，ひどい目に遭うことは必定だ。今日活躍した菊池に廣瀬，エルドレッドにロサリオがそのまま通用するかどうかは，明日のお楽しみということになるだろう。それより前田健太の方を心配しなければいけない。今の楽天打線を見ると全く振れてもいないし工夫もないので，並の投手でも抑えられるレベルである。もし明日前田健太が楽天の打線に捕まる，とまで行かなくてもピッチングに苦心するようでは，今後のカープの投手編成に暗雲が指すと言っても過言ではない。前田健太がスーパーエースとして君臨できなくなったとするならば，無邪気なカープファンが喜んでいた「投手王国」が砂上の楼閣に過ぎないものであったかということが明らかになってしまうのである。それを大瀬良大地でまかなえるから大丈夫などというおめでたい人がいたら，それを心あるカープファンの同志とともに心より残念に思わざるを得ない。今日はなんでも広島ではRCCが地上波で試合終了まで放映できる態勢を取っていたようだが，何のこともなく９時までに終わってしまった。明日はTSS作成の番のようだからさっくりと地上波は終わってしまうが，もし明日の試合が仮に４時間近くかかるようなゲームになったとしたら，それはカープにとって冥土の旅の一里塚になるかもしれぬ。ましてそんな試合を落とそうものならなおさらである。もちろん，２０点くらい点を取って勝つのであれば歓迎であるが，そうはいくまい。そんなおめでたいことを考えているカープファンの方は，ゆめゆめいらっしゃるまい，ですよねえ（我ながらなんという嫌味な終わり方だこと）。明日の試合こそ刮目して見るべし。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/18

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  午後11時のモノローグ　その13

  京都へ行きたい。いや，京都の空気を吸いたい。私にとって京都というのは３年間住んだ街である以上に，特別な思い入れのある街である。今はそんなことかないっこないが，独身を謳歌していたころは，何か精神的に疲れたり心が晴れないようなときには，よく週末京都旅行を仕掛けていた。ただし，拠点を大阪の安宿に定め（江坂と新大阪にある「サニーストンホテル」が定宿だった。），あわよくば大阪神戸の三都巡りなどもしていたのである。今なら東横インが出来ているからきっとそうするんだろうな。じゃあ何をするんだ，何をしてたんだといわれるだろうが，結論から言うと何もしない。ただぶらぶらと思い入れのある場所や行ってみたいところを歩き回るだけである。あとは，とにかく食べること。それしかない。食べるといえば，京都で外せないのはラーメンである。京都でラーメンといえばすっかり「天下一品」が全国を席巻してしまったが，あれだけが京都のラーメンではない。もっと一癖も二癖もあるバリエーションのあるラーメンがそろっているからラーメン通を自称するならぜひ京都中をかけずり回ってみるとよろしい。一番名前の通っているのはやはり「新福菜館」で，やはりあの一見醤油からそうでその実滋味にあふれているラーメンはやはりうまい。私個人的に思い入れがあるのが堀川北山にあるラーメン「日本一」。まあ一度行かれて名物の「ど根性ラーメン」を試されるといい。ちなみに２０分以内に２杯食べれば無料，３０分以内に３倍食べれば永久無料の特典がある。ただし，一杯の量は半端じゃないから私はそもそも注文したことすらないが。ラーメンだけではという向きには，洋食がある。これもピンからキリまであるのだが，私の好みで選び出すなら，カレーなら京大病院近くにある「ビイヤント」。カレーの味もさることながらライスはサフランライス，カツカレーを注文したらその場で揚げてくれるという親切さ。しかも値段も手頃。下宿の近くだったのでよく通った。オムライスならば，かつて京都市役所の近くに「グリル・アローン」という手頃な値段とそれに反比例するようなボリュームの名店があった。そこのオムライスたるや，まさにUFOか坊さんの頭かという位の特大サイズ（そもそもあまりにもライスが多くて紡錘形に巻けない！）で有名だったのだが，残念ながら閉店になって幻のものとなったのは残念。しかし，平安神宮近くに「グリル小宝」という洋食の名店があり，そこはもうライスものの殿堂というべき名店だ。ランチかディナーなど頼むと相応の値段がするがライスものはお値打ち。お好み焼きもまた京都では捨てがたい。かつては寺町通りの裏手に「小はる」という安くてうまい名店があったのだが，これもまた残念ながら過去帳入りしてしまった。その代わりと行っては何だが，百万遍界隈に「もだん焼き　フジ」というモダン焼き専門店がある。何といってもメニューの種類が半端じゃない。私は決まって「にんにくとベーコンのモダン」を注文していたのだが，そのにんにくの量がまた半端ではない。また一度行ってみたい店である。そうだ。京都といえばコーヒーだ。私は何といっても「イノダコーヒ」。コーヒーはともかく，ケーキも食事もうまい。今は年中あるわけではないようだが，あの特大のシュークリームの味は忘れがたい。が，イノダはいうまでもなく福屋広島駅前店に出店しているので，いつでも飲みに行けるといえばいける（残念ながらメニューは本店のようには行かないけれども）。むしろ，京大近くにある「学士堂」や「進々堂」でのんびりとした時間を過ごしながら，知恵もないくせに何となく哲学的な思索にふけっているような勘違いを起こさせてくれる名店も，また忘れがたい。さて，おやつは，そしてお土産（もちろん自分のね）は，とくると，もうだめだ。すでに私の口の中には唾液がたまりつつある。いや，書きたいことがいっぱいあって長くなりすぎてしまう。というわけで，別の機会に回したい。さて，なんで今日はカープのことをすっぽかしてこんなことを書いたかって？そりゃいうまでもないさ。「現実逃避」。失速の原因は昨日さんざんっぱら書いた。それに屋上屋を架すことをしても仕方がない。そして，ここまで矢尽き刀折れようとしても一向に変わろうとしないカープに対する諦観というかアホらしさというものが一方にある。明日の試合内容如何によっては，カープのことなどほったらかして，京都のおやつのことを書くかもしれぬ。たまにはこういうのもいいでしょ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/17

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  いつ総括するの？今でしょ。

  のっけから使い古された決めぜりふで恐縮だが（ただし，件の講師によるとそれまで何回かしか使ったことがないという。余談ながら），すでに交流戦ダントツの最下位が決定的となったカープにとって，しかも何年も何年も繰り返される交流戦での失速を総括しておくことは当然必要である。もちろん弊ブログでもそれを交流戦後に書き上げるべく刃を研いでいたのだが，それを前倒ししたのには訳がある。ひとつにはもはや歴史にも語り継がれるであろう野村謙二郎政権の大失態（と，なるかどうかはまだ分からないのだが）を，連敗ストップという節目の時に総括をしておくべきであろうと思ったこと，そしてもうひとつ，これが最大の契機であるのだが，このようなWEB記事が掲載されたことによる。交流戦最下位 カープの魔法は解けたのか？（THE PAGE　14/06/16）簡にして要ながらもはや一目にして瞭然である。これではそりゃ何かの間違いがないと勝てない。これを読んでももなお産みの苦しみだとか敗戦が偶然積み重なったと思うようでは思考回路のどこかがずれているとしかいいようがない。まさにカープの現状の実力というものを残酷なまでにあぶり出してくれているのだ。とくにメンタリティの弱さというのはカープの「失われた２０年」以来の長い課題である。しかし，それでもまだ私にいわせれば甘いというか少し論点がずれていると思わざるを得ないところがある。ひとつは，故障者の続出がチーム状況の悪化を生んだと簡単に片付けているが，根本的に選手層が薄い，すなわち絶対的鉄量不足であることが端的に指摘されなければならない。確かに昨年と比べたらカープの若手選手の伸びしろは著しいものがあるのだが，それをもってしてようやく他球団の大補強と対等に喧嘩できるレベルでしかなかったということは残念ながら事実である。さらにいうなら，チームの編成において主力選手に調子が上がらない選手が出ることや故障をする選手が出ることは，経験則論理則上織り込み済みでなければならないということである。事実，カープが４月戦線で走ることが出来たのは他球団にそれが出たからとも言えるのだ。だからこそ他球団は強大戦力を持っているように見えてもなお貪欲に補強に走るのである。カープなどかつかつな戦力であるにもかかわらずポストシーズンにろくな補強をしなかったのdから，そりゃ同じことを繰り返して当然という結論に至るのである。もうひとつは，もういうまでもないが，それではなぜこう言う状況に陥り続けているのか，何かカープという球団に構造上の欠陥はないのかという点の突っ込みが足らない。もちろん，筆者からいわせれば，そんなこと行間から察してくれよということなのかもしれないが（たとえば，「球団がFA補強に消極的な現状」），本来ならそこをずばりと衝いてもらわねば困るのだ。とはいえ，まあやむを得ない。これを編集している「株式会社日刊編集センター」というのはしょせん日刊スポーツの子会社のようだから，そこにずばりと踏み込めば日刊スポーツの記者が松田元のバカによって出入り禁止になることくらいは目に見えている。それがこの記事の最大の限界というべきだろう。もちろん，既存のどのプレスでもそれに触れることは出来まい。しかし，交流戦はまだ残り４試合残っているのである。うち２試合は苦手としているファイターズ戦であるが（もうあれは「中田翔の怨念」といわずしてなんという），そんな甘いことはいってられない。リーグ戦を勝ち抜くための足がかりとするには意地でも最低勝ち越さなければいけないのだ。そうしないと，ジャイアンツを追いかけるどころか後方集団に吸収されていつの間にやら圏外へ去って行く単なる「テレビ馬」（分からない方は古い競馬ファンの方に聞きましょう）に成り下がってしまう。そのためには，やはり補強しかない。しかも今年は外国人選手をこれ以上とっても枠の関係で困るだけだから（そりゃキューバの至宝クラスであれば話は別だが），思い切って国内市場に打って出るしかない。加えて，現有戦力を如何に旬の時に起用するかという論点も上げられるだろう。報じられたところによると，フウェスタンのホームランキングで昨年のドラフト１位高橋大樹が，いよいよ一軍登録されるという。これは面白い。何といっても彼は本当に天性のスラッガーだ。遠くへ飛ばすことだけなら外国人打者にも比類するものを持っている。問題は，あの現場監督さんが彼をスターターで我慢して使うことが出来るかどうかとだけいっておこう。確かにウェスタンでも打率は.240，38三振とあらを探せばきりがないが，間違いなく今が旬の選手であるというべきだろう。こんな選手をいったいいつ使うの？今でしょ！（←締めまでこれかい）。9連敗を見せられたツケ払いはきっちりとさせてもらいますから。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/16

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  連敗が止まる時なんてこんなもん

  とにかく，ひどく不出来な試合だったけれども，勝ちは勝ちである。こんな逆転劇が出来るんならもっと早くできただろうと思われる向きもいらっしゃるだろうが，それができないから9連敗なんかするのである。今日だって本当に危なかった。まさしく，益田直也が著しく不出来だったことのおかげである。こういう天からのお恵みがなければ，大連敗なんて止まらないのである。それでも，連敗中は幾度もなく降りてきた蜘蛛の糸を全部ぶつ切りにしてしまっていたのである。今日だって，エルドレッドが益田直也の棒球をとらえてバックスクリーンに運ぶことが出来なければ，ああ惜しかったねで終わる危険性すらあったのである。逆にそれをものにすることが出来たからこそ，中田廉の好投を呼び，中東のだめ押しホームランを呼んだのである。野球なんて，こんなもんだ。仕事をすべき人が仕事をすると必ずよい循環になるように出来ているのだ。すなわち，9連敗の間はそれが出来なかったからこその9連敗だったわけだ。したがってこの連敗はまさにカープというチームの弱みが露呈しただけなのであって，運が悪かったとか巡り合わせだとか言う言葉で片付けてはならないのである。きちんと，今から総括をして責任を追及しておかなければいけないのである。今日はあえてそれには触れないが，必ず弊ブログでも取り上げる次第である。まあもっともらしくなぜ勝てたかということについて触れるならば，やっぱり先に点を取ったことが大きいだろう。先に2点取ったからこそ，2－5になったといえどもマリーンズに完全に流れを渡すまでには至らなかったというべきである。だからエルドレッドの満塁ホームランと同じくらい，天谷の先頭打者ホームランは価値が高いのである。云うまでもなく天谷というのは気ムラがあって評価の分かれる選手なのであるが，少なくとも今の天谷は十分に気合い乗りがしていてあの擡頭してきたころのぎらぎらとした妖気が戻ってきているように見受けられた。あれでこそ天谷である。だから昨日の試合で天谷に代打迎を出したなどというのは最低のヘボ采配だったのである。ただ，それが天谷の闘志に火をつけたのであればまあ禍福はあざなえる縄のごとしというところなんだろうか。とにかく，交流戦は残り4試合となった。連敗を脱出したことをもってほっとしてもらっては困るのである。むしろ，交流戦で失った貯金に思いをはせ，一日も早く元の状況に積み上げていくべく血眼になって戦ってもらわなければいけないのである。その意味ではホームでの交流戦のこり4試合，ひとつも負けることは許されないというべきだろう。もしや万一カープが交流戦で貯金を使い果たすことになったとすれば，野村謙二郎は即刻解任すべきだろう。ここに来て故障者や調子の上がらない選手が続出したことをもってあの監督もどきを擁護する向きもあるようだが，バカも休み休み言えといいたい。そういうことがおきないためにポストシーズンから補強をぬかりなくやらなければいけないのではなかったのか。それができなかったが故の9連敗ではなかったのか。はっきり言ってこれは人災である。もちろん一番悪いのは松田元のバカであることはいうまでもないが，この現場監督さんもそれをうまくやりくりして選手を育てていくという方針が全く感じられなかった。まさに共同正犯なのであって，二人そろって厳正に処断されなければならないはずである。それに思いをいたさないカープファンの多いことを，私は残念に思う。まあ，今日はこのくらいにしておこう。他の人はどうか分からないが私はこう言う連敗が止まった試合の日というのは悔しくて悔しくてたまらないのである。どうも素直に喜べない。この気持ちを共有してくれる方は，まあ少ないんだろうなあ。しかし，カープを甘やかしてきた者のツケ払いをなんでわしらも見なきゃいかんかったんや。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/15

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  悪いときにいいときの野球で勝てるもんか。

  9連敗である。しかも一度絶不調のどん底にある丸の逆転ホームランという神のお導きがあったにもかかわらず，むざむざカープはそれを手放してしまった。これでまだ2位というのがまさしく奇跡である。本当に他のパシフィックの球団によく感謝しなければいけない。もうはっきり言ってあまり何も言いたくないのだが，もはや野村謙二郎という人の野球ではこれを打開することは限界であると言うことだけ言うにとどめる。すなわち，直ちに休養に入り監督代行を立てるのが正しい筋だろう。それも緒方じゃだめだ。ライオンズの田辺監督代行のように指導者として長く現場にいた人でなくてはならない。でなければ，同じ過ちをそのままみすみす繰り返すだけだ。はっきり言って今日の試合はもうマリーンズが一方的に押せ押せになっていたゲームを大瀬良が最少失点で切り抜け続けたことから一時的にカープにリードを取る時間が巡ってきただけであって，リリーフ陣が崩壊に瀕している現状で，6回以降を守り通すことはまず不可能だろう。それを踏まえてあえて野村謙二郎の采配の疑問手を上げるならば，倉を登録したにもかかわらず白濱（會澤も含む）にこだわっていることがひとつ。こんな投打がかみ合わなくてチームが徹底的に下がり目の時に若い捕手に経験を積ませるという選択肢はあり得ない。もちろんジャイアンツの小林くらいの素材ならば話は別なのであるが，こういうときにこそヴェテランの存在価値があるのではないのか。ファームで倉がどれだけカープの若手を引っ張って現状2位といえどもウェスタンで首位争いをしていることに貢献したか。それを考えると，この状況で白濱や會澤の起用はあり得ない。倉に託すのが当然の筋だろう。確かに，石原があまりにも不出来だったので白濱や會澤にチャンスが回ってきているというところはある。しかし，それをものに出来ていない以上は，やはりベテランの技に頼るしかあるまい。事実，白濱や會澤のリードは，完全に相手に研究され尽くしている。当たり前だ。アウトコースでしか勝負しないんだから。第二の疑問手は，これがおそらく今日の試合を取ってみたら最大の疑問手にして最大の悪手だったと思うのだが，8回表，ワンアウトランナーなし投手古谷の場面で，今日1番に起用した天谷に迎を代打に送ったことである。はっきり言って，最低の悪手だったと思う。おそらくもう野村謙二郎は完全に監督としての意思能力を喪失したと言っていいだろう。これは絶対にあり得ない。現に先頭打者の同じ左の中東には代打を送っていないのである。今日の天谷は起用されていきなり1回表にヒットを打って，逆転劇の時は四球で繋ぎ，大瀬良を助けるレーザービームで捕殺を取るなど勢いに乗っている選手である。こういうぎらぎらとしたエナジーが出たときの天谷は相手には怖いのだ。しかも，天谷は左投手を苦にしない。そこに迎である。確かに退廃の試合でヒット一本打っているが，それ以降はさっぱりで打てそうな予感がしないバッターである。あれで試合の流れを完全に反転させてしまった。その裏の守りで，今日の練習中に打球を手首と頭に当てて病院に搬送された中田廉を平気で投げさせるという感覚もはっきり言って狂っている。おそらく打者の右左関係なく先に出すべきは久本だっただろう。本気で勝ちに行く姿勢を見せるなら，ミコライオという選択肢もあったはずだ。このまま野村謙二郎が監督を続ける限り，よほどの天佑がない限り勝つことは難しいだろう。こんないい加減な采配をされたら選手のモラールダウンにつながるのは容易に理解できるところだ。聞くところによるとなんか今日になってようやく一部カープファンが「やる気あるの？」というプラカードを出したようで，それに対して批判する向きもあるようだが，私にいわせれば批判するのであればカープファンなんかやめろといいたい。こう言う動きが出るのが遅すぎたくらいだ。いや，私にいわせればこれでもまだ甘いくらいである。今のカープを勝たせたいならば，抜本的な組織改革が必要であることはもう何度も言ってきたことであるが，また遂に悲しい形で証明されているのである。もっと厳しいプラカードが出ても一向におかしくはない。残念なことに，今日の試合の敗戦をもってしてもまだ野村謙二郎は監督の座にしがみつく模様である。これだけ恥をさらしてなお伊原監督のような潔さがない。これは彼の本然とも言うべき人間性だからもう仕方がない。何といっても野村謙二郎はことごとく球団ワーストとかリーグワーストというものを塗り替え続けてきた男だから，今回の連敗もひょっとしたらひょっとしてという気が，しないわけでもない。今からカープファンは，その覚悟をもって試合を見ていかなければならないだろう。しかし，どこのどいつだ。こんな奴を「名将」だと呼んであがめ奉った奴は。全員まとめて横っ面ひっぱたいてやりたいわ，全く。カープを甘やかしてきた者のツケ払いをなんでわしらも見なきゃいかん。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/14

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  だから云ったじゃないの

  昨日の敗戦は，何ら惜しくもなく，ましてや今日につながるものでなく，大型連敗のクライマックスを飾るものであると言うことを。私がいうまでもなく，カープの選手自らが証明してくれたんだから世話はない。おそらく，相当に長ーいエピローグが待っているに違いない。今日の試合についていうことは何もない。本当に唯一，戸田に光明を見いだしたいところであるが，それ以上でも以下でもない。それより今日は會澤である。いや，會澤だけに責任を押しつけてはいけないのかもしれないが，配球があれだけ外角一辺倒だったら，そりゃぼろが出る。おそらくメヒアに打たれたのでインサイドをつけなくなってしまったのだろうが，あれはチェンジアップに合っていなかったのを余計な裏をかいて火傷をしただけなのであって，それでインサイド勝負が出来なくなったのであれば，もう一度基礎からインサイドワークをやり直してこいといわざるを得ない。まあ，現場監督さんはもはや何かを変えることすら放棄しているのだろう。石原に代えて倉を昇格させた。となるとここはひとつ流れを変える意味で倉を使うかと思いきや，それをしないのがいかにも野村謙二郎センスである。丸だってここ10試合の打率が1割を切ろうかといううえに映像で素人が見てもとてもじゃないがタイミングが合っていなかったのだが，これまた頑として変えようとしない。毎試合毎試合同じパターンでおんんあじように抑えられて同じ用に崩れて負けているのに，この頑固さは全くもってばかばかしい限りだ。同じように選手起用という面では頑固な面があった故三村監督ですら，いい加減負けが続いたら「座して死を待つわけにはいかない」といって何かを変えてきたものである。それが今の野村謙二郎には，全くない。要するに戦術も戦略も何も知らない人なんだろう。今さらいうのもなんだが。いや，流れを変えることを放棄しているというのは当たっていないのかもしれない。正確に言えば，「自分が育てた」選手を使って悪い流れを切ろうという最低の助平根性が出ているといった方がいいというべきか。それならロサリオや會澤や戸田や中崎を積極的に起用することの説明がつく。この極貧打戦の現状でいうならば，今のようなときこそファームで結果を残している天谷や苦しいときの切り札になってほしい東出や栗原に賭けてみるのも手だと思うのだが（ただし，栗原についていえばちょっと現状では勧めかねるが）。しかし，いくら手を尽くしても効果は限定的だろう。もっとも効果的でかつ的確な処方箋は，けだし，野村謙二郎の「休養」，すなわち解任以外に何がある。それがすなわち，「風通しのよい」組織にカープを戻し，反転攻勢に出ることが出来る唯一にして無二の手段であるとしか思えない。もちろん，それだけで問題は解決しないだろう。残念ながら原因は「元から」断たなきゃだめなのである。しかし，問題解決のための解の糸口になることは間違いないであろうと信ずる。下向いたりへらへら笑ってるような奴はグラウンドから去れ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/13

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  炭団は続くよどこまでも

  今日の試合とその結果を見て，これでカープの少しは光が差してきたと思える人は，私からいわせれば相当おめでたい人である。今日のような「勝てそうで勝てない」試合こそ，大型連敗のクライマックスなのであって，しばらくはそのエピローグに付き合わなければいけないこととなるだろう。すなわち，何かを変えない限りはまだ負け続ける。カープファンは，その覚悟をもって応援し続けなければならないのである。はっきり言うなら，今日の試合なんて，全然惜しくも何ともない。確かに8回表に追いついた。しかし追い越せなかった。もっというなら先に点を取られた。この2点がすべてである。負け続けている流れにあるチームは，とにかく勝ちたければリードしている展開を作り出して粘り抜かなければならないのである。今日は結論として全くそんな展開にならなかった。カープの流れではなかったのである。だいいいち，8回に同点に追いついたくらいで勝てるのであれば6連敗なんてしないし，それ以前に中盤でさっさと追いつき追い越していただろう。ただそれだけなのである。まあ，今日の試合を評するならこんなもんだ。これ以上でも以下でもない。したがってなにやら御託を並べたりありがたき御高説を拝聴させ給うようなことを書いたブログは，せっせと嘘を嘘で塗り固めているようなものだ。したがって見聞きしないに限る。時間の無駄だ。1日は24時間しかないのだから。と，いうのもあまりにも愛想がないので，どうすればカープは勝てるかということでも書いてみるとする。結論は簡単だ。相手が勝手に転んでくれれば勝てる。それを待つしかない。まさに株を守るがごときである。逆に，動けば動くほど底なし沼に向かって一直線だ。それじゃあいつまでたっても改善されないじゃないかといわれそうだが，そうなのである。だから大型連敗なんかするのである。しかし，過去大型連敗から脱出した例をつらつら眺めてみるに，相手投手が初回から躓いて大量得点を取って逃げ切ったとか，崖っぷちに追い詰められて相手のクローザーやセットアッパーを奇跡的に打ち崩したとか，なんでこんな野球が出来るんやというような勝ち方が不思議に多いのである。プロ未勝利のピッチャーが先発してプロ入り初勝利初完封，しかも１－０などということもあった（ここでクエスチョン，さてこのピッチャーは誰でしょう？）。およそスポーツに絶対という言葉はない。もちろん野球もそうである。野球に絶対があるのであれば野村祐輔は甲子園優勝投手になっているし，1979年の「江夏の21球」などというドラマは存在し得なかっただろう。しつこくいうようだが，野球の勝敗やペナントレースの帰趨を決めるのは絶対的鉄量比ではなく，1試合1試合ごとの相対的鉄量比なのである。長々となってしまったが，要するにカープが今やるべきことは，とにかく必死になって先に点を取ること，そのリードを保って粘ること，これに尽きるのである。そうすれば，どんなドラマがあるか分からない。明日の予告先発は戸田隆矢対藤原良平。カープの方が苦しいことは間違いないが，相対的鉄量比から見れば何が起こるか分からない誤差の範囲だとだけ言っておきたい。ただし，以上のことはこの言葉抜きでは語ることは出来ない。故白石勝巳監督より引き継がれた魂の言葉である。闘志無き者は去れ。下向いたりへらへら笑ってるような奴はグラウンドから去れ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/12

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  果たして連敗を止めるにはどうすればよいか

  目下カープは，6連敗中であってセントラルの首位の座もかすんで後方集団の追い上げに汲々としなければならない状況であることはいうまでもないことである。もはやカープの置かれている現状は，非常に厳しいものがある。それを止めるには，まずひとつの白星がないと始まらない。で，今度の相手がライオンズ。幸か不幸かなぜかカープはまことに相性のよろしい相手である。昨年は4連勝，今年もホームで2連勝しているところであって，この流れでいけば何とかなる，と思いたいのであるが，何せ相手は早々に監督を更迭して「風通しがよくなった」のかどうかは分からないが，とにかく田辺監督代行になって伊原政権の時のような「重苦しさ」がなくなっていることは事実である。したがって，安穏と野球やって勝てる相手ではない。とにかく一戦必勝で取りに行かなければならないのである。予告戦末は久里亜蓮対牧田和久。これだけ見たら苦戦必至である。前田健太の代理登板となる久里とライオンズのエース牧田。しかし，常々私が言うように野球の勝ち負けは相対的鉄量比で決まるのである。久里が抑えて牧田から点を取れば勝てるのである。そのためにはどうするか。まずはカープのアドバンテージというものを最大限に活かしてそれを全力で発揮しなければならない。ただそれだけだ。それではカープのアドバンテージというのはどこにあるか。これまた何度も言うようにカープがこれまで勝ちを積み上げられてきた理由はひとつ，先に点を取って粘る，それができたからである。そうなれば，アウェイなのでカープは先攻である。1回表の攻撃があるのである。1回表に点を取ってしまうこと，これに尽きる。そして，今年だけの特別ルールでパシフィック本拠地では指名打者制が採用されない。これはライオンズにとってマイナスになりこそすれカープにとってマイナスになることは何もない。普段からそういう野球をやってるんだから。というとあまりにも無責任にすぎるかもしれないので一応もっともらしいことを書いておくとすると，まず牧田。カープが絶対に苦労するであろうアンダースローであるが，やはり左打者の被打率の方が高い。ならば，とにかく徹底的に左打者を並べることである。そして，足の速い走者を出して揺さぶる。これはアンダースロー対策の古典である。とにかくここまでろくな野球ができていないのであるから，まずは基本の「き」にこだわることから始めたい。あとは，とにかく負けたチームの野球に学ぶことである。なぜカープはファイターズに，ホークスに，バファローズにこてんぱんにやられたか。簡単である。打って走られたからである。しかもバットスイングのスピードが極端に違うと言ってもいいほどある。それだけではない。とにかく徹底的に粘って粘って最後ピッチャーが粘り巻けというシーンを，もうエンドレスで見せられ続けたのである。そしてカープの投手陣のクセは簡単に見破られていたし，残念ながら白濱と會澤のスローイング難というのも拍車をかけた。どこにカープ野手陣のミスが拍車をかけて大量失点になった。ただそれだけだったのである。ならばどうか。同じことを真似してやればいいのである。セーフティバントの真似をしてみるとか，一人10球投げさせるとか何とかしてボディーブローのように牧田を責め立てる。このくらいならできるはずだ。そして出塁したら徹底的に足で揺さぶりをかける。炭谷銀仁朗は強肩だからそう簡単に盗塁ができる相手ではないが，トライしないことには始まらない。加えて，攻撃がどうもエルドレッド頼みという真理状況になっているように見受けられた。これで生えるドレッドさえ封鎖すれば抑えられることとなってしまう。もっと自分がこの苦境を突破するんだという強い気持ちをもってもらわなければ困るのだ。とくに菊池，丸，松山。明らかに彼らにはそれが弱い。明日はまずエルドレッドは牧田に合わないのは必至なので，特に彼らの活躍に期待せざるを得ないのだから。今のカープは，故障者続出で確かに苦しい。しかし，苦しむのは首脳陣だけで十分なのだ。他の選手にしてみれば，レギュラーのあを，ベンチ入り枠の座をつかみ取るチャンスではないか。今必死にアピールをせずしてなんとなる。なんか今のカープの選手の面構えを見ていたら首脳陣と一緒に悲壮感を漂わせているようにも見えるではないか。そういう必死さを見せて結果を出したのは結局小野だけだったというのが情けないところである。とにかく，勝つしかない。どんな小汚い手を使っても勝つしかない。もっと優勝争いをしているという矜恃を見せろ。プライドを前面に押し出せ。目の前の敵は親の敵くらいに思って，それこそ敵を食い殺すくらいの気概を見せないと，勝てるものも勝てやしない。また現場監督さんは混乱のさなかにあるだろうからモチベーションを高めるのは難しいかもしれないけれども，それができなきゃ，優勝なんてできないぞ。でなきゃ，これから8月9月戦線の胸突き八丁でしびれ上がって優勝はおろかクライマックスさえも怪しくなってしまうぞ。下向いたりへらへら笑ってるような奴はグラウンドから去れ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/11

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  ある鯉党のたはごと2014番外編：積もりに積もって

  世の中の人がすなるブログというものを，という乗りで2006年7月3日に軽く始めた弊ブログ。思えば投句に何とやらで今日2900日目の節目の日を迎えた。その間文体に変遷があったりノリが変わったりして，途中入院治療などしたりした期間もあったのだが，気がついてみればあと100日で3000日の大きな節目を迎えるまで歩んできてしまったのだ。我ながら，ここまでくると阿呆らしさを通り過ぎて襟を正したくなる思いである。ここまで続いたのも，ひとえにカープがどうしようもなくてだらしがなくてようやく勝ち進んだと思えばお約束のように失速してとネタに尽きないからこそなのかもしれない。その間にサンフレッチェはJ2降格の憂き目を見たが，今や立派なJリーグ連覇の絶対王者である。なぜそこまで差がついたのか，なぜカープは勝てないのかというところをほじくり出すと，とにかくネタが出るわ出るわなのであるから自然と続いてくれるのだろう。しかし，本当はここまでカープやサンフレに特化するつもりはなかった。まあサンフレッチェについては試合のあるときくらいしか書いていないからサンフレッチェのブログというくくりには違和感を覚えられる方も多数いらっしゃると思うが，本当はもっと書いてみたいことがたくさんある。その当たりを，今後は少しずつでもいいから書いてみたい。敬愛する故宮脇俊三さんのこと，今も奮闘している家庭菜園のお話，私の大好きな街である京都のこと，そして今旬の話題になっている憲法問題については，やはり元一憲法学徒としては，思うところはたくさんある。ところで，3000日目の節目がいつになるかをカレンダーではかってみたら，9月18日。ペナントレースの最終版の胸突き八丁の場面に奇しくも引っかかるのである。そのときに，カープはどの順位にいてどんな戦いをしているのか，そして森脇バファローズは首位の座をキープすることができるのか，今から非常に楽しみである。まあ，カープについていえば，今は完全にとどめを刺される一歩手前なのであって，果たして野村謙二郎もろとものたれ死んでしまうのか，それとも劇的な再建劇が起こるのか，あるいはなにがしかのクーデターが起こって「風通しのよい」球団となるのか。そういう楽しみがあるから，まあここまで続いてきたんだろうなあとつらつら思う次第である。と，いうわけで，今日はこれで留めにする。一岡がどうのとか前田健太に緊急事態がどうのとかいうことは，今日は取り扱う気になれない。なぜかって？昨日のような腑抜けた試合を見せられたら，何かを掘り下げて書こうなんて気持ちは，これっぽっちも起こるもんか。そういえば「末尾の小ネタ」を書いてたこともあったよなあ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/10

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  もっと必死に野球やらんかい。

  もう，今日の試合内容なんて論評にも値しない。野村祐輔は本当によく投げたのだがワンチャンスをものにされてしまった。これは野村祐輔が悪いのではなく全く研究の跡もなく恥も外聞もない攻撃すらしない攻撃陣の責任である。あえて言えば小野が予想外の好投をしたことだろうが，バファローズがもう2点で勝てると思って流してくれただけかもしれないので評価は保留にしておく。あえて言うなら今日の最大のアンチヒーローは菊池である。2安打打った？それが何につながった。むしろ，1回裏に四球で走者に出て4番エルドレッドのところで初球簡単に牽制につり出されて盗塁死になったのが今日の試合の帰趨を分けたと言っても過言ではない。もちろん，だからといってエルドレッドが打てたという保証はない。むしろそうでない結果が出る確率が高かっただろう。しかし，全く足で揺さぶることもできずほとんど棒立ちのような攻撃をやって挙げ句牽制アウトでは，連敗を止める流れなど来るはずもない。そして失点につながるエラー。どうも今の菊池からはこれまでのようなはじけきったアウラが消え，すっかり並の一軍選手に成り下がっている。丸ともども一度スターターから外してみた方がいいかもしれない。他に誰がいるって？交流戦のチーム打率が1割8分台のチームなら，誰が1番打とうが誰がクリーンアップ打とうが同じだよ。それにしても，現場監督さんの迷走は続く。昨日の試合を受けて何とか手を打っている姿を見せようとするために，カアイフエをスケープゴートにして二軍に落とした。まだロサリオが挙げられないにもかかわらず。そうしたら一岡が右肩を故障したという最悪の事態が発生し，ならフィリップスでも登録するのかと思いきや，挙げてきたのは野村だけ。よほどこの現場監督さんがパニックになった姿がよく分かる。万一の時に誰をファームから挙げればよいか，内田順三さんとの情報共有ができていないことまで分かってしまうのである。こんな人が監督という肩書きを持っていると言うことを，そしてこんな人を名将と持ち上げる愚かなる凡百のカープファンもどきが存在することに，私は絶望感を覚えるのである。だいたい，この非常事態に一軍にいる選手が，自分で何とかしてやろうというタイプの選手ではなく，非常におとなしくて優等生のティーチャーズペット，もっといってしまえばハジメチルドレンばかりであることにさらなる絶望感を覚えるのである。だからいつまであっても自分の野球ができないのだ。こういうときには元気だけはいい選手だとか連敗ずれしていない若い選手とかいい意味で空気を読まない選手をおいた方がよい。今の一軍で言えばあえて言えば赤松か。ファームで言うなら，ロサリオをしかるべき後に上げてくるのは当然として，当面高橋と天谷を挙げて使えば面白いと思う。高橋は別に打ってくれなくてもいい。赤松，高橋，天谷で外野を組んで見たらなかなか面白い打線ができそうだと勝手に思うのだが，いかがだろうか。捕手？こういうときのために倉がいるんじゃないの？内野手は誰が出てもドングリの背比べだから相性で決めてもいいと思うけれども，一度美間を見てみたい。まあ，一番手っ取り早いのは，やっぱり補強だろう。ここはもう一人外国人の打者が必要だろう。エルドレッドやカイフエの尻を叩くことにも成るし，ロサリオは好不調の波が激しいシーズン終盤になると必ず研究されるだろうから，やはりあてにはしづらい。ここはシューリーかマックに願うしかないが，今はやりのキューバ陣選手に触手を伸ばしてもいいだろう。第一，球界で一番最初にキューバンコネクションを持ったのはカープであるはずだ。それがまさか切れているとは言わせないし，切れていたとしたらオーナーの責任として松田元の首をはねければならない。以上うだうだと書いてきたが，それだけ今のカープは壊滅的な状況に追い込まれていると言うことを強調したかっただけだ。しかし，それでもセントラルはパシフィックに食われていおるおかげで上から下までが詰まってきているのである。とにかく何か手を打てばすぐに調子を取り戻して一気に走れる可能性もある代わりに，現状維持でのほほんとしていたらすぐに最下位に落ちる可能性すらあると言うことである。さあ，カープファンを自称するあなたは，どちらを選びますか？え？カープの応援ごっこを楽しくやっていればいい？それはいけません。しばらくスタジアムに足を運ばないことをお勧めいたします。何度も言う。悔しかったら勝ってみろ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/09

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  首位の灯よさようなら　いつまた会える

  何せ４連敗の後５連敗して交流戦ダントツの最下位であるわけだから，よくここまで首位の座を明け渡さなかったことの方が不思議なくらいだったのだが，とうとう来たるべき日がやってきた。特別な感傷はない。常々私は今の現場監督さんが監督の肩書きを背負っている限りカープに明日はない，松田一族が広島から退場しない限りカープは強くならないと言い続けてきたので，別にぃ，まだ２位やん，味噌汁で顔洗ってやり直せばええやろと思うだけだ。しかし，首位の座から引きずり下ろしたのが森脇監督率いるバファローズであったと言うことには，やはり特別な感慨がある。別に私が森脇バファローズを贔屓にしていてバファローズ戦はどっちが買ってもいいと思っているからではない。もうしつこく書いているからあえて触れないが，森脇監督がかつてホークスのコーチを無慈悲に解雇されたときにカープがヘッド格でコーチに招聘しようとしたときの松田元との確執，そして無二の親友故津田恒実との関係。きっと森脇監督は今のカープというチームに対しては並々ならぬ対抗意識を持っていると思うにおぼしい。思えば長内バッティングコーチだって理不尽にカープのコーチを首にされたし，高山ピッチングコーチは選手時代まだまだ使えるにもかかわらず外様選手と言うことでファンの人気がないとみるや即刻自由契約にされたという因縁がある。けだし，カープとカープファンに現実を分からせてやるために，松田一派への一種の制裁を与えるべく野球の神が遣わしめた使徒ではなかったか。しかし，現場監督さんは相も変わらず他人事のようなコメントを毎試合発し続けている。書くと腹が立ってキーボード壊しそうになるので書かない。選手もまるでやる気がないのか，何かにおびえているのか，交流戦前までに見せたプレイがまるでできなくなってしまっているが，それを打開しよう，改善しようという策は一向に見えない。廣瀬がファームに落ちて迎が上がってきたり，今度はカアイフエをファーム落ちさせるというスケープゴートだけが続々と積み上がるのみだ。要するにおまえら１０年もかかってまだ交流戦の戦い方も分からんのか，畢竟野球をなめとんかといわざるを得ない。まあ，そんなことは所詮分かっていたことだ。私が開幕前から，いや昨年のポストシーズンからはっきり言っていたところであるが，現状のカープは弱いのだ。その上にろくな補強もしていないのだ。だからこんな時にミラクルヒーローが出てくると思ったら大間違いだ。なら前半戦のカープはなぜ勝てたのか。弱いなりに弱くても勝てる野球ができたからである。それは至極簡単，先に点を取って粘る。それに尽きていたのだ。そして他球団もいろいろ誤算が出てきて相対的戦力比で上回ることができたからこそ勝てたのである。しかるに現状はどうか。他球団は交流戦以降の戦いでで一旗挙げむとばかりにどんどん補強を進めたりチーム内のひずみを解消するべく策を打っている。何より，どうすればパシフィックのチームに勝てるかと言うことの研究が徐々に進んでいるのだ。そこだけカープは，周回遅れになっているのである。中には交流戦さえ終われば元通りの野球ができる問い考えているおめでたいファンもどきもたくさん生息しているようだが，以上の理由によりこのままだとそれまでカープが依ってきた相対的戦力比の優位性すら怪しくなってくる。はっきり言っておく。明日の試合に勝てないようでは，交流戦は今後もっと悲惨な成績になるであろうことを。予告先発は野村祐輔対松葉貴大。もちろん松葉だって今シーズン３勝１敗，防御率3.04と安定しているのだから油断大敵だが，データとしてサウスポーなのだが極端に左打者に弱いというところがある（被打率が右.224，左.342）。だから左打者を並べてゴリガン一発いかねばならぬ。捕手もはっきり言って誰も信用できないから中東を起用してもいいくらいだ。もちろん，ただ振り回すだけじゃだめだ。バントの構えをして揺さぶるだの，一人最低10球は投げさせるだのして，恥も外聞もかなぐり捨てて攻めなければならぬ。今日みたいにはっきり言って鈍いスイングを繰り返しているだけでは，カープの苦手な初物のサウスポーというところに呑み込まれてしまう。そうなったら，ハイそれまでョだ。もちろん，野村祐輔が立ち上がりに捕まったら，また今日と同じ結果になることは必定であるが。まあ，こんな試合を木戸銭取ってみせられた3万人のお客さんは，いったい何を感じて家路につかれたのだろうか。どうも試合終盤の法ではさすがに厳しいヤジとおぼしき声が聞き取れたが，映像で映し出されたお客さんの顔は連敗中でしかも最低の試合内容の展開であるにもかかわらずにこにこしていたのが非常に印象的だった。要するに彼らはサークルや宴会や女子会の乗りで遊びに来ているだけなのだろう。それに，単発的な攻撃で松山がタイムリー打って1点取ったくらいで，ライトのパフォーマンスシートがさも勝ったかのような大騒ぎ。ラジオ解説の山崎隆造ですら苦笑していたが，おまえらアホかとしか言いようがない。こんなファンが，強いチームをはぐくむことなんて，できる由もないだろうなあ，全く。最後に現場監督さん，どうも昨今の試合を見ていると，あなたがいなくなった方が「チームの風通しがよくなる」と感じるのは，私だけですか？何度も言う。悔しかったら勝ってみろ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/08

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  pridegreenの日記（仮）

  きょうは，ひるのにじから，かーぷとほーくすのしあいをみた。にかいのおもてで，ほーくすがじゅういってんもとって，かーぷはぼこぼこにたたきのめされた。うれしかっった。うちがさんじごろから「とうかさん」にいくのをみこして，はやいうちにけりをつけてくれたにちがいない。あんまりにもうれしかったので，ばんざいをさんしょうした。ばんざーい！（ええ加減古いネタやな・・・どのくらい元ネタを御存知の方がいらっしゃるやら）我ながら書いててばかばかしいが，こんなことでも書いていないと気が収まらない。昨日が２点先制した後エラーをきっかけに９点取られて結果３－１０．それを踏まえてどれだけ対策を練ってふんどしを締めてかかるのかと思ってみていたらなんと１回にエラーがらみで７点とられて２回表で０－１１，結果５－１６である。話にならない。今日の試合内容などはっきり言ってプロとアマチュア，大学野球と高校野球くらいの差があった。これは偶然でもたまたまでもなければ断じて運が悪かったのでもない。この実力差を認めなければカープはこのままずるずると下がっていくのが目に見えている。これをいまだに認めようとしない向きがいることを不幸に思う。最終回の岩本のホームランで大喜びして満足で家路についたファンがいるであろうことを，呪わずにはいられない。余談だが，今日の「とうかさん」。まだまだ試合中であるにもかかわらず明らかに観戦帰りと思われるファンの連れがちらほらと見受けられた。そのくらいの時間に市民球場から「とうかさん」の会場に来るには，３回くらいで試合を見切って球場を後にせねばならぬ。きわめて正常な感覚である。今のカープに，１－１１から反撃する力が残っているとは誰も思いはしない。もちろん，往年の近鉄バファローズなどはとんでもない試合をしたことがあって，私も苦い経験をしたことがあるが（７回終了で３－７の時点で藤井寺球場を後にした。その後９回表で３－１０になったのだが，バファローズが９回裏に８点取ってサヨナラ勝ちしてしまった），昨日の今日でそれを期待するとすればよほどおめでたき人々であると言わざるを得ない。これでホークスにスイープを食らって，明日からはバファローズ戦である。とても勝てる要素が見当たらない。したがって分析と展開も解の糸口と筋道を立てることはしない。勝ちたかったら，バファローズよりたくさん点を取ることである。そうすれば必ず勝てる。公認野球規則の一番初めにそう書いてある。しかし，何が不思議かといって，これだけカープが負けてもジャイアンツと西宮が同じくらい負けるのである。したがっていまだ首位なのである。しかし，これは幸せな結末を生み出すことにはならないだろう。したからひたひたとドラゴンズが追いついてきている。スワローズもベイスターズもカープよりよっぽどいい野球をやっている。交流戦が終わったころ，セントラルのペナントレースがどのようになっているかは，全く読めない。なので，そんなことを案じても意味がない。現に現場監督さんは戦術と戦略の稚拙さを棚に上げて選手に責任転嫁を続け，大本営発表下付期間である中国新聞も公然と選手への責任転嫁をする記事を垂れ流し続けているのである。本来であればなぜこうなったかと言うことを検証すべき記事を書くべきだろうと思うのだが，誰も書かない。仕方がない。中国新聞を初め在広プレスはそろいもそろって松田元のバカの走狗に過ぎないのだから。そうなったら，われわれファンは，もう開き直って笑うしかない。そうなるとい，やっぱりこれで締めなければならぬ。わーはっはっはっはっは，しゃいならーっ。何度も言う。悔しかったら勝ってみろ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/07

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  店主謹白　本日休業

  今日は，どういう風の吹き回しか夕食がシダックスになってしまったので，約４時間あまりカラオケに興じていた。このところ声が出ないと落胆していたのだが，何度かカラオケに通ったらそれがよいヴォイストレーニングになって少しずつだが声が出るようになってきた。とはいえ，２０代，いや３０代のころの声はもう望むべくもないのであるが。いずれにせよ，うまくなりたければ稽古ケイコに尽きることは間違いないようだ。え？今日のカープ？そんなもん知らん。恥を知れ。このスカタンどもが。それ以上でも以下でもあるか。よって何も書かない。書くだけばかばかしいし。生産性がない。今日はこれでおしまい。悔しかったら勝ってみろ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/06

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  午後11時のモノローグ　その12

  明日から広島では，いわゆる浴衣祭りである「とうかさん」が始まる。伝統も活気もあって非常に賑々しい祭りであって，我が娘も楽しみにしているところであるが，あいにく明日からの3日間の広島地方の天気が微妙である。明日などは当初雨模様の予報だったが，今は曇りに変わっているようだが，いずれにせせよすっきりと晴れてくれない天気であることには間違いないようだ。さて，この「とうかさん」の時期に行われることになった市民球場での試合を昔は続に「とうかさんシリーズ」などと呼んだようで，市民球場にも浴衣を着たお客さんの姿が見られるのが広島の初夏の風物詩であるのだが，今年の「とうかさんシリーズ」，残念ながら悲惨な戦いになりそうである。といってもなぎら健壱ではない。正真正銘悲惨な戦いが繰り広げられることは必至だ。なんといっても昨年から少なくとも６連敗中のホークス，５連敗中のバファローズが相手である。そして今年もアウェイ戦では完膚なきまでに叩きのめされた。それからというもの，全く上昇気流も見せずに目下定位置の交流戦最下位である。いっそ市民球場の真上だけ雨雲が居座って全部中止になってしまえとさえ思う。しかしながら，この前半戦折り返し４勝８敗の最下位というカープの在広プレスの報じ方は，あまりにも淡泊だ。事実を淡々と述べるだけに終始して，なぜこうなったのか，どこに問題があるのかと言うことを全く報じない。人民日報や朝鮮中央放送もかくやといわんばかりである。この辺は，西宮が迷走したらぼろくそに叩く在阪プレスとの大きな違いだ。別に感情論で叩けばいいというわけではない。在阪プレスの場合は西宮の球団幹部と各社の猫番がある意味不適切な関係を結んでいて，そのタニマチとでも言うべき幹部の思惑をそのまま書いた一方的な個人攻撃に出している面もままある。しかし，先般不本意にも帰省して「ちちんぷいぷい」など見ていたら，西宮の負けた試合についていいものはいい，悪いものは悪いときちんと整理して論じていた。この辺はやはり番組のクオリティの高さもあるのかもしれないが，やはり感心した次第である。而して在広プレスにはなぜできないか。いうまでもない。すべて松田元に首根っこを押さえられているからに他ならない。中国新聞のトップはカープ球団の取締役に取り込まれているし，デイリーの広島版など松田元にべったりで少しでもおいしいネタを流してもらおうとしていると聞く。これでは理性的な分析なんてとても無理だ。こういうところを思うと，本当にメランコリックになる。まさに入梅した広島の空のごとしである。休養明けで復活してからの弊ブログの私の筆致が荒れに荒れているのもけだしその影響である（自分で言うなって？そんなもん知らん）。昨日など完全にべらんめえ調になってしまった。それを受けてか，「カープ愛」を名乗る低脳君が「一所懸命応援てください，あなたはにわかですか」という勘違い丸出しの書き込みをしてきたが，バカも休み休み言えだ。一生懸命応援しているから現状がつまらねえんだよ。負けて悔しくもないてめえこそにわかじゃあるめえかと啖呵のひとつも切ってやろうと思ったが，ばかばかしいのでクレゾールで駆除した。いまだにこんなファンがいると言うこと自体，私は嘆かわしくてたまらない。最後に，やはりこの言葉をもって今日の戯れ言を締めくくらざるには得られない。「歴史は繰り返す。一度目は悲劇として，二度目は喜劇として」（Karl Marx）悔しかったら勝ってみろ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/05

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  おふざけになるのも大概にしておくれやす。

  今日は以上。それ以上に語る言葉があるか。本当に，何年も何年も同じ過ちを繰り返し，何年も何年も同じ相手に簡単に転がされ続けていたら気がすむんや。今日の試合だけでいうならば，前田健太相手にチーム一丸となって策を練って戦いを挑んできたファイターズと，大谷所弊を相手になんの対策も立てずに棒立ちで野球ごっこやったカープとの差。これ以上でも以下でもあるかい。完封できなかった前田健太が悪いとでも言うんか。そんなこという奴がおったら脳みそかち割ったるわい。ほんまに，なんでこんなでたらめきわまりない野球を，カープファンは木戸銭を払って，そしてCSやCATVの代金を払ってみせられなきゃいかんねん。今シーズンの交流戦前までの野球はその価値が十分あったが，交流戦になってから化けの皮がはがれてしもうてからはその価値なし，やな。だいたい，今日の結果は昨日の現場監督さんのコメントで予測がついた。曰く，「打てん，守れん，打たれる」。本当にアホかとしか言う言葉はないけど，それだけで済ませたらあかん。この言葉はまさにチームの成績に対する究極の無責任発言。こんな言葉を仮にも監督という肩書きを持っている人間が発することは，まさに「指揮官の悪い部隊は全滅する」そのものやないか。けだし「一将功成らずして万骨枯る」。もう，この言葉が出た時点で，そして今日の試合を見せられた時点で，もうこう言うしかないわ。現場監督の野村謙二郎さん。辞任してください。打てんのも，守れんのも，打たれるのも，全部あんたの責任や。やっぱり，あんたは人の上に立つ器量じゃなかったんや。もう分かったやろ。５年目になってこんなチームしか作れんのやったら，もうゲームセットやで。はじめからやり直そう。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/04

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  それで優勝するとどの口が言うんや。

  アホか，おまえらは。こんな野球しかできないんだったら優勝を目指すなどという旗印なんか下ろしてしまえ。とにかく，腹が立って仕方がない。昨年4連敗したファイターズに，今年もまた初戦なんの研究も対策もなくぼろぼろの野球で敗れ去ったのだ。こんな敗残兵どもに，優勝なんて言葉を言う資格があるか。ふざけているにもほどがある。本当なら逐一その点をあぶり出していってやりたいのだが，なにぶんそれは精神衛生上非常に悪い作業だ。今の私はそれをやりたくない。書くことすら嫌だ。だから今日はそれを完全に放棄する。なに，明日の大本営発表当たりで当たり障りのない範囲で書いてくれるだろうからそれでもお読みになっていただくに越したことはない。あとは知らん。と，いいつつつらつらと書き連ねてみるならば，相も変わらず陽岱鋼と中田翔にぼこぼこにされたにすぎない。78打席連続でホームランがなかった中田翔に気前よくホームランを献上しておまけにタイムリー2塁打まで打たせて都合5失点。もちろんその陰には陽岱鋼がヒットを連ねたことがあるのであって，もはやどうしようもない。ただ，研究の後はあったように見えたのだが，篠田が打順一回りも持たないうちにガス欠になってしまったのでは仕方がない。申し訳ないが篠田にはしっかり由宇で調整していただこう。今のままじゃ，無理だ。あんなんじゃまだ戸田でも投げさせた方がましというもの。むろん現場監督さんはようしないだろうが。現場監督さんといえば，遂にというかとうとうというか，どうも気が触れてしまったようだ。試合終盤にアホなことをやらかして失笑を買っている。すなわち，その１　いくら大量ビハインドとはいえ7回2アウト1，2塁でエルドレッドに代走赤松。何の意味がある？こんなところで機動力野球を発揮するつもりだったのか？誰がどう考えてももう負けましたという意思表示かにしか見えない。そうだとすればこれは立派な敗退行為として厳重に処断されなければならないことでもある。その２　8回裏2死1塁，投手多田野がバッターボックスに入ってなぜか山内をマウンドに送る。8点ビハインドの状況で小野に対してなんの指示事項がある？最大限善解しても意味が分からん。いや，分かりたくもない。明日の予告先発は前田健太と大谷翔平だという。結果は見えている。前田健太が超人的なピッチングをしてゼロを並べなければ勝てない。打線？今の大谷の球をあのヘボバッターどもが打てるものか。悔しかったら，点取って勝ってみろ。この負け犬集団どもが。力の差を思い知ったか。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/03

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  北伐の陣第２弾　対ファイターズ戦の傾向と対策

  詳細なデータは取っていないのだが，少なくともここ数年カープはファイターズにいいようにやられているイメージしかない。特にそれは札幌ドームで顕著である。しかし，仮にもカープが今シーズン優勝をしたいというのであれば，何が何でも勝たねばならぬ連戦である。そこで，勝負を分けそうな論点は何か，覚え書き風に書いておきたい。まず今日は予告先発で篠田純平対中村勝である。攻撃面で見るならば，中村勝が駆使する速球と多彩な変化球にどう対応できるかが鍵だろう。特に今カープは攻撃陣の状態が下がっている。ほとんど外国人の長打頼みになっているのは事実だ。しかし，エルドレッドやカアイフエが中村勝に対応できるか，それで勝負の帰趨が決まってしまっては，９９．９９９パーセントカープは負ける。前後を固めるバッターがうまく繋いで繋いで連打を呼び起こさないと，攻略は厳しかろう。勝つとすれば僅少差，しかも私が口酸っぱくして言っているように先に点を取って粘るという形に持ち込むしかないだろう。ちなみに中村勝の現在のデータを上げておくならば，３試合２勝０敗１完封，防御率2.70。カープファンは名前も知らないかもしれないが相当手強い相手である。注目すべきは被打率で，.205。しかも若干左打者の被打率が高いとはいえ左打者を苦にしていない。カープの攻撃の方針としては，右左関係なく調子の上がっている打者を並べ，打てなくてもバントの構えをして揺さぶる，塁に出たら隙を見せたら走るぞという姿を見せる。これしかないだろう。間違っても大艦巨砲主義に走ってはいけない。でないと，確実に術中にはまる。ちなみにもう一ついうならば中村勝は2試合ではあるが札幌ドームでは2連勝中，防御率0.56である。一方ディフェンスだが，これは篠田がいかに粘り強く投げられるかに尽きる。数字だけ見たらそんなにファイターズの各打者は飛び抜けた数字を残していないのだが，とにかくこつこつと当てて繋いでくるから気が抜けない打線である。要注意打者はまず大引。バファローズ時代からカープの投手陣は痛い目に遭っている。そして陽岱鋼。中田翔。とにかくこの二人にはカープ投手陣は徹底的にやられている。打率だけ見たら二人並んで.254だが，そんなものを凌駕する相性の悪さがあると心得ておかなければなるまい。そして最大の問題は，ファイターズが駆使する機動力である。西川遥輝と陽岱鋼が12盗塁，大引が9盗塁。塁に出すとまず走ってくると思わなければなるまい。と，なると，問題はカープの捕手である。篠田が投げるときは白濱が組むことが多いが，とにかく交流戦で白濱のスローイングの悪さを徹底的にパシフィックのチームに狙われている。特にホークス戦で5盗塁を許したことで完全に白濱はイップスにかかったのではないかと思うくらいである。そうなると篠田にかかるプレッシャーは相当のものになるだろう。これに対する現在の対応策は，ないといっていい。石原に代えれば解決するとも言えないだろう。むしろ現状では白濱の方が打撃が当たっているのだから。と，いうわけで，のっけから相当の苦戦が予想される。それに対する現場監督さんの差配は，全然期待できないから，ここは選手が個の力を見せて何とか中村勝を粉砕し，投手陣がファイターズ打線を抑え込む，特に核となる陽岱鋼，中田翔，大引を封じ込めるしか，勝つ手はないといっていいだろう。ところで明日だが，公式発表ではないがどうやら前田健太対大谷翔平の可能性が高い，これはもうロースコアの接戦間違いなしだ。まあ，これに関しては記事を改めることとしよう。ひとつだけ言えることは，今の赤ヘル貧弱打線では大谷の剛速球を打てる確率は相当に低いというだけである。最後に，ロースコアの接戦になった場合，終盤リリーフ陣勝負になる可能性が極めて高くなる。ファイターズはクロッタ，宮西，増井が控える。一方のカープはミコライオが復帰したとはいえ，いきなり本調子であるかどうかは未知数だし，中田廉はここのところ登板過多気味，永川が完全に自信喪失状態と，不安要素が多すぎる。終盤勝負になった場合，これまたベンチワークが試されるカードになることは間違いないだろう。幸いにといったらファイターズファンには叱られるが，栗山とジョニ黒のコンビはカープのヘボトロイカとどっこいどっこいだから，リリーフの駒の切り方によってはどんなに劣勢であっても終盤どんでん返しという可能性だってあるのだ。とにかく，最後まで諦めずに戦ってほしい。しかし，やはりまず理想型は先に点を取って粘ること。1回表の攻撃が鍵を握ることは，間違いないだろう。まだまだこの程度じゃ喜べまい。BlogPeopleSIGMA People

  2014/06/03

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• 店主謹白 暫定復活宣言

  先日の記事、というより泣き言には沢山の励ましの言葉を賜り、誠に感謝に耐えない。本来ならお一方ずつリコメントするのが筋であるが、このような形で謝意に代えさせていただくことを御許し願いたい。 ところで、日にち薬とはよくいったもので、この間、ひたすらぼんやりと公私とも休養をいただいたおかげで、どうやら最悪の状況は脱したようである。あの時は抑鬱状態とだけ書いたが、実はその上に希死念慮が出てしまっていたのである。だからブログ更新とかなんとか言うことは、出来ようもなかった。今は頭からすっきり消えたようである。ただ、その執筆意欲は100%ではない。 そこで、当分の間は、書きたいときに書きたいだけの雑感をぽろぽろと書いていくことから再出発することにした。いつから始まるかは気の向くまま、まあ火曜日の北伐の陣第2ラウンドになるかなともおもうけれども、昨日みたいな無様な試合をされたら分からない。 今後とも、弊ブログをご愛顧いただければ望外のよろこびである。

  2014/06/01

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  店主謹白　しばらく休業

  と，前回も書きつつ，なんやかんやいって書き綴ってきた経緯があるのだが，ちょっと今回は事情が違う。どうも，本格的に体調を崩してしまった，自分で書いていたら世話はないが本格的な抑鬱状態に入ってしまったようだ。医師には即入院を勧められたほど状態が悪い。しかし，そうすると何かと面倒なのでそれを丁重にお断りして，しばらく自宅療養に入ることにした。これまで，私の書いた記事にたくさんのコメントをいただきながら一向にリコメントができなかったのは，まだ本調子じゃなくてなかなか書く気が及ばなかったことにもよる。この点は深くお詫び申しわげたい。それに，正直なところここ数日の記事は，カープが不細工な試合をさらしていたこともあって，なかなか気乗りがしない中書いていたので，切れもなければコクもない駄文に堕していたことは間違いない。と，いうこともあって，書く気力がわいてくるまで，そしてそれを書き切れるようになるまで，短くとも１週間程度，更新を休むこととした。しかし，断筆する気はさらさらない。このままフェイドアウトということだけは絶対にしない（中にはそれを期待している輩も多かろうが）。これだけはご愛顧をいただいている方にお約束する。こんなことを書くのは非常に心苦しいのであるが，なにとぞ心中ご推察の上ご容赦願いたい。一応今日の試合について書いておく。とにかく勝ったからよい，本来であれば１０－２くらいで勝って篠田にも白星がつくはずの試合だったが，それが今のカープの攻撃陣の現状だから仕方あるまい。むしろよく粘って最後丸のホームランに結実させたという点を評価したい。まずはできることから始めていかなければなるまい。いきなり背伸びをしてそう簡単に結果に出るものではないから。これで今年もライオンズ様々なのであって，全く所沢方面に向けてカープファンは足を向けて寝られないのであるが，あえてライオンズファンにお願いするなら，森本稀哲の応援歌だけは何とかやめてくれと言うほかない。I SHALL be back.BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/26

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  これが相性というものか

  確かに記憶を喚起してみれば，昨年の交流戦の対ライオンズ戦は，４戦負けなしだった。それ以前にさかのぼるにしても，今や広報担当となった小松剛君がプロ初勝利を挙げた乱打戦とか，ナイトゲーム連勝続きだった「夜の帝王」岸孝之の連勝をホームで止めた試合とか，何か苦しいところを節目節目でライオンズが助けてくれるというイメージが近年できあがっているような気がする。そうでもなければ，今日の試合，カープが勝った理由が思いつかない。ここまで見事にイニングスの得点がゼロワンで勝ち越したイニングなし，同点に追いついたのがやっとでしかもすぐに突き放されるという連続のチームが，あんなでたらめな試合をして勝つという理由が思いつかない。それほどまでに，カープの試合内容は悪かった，いや悪すぎた。結果として勝ったからいちいち摘示することはしないが，４連敗の時の各選手の出来の悪さは相変わらず変わっていない。変わっていたら，今日の十亀だったら３回までに引きずり下ろしておかなきゃ嘘だ。本当に，奇跡的に出たロサリオの逆転ホームランがすべてなのである。先に点を取られたものの，取り返して追い越して，今度は後攻の有利性を活かして先に点を取ったのと同じ効果が出たというだけなのであって，それをバリントンが丁寧に守り抜いたからこそなのである。おそらく多くのカープファンが喜んで書くであろう７回表についていえば，ライオンズもいい加減勝てないチームですねえというだけなのであって，むしろもって他山の石としなければならないのである。カープの攻撃も，いい加減不出来だったのであるから。というわけで，よく勝った，何とか白星が取れたという以上に，書くべきことは何もない。カープの選手には，これで胸をなで下ろしてもらっては困るのであって，今日の出来の悪い野球の内容を勝ったからこそ大反省してもらわねばならないのである。明日はカープは篠田純平，一方のライオンズは７年目の藤原良平である。一軍実績はほとんどない。今季初先発でもある。しかし，初物にことごとくやられてきたのがカープである。油断はできない。まあ，最後に白濱にだけは触れておこう。ここまでお世辞にも実績を残してきたとは言えないのであって，ようやく今季バリントン専属捕手としての立場をつかんだかと思えば交流戦初戦ではホークスに走りたい放題に走られるという屈辱にもあった。しかし，１１年目のプロ初ホームランは試合の流れを決定づける貴重な一発となった。思えば，白濱のプロ初安打はチェンから打ったサヨナラ安打である。これまで広陵高校でバッテリーを組んできた西村健太朗との比較で辛い目に遭ったかもしれないが，今や西村の方が戦線離脱状態である。これまで西村にばかり回ってきた巡り合わせがやっと白濱に来た，といっては褒めすぎか。なに，石原だろうが會澤だろうがろくすっぽ打てないことには変わりはないのだから，こういうツキを持っている選手に賭けてみるというのも，ありだと思うがねえ，現場監督さん。もっとも結果までは保証しかねるけれども。まだまだこの程度じゃ喜べまい。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/25

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  ざまあみさらせ。

  私はカープファンである一方で森脇バファローズのファンでもあるから，この２試合の結果はまあ私にとってはどちらにどう転んでもかまわなかったのである。さしずめ森脇バファローズびいきの私がカープファンである私に語りかけるなら，ざまあみろ，野球のレベルが違うんじゃ，と呵々大笑するところである。そうなのである。昨日の試合はたまたまミスが点に絡んで運が悪かったね，でもカアイフエが最後にホームラン打ったからきっと明日につながるよねというカープファンの甘い幻想は，今日の試合でさんざんに打ち砕かれたのである。ミスを基点とする失点はたまたま一昨日にのみ起こったのではなく，今日もまた手ひどい形で現れてこともあろうに大瀬良大地の足を引っ張り，打ってはいつぞやの交流戦で見たような見事なゼロワン現象。まだ１試合に１が入っているだけましというべきものなのであって，これすらも入らなくなるとまたまた連続イニング無得点を覆しかねない勢いなのである。要するに，現状のカープの素の力がそのまま白日の下にさらされた，というべきなのである。そうなのである。カープの基礎体力ははっきり言って弱いのである。特に攻撃陣。これは私がさんざんオープン戦，いやスプリングキャンプ，いや昨年のポストシーズンの段階から何度も指摘してきたのだが，とにかく他の球団と比べて弱すぎる。その割にろくな補強もしていない。これでは絶対に大丈夫じゃないぞということが，今ここに露呈しているだけのことなのである。それではなぜここまでカープは勝ち上がれてきたか。投手を中心とした守りから入って，かつ先に点を取って粘る。これができていたからであるし，カープが勝ち続けるにはこれしかないと言うことをこれまた私もしつこく書き続けたところなのである。而してこの４連戦はどうだったか。アウェイ戦で１回表の攻撃があるというアドバンテージがあるにもかかわらず先制攻撃ができない。そのうちにミスから点を先にやってしまう。そうなると泡を食ってしまってますます攻撃が空回りするという悪循環を起こして挙げ句ミスで致命的な追加点を与えてしまう。この繰り返しなのである。そうなると，攻撃力不足の悲しさが出てしまうのである。何か今日の中国新聞の「球炎」で山本修君が似たようなことを書いていたが，要するにそういうことを信者，もといカープファンに刷り込まなければいけないほど追い詰められていると言うことなのだろう。今日の試合だけについて言うなら，カープは完全に森脇監督にもてあそばれたというのが正当だろう。八木智哉先発と言うことで八木対策を存分にさせておいて，八木がパンクしたところでさっとマエストリに交代。全然タイプの違うピッチャーを出されてただでさえ対応力のないカープ打線，いやカープベンチはなすすべもなく翻弄された。これはもう森脇監督にとって会心の野球だろう。指導者としての野村謙二郎との格の違いを存分に見せつけたようなものであるから。なんといっても2010年オフ，野村謙二郎の大迷走からぼろぼろになってしまったカープを立て直すべくヘッドコーチ格での入閣が事務レベルで決まっていたところをあの松田元のバカがあの温厚な森脇監督を激怒させるような振る舞いをしたおかげで破談になったことは，森脇監督にとって生涯の屈辱となってしみこんでいることだろう。昨年の交流戦もそうだったが，森脇監督はカープに対する対抗意識が相当強いのではないか。かつて自ら籍を置いた球団であるから余計にそうだろう。明日からは，ホームでのライオンズ戦とマリーンズ戦が始まる。百歩譲って，本当に百歩譲って，この4連敗には遠征疲れという部分があったと言うことを最大限に情状酌量してあげることとしよう。明日からは，その言い訳はもはや通用しまい。予告先発はバリントンと十亀剣。論点はバリントンがどこまで辛抱できるかだろう。それでも負けたら，もはやつける薬はない。あのときもっと死にものぐるいで必死になって野球やってればよかったなあと今シーズンオフに後悔するようなことがないよう願うだけである。やっぱり今年もだめだめか。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/24

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  仏の顔も三度まで

  もういい加減，おふざけになるのはおやめにならせ給われた方がよろしいかと。今のカープにかけてあげられるのは，この言葉だけだ。よって，ホークス戦連戦後の記事をもって，以下同文。惨敗である。前田健太を押し立てて全く無内容の惨敗である。中には頭の悪いカープファンもいて点差が少なければたとえ敗戦でも惜しい試合として評価できると考えている向きもいるようだが，私から言わせればそんなもんバカの極みだ。問題は負け方である。そりゃシーズン１００勝しろとは言わないし，年に５０回くらいは球運向かないこともあるだろうからそういう試合は仕方がない。しかし，この３連敗，共通しているのは相手に全くカープの野球をさせてもらっていない，はっきり言うならば化けの皮を引きはがされているに等しいのであって，全くもってだめだめである。今日の９回表のカアイフエのホームランをもって明日につながる何かを見いだそうとしているあなたは，一度立ち止まって今日の試合の内容をよく振り返られればよい。まあ言うだけ無理か。とにかく，共通しているのはやはりこの期に及んで現れたかという致命的な打力の弱さである。多くのカープファンは認めたくないかもしれないが，カープの打力を点数化するとこの程度が基礎点なのである。ならばそれまでのセントラルの戦いはなんだったのか。それが私がたびたび強調する相対的鉄量比というものなのであって，大概セントラルの上位チームもこの時期になってぼろぼろとぼろが出始めたからこそ今の順位にいられるのであるところが，パシフィックのチーム，ことに上位チーム相手にはそれが通用しない。そのため，絶対的鉄量比がそのまま結果になって現れている。ただそれだけのたやすい理屈なのである。だからこの交流戦入りの３連敗という結果は必定かつ致命的なものであって，今のうちに策を講じておかないと非常にまずいことになりかねない。それを多くのカープファンが知らないこと自体が私をいらつかせる原因なのである。明日の予告先発は，カープは満を持して大瀬良大地。これで落としたら本当にもう後はないというぎりぎりのところをまたルーキーに託すのである。まあ情けないチームだと言うばかりだが，バファローズの先発はディクソンと思いきや八木智哉できた。これをどう受け止めるかはカープファン個々の勝手であるが，私から言わせれば，なめられているという以上でも以下でもない。今のカープ打線にディクソンなんか使うに能わず，カープの苦手とする変速は左腕でも送り込んでおけば十分試合になるということなんだろう。しかも重篤な左右病の現場監督さんはこれで現状当たっている松山や木村昇吾を下げてきてくれて一石二鳥とほくそ笑んでいることだろう。しかし，これはかつて籍を置いたカープに，そして無二の親友であった津田恒実の背番号を継承する大瀬良大地が先発する試合に対する愛ある挑発とみるべきである。もちろん，森脇監督自体ホークスを無慈悲に去らなければならなくなった後，現場レベルでカープのヘッドコーチ格の就任が決まっていたのを，あの松田元のバカになきものにされた意趣返しという思いだって，当然あるだろう。本来なら明日はほっともっとフィールドに参戦予定だった。それが母の急逝という事情から参戦を諦めたのだが，心だけはほっともっとフィールドに預けておくつもりである。明日も今日までのような試合しかできなければ，今日までのよう生ぬるいものにならないことは確かだろう。やっぱり今年もだめだめか。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/23

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  もとの野球に逆戻り

  今日は，久里亜蓮がよく投げた。十分交流戦の先発要員の一角になり得るだけの内容だった。しかし，それ以上でも以下でもない。点差以上の惨敗である。よって，昨日の記事の内容をもって，以下同文。よく分かったでしょ？今のカープの順位がジャイアンツとタイガースがばたばたになっていたから首位に押し出されていただけだったと言うことを。まあ，それ以上のことは言うまい。悔しかったらバファローズ戦で取り返してみろとカープの選手には申し上げたい。まさか４連敗のまま広島に戻ってきて，許してねと言うわけじゃありませんよなあ。それにしても，相も変わらず現場監督さんの差配はだめだ。交流戦は超短期決戦だと昨日書いたところだが，それがやはりまるで分かっていない。いまだにかっこいい王者の野球をやろうとしている。バカだ。今だからこそ恥も外聞もなく点を取り，あらゆる手を使ってでも失点を防がなければいけないのに。今の現場監督さんの野球はザルだ。こんなザル野球で交流戦なんて戦えるわけないだろう。バファローズ戦？どこに何を期待しろという。今のカープの打線が金子千尋から点を取れるか？久里以上のゴロハンターであるディクソンを打ち崩せるか？世迷い言を言っちゃあ，いけませんぜ。カープファンの皆さん。というわけで，何を書いてもこんな調子にしかならないし，ますますべらんめえ調を帯びてくる一方なので，今日はこの辺でやめておく。だいたい精神衛生上もよろしくない。やっぱり今年もだめだめか。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/21

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  やっぱりね。

  あきれてものも言えないとは，このことである。以下に今日の試合内容が酷かったかはその試合を見た人ならば共有していただけるであろうと信じているのであえてほじくり返さない。いや，するだけ怒りが増幅するというものだ。どうも多くのカープファンは，そしておそらく現場監督さんも，交流戦の戦い方を知らないのではないか。交流戦というのは単にペナントレースの延長で相手がパシフィックのチームに変わると言うだけではない。２連戦２連戦の積み上げといういわば一発勝負の試合が積み重なるという，究極の短期決戦なのである。だから，交流戦を勝ち抜きたいのであれば自ずと戦い方を変えなければならないのだ。攻撃であれば序盤から相手のいやがる攻撃をどんどん仕掛けていく，ディフェンスであればとにかく調子のいいピッチャーを前倒ししてでもどんどんと放らせる。それが鉄則である。而して今日のカープのやったことは，全部これと正反対だった。スタンリッジを打てなければなぜスタンリッジにもっと食いついていって球数を多く放らせることができない（１００球前後で毎回お役御免になってるのはデータが雄弁に語っているのに）。篠田の後に西原というのはどう考えてもミスキャストである。打たれた西原が悪いのではなく起用した現場監督さんが悪い。本当に勝負をかけるのであれば，あの場面で中田廉を投げさせてもよかったくらいだ。それが短期決戦の野球というものなのである。なんせ２３年間優勝から見放されているチームにはそれができないんだなあ，やっぱり。まあ，これで今年の，いや今年も，交流戦の苦戦は必定だろう。後はセントラルのチームがことごとくぼろぼろに崩れてくれるのを待つ神頼みでしかなくなってくるだろう。なぜ今の時点でそう言えるかって？そりゃ簡単だ。今日の試合で去年の一番悪いときのカープの姿を見せてしまったから。まあ，悔しかったら明日帆足を打ち崩してみろ。ただし，交流戦だけで飯を食っているような男だから，今日のような野球をやっていたらもっと手ひどい結果が待っている。首位だとか何とか言う自意識はすべて脱ぎ捨てて，裸一貫チャレンジ精神でぶつかっていくことだ。やっぱり交流戦は茨の道か。。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/20

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  交流戦試練の４試合　チャート式解法の手引き

  交流戦の制度が始まって初めてカープは首位で交流戦に臨むことになる。ただでさえ，入りの２カードの成績が上がらないと交流戦，ひいては今年のペナントレースの成績に関わってくる重要なカードなのである。その相手が最初はホークス，そしてバファローズ。パシフィックの首位を争っている両チームである。きわめて難しい試合になることは間違いないだろう。詰めを誤ると，一気に順位を下げてしまう可能性だってあり得るのだ。しかし，優勝したければ，この４試合，最低でも２勝２敗，優勝を目指すというならそれ以上の成績が望まれる。それであれば，どうしてたら勝てるかと言うことを真剣に考えなければなるまい。そこで当たるも八卦当たらぬも八卦で，勝利という解の糸口・筋道を説き起こしてみようと思う。まずは先発投手。明日は予告先発で篠田対スタンリッジである。明日以降は予想となるが明日は久里対帆足，バファローズ戦の初戦は金子千尋対大瀬良大地，第２戦はディクソン対バリントンになるだろう。バリントンのところは順番で行けば前田健太となるが，土曜日にの試合で内ももに打球を受けたこともあって次のライオンズ戦に飛ばすのではないかと思っている。いずれにせよ，投手戦は必至である。それだけにホークス戦の２戦目は苦しい。久里がどうこう言うわけではない。帆足は交流戦で食っていると言うくらい交流戦に強い。いわゆるセントラルにいないタイプのピッチャーである。カープの打者の対応力が問われるのである。金子千尋は言うまでもなく今や球界を代表するエースだし，ディクソンはこれまたカープが苦手にする徹底的にゴロで打たせて取るピッチャーである。というわけで，これだけ並べてみると積極的にカープが押せる要素というものがなかなか見当たらない。しかし，見つけなければならないのである。となると答えはひとつ，両カードともアウェイ戦，すなわち１回表の攻撃があると言うことだ。今シーズンカープがここまで勝てている最大の要因，先に点を取って粘るという形に持ち込むことだ。それ以上でも以下でもないだろう。そして，今年の目玉であるセントラルの球場での指名打者制採用というのもカープにとってプラス要因として考えたい。言うまでもなくホークスが９人野球に合わせてこなければならないのである。それがどういうオーダーになって現れるかは分からないが，普段守備につかない選手の守備により打撃に及ぼす影響というものを計算に入れてよいだろう（ホークスは流動的だが，すくなくともバファローズがペーニャを外すことは考えづらい）。逆に言えば，カープはこの４試合従前通りの野球ができるのである。指名打者制の使い方がとことんへたくそな現場監督さんだけに，本来ならいきなり滑稽なオーダーを組んでかえって足を引っ張る可能性もあったのである。さらに言えば，初戦のホークスの先発がスタンリッジであったこともカープにとっては助かりごとと言って言い。言うまでもなく昨年まで西宮にいたのであるから，いくらデータ解析がなっていないカープとて選手の体感でのスタンリッジの投球イメージというものは持っているだろう。いくら捕手が鶴岡慎也に変わったからと言って，そうそう大きな変化はないとみていいだろう。一方の篠田。こちらは昨年までとはフルモデルチェンジしているし，少なからずデータはあるにしても今年の篠田と生で対戦したことのないホークスのバッターにとっては，まず昨年まで抱いていたであろう篠田のイメージとあまりにも違うので面食らってくれる可能性が高い。いや，これはあくまで願望なのだが。ただし，篠田にとって要注意なのは，ただ闇雲に低めに投げてさえいればいいというものではないと言うところである。パシフィックの打者はセントラルの打者より振りも鋭くて思いっきりヤマを張ってくるので，低め一辺倒では狙い打ちされる危険がある。逆に総じて肯定の変化にあまり強くないから，高めへの揺さぶりと言うことを忘れないことが要注意事項だろうか。これは，久里にも言えるし，おそらく交流戦のどこかで戻ってくるであろう野村祐輔にも言えることである。とにかく，まずは２４時間後に最初の試合の結果が分かる。その中で，さらに交流戦対策というものを見極めていきたいと思う。交流戦を制すれば自ずとセントラル制覇への道も広がる。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/19

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  点差以上にもやもやとした不安感

  今日の試合だけ見れば，10-3という大勝利である。そして常々私は白星こそ最大の良薬と言い続けているのであるから，今日の試合には何ら問題がないはずである。しかし，何となく今後のペナントレース，特に交流戦直前という今だからこそ，漠然とした不安感にさいなまれてならない。終盤に3点取られたことをもって言うのではない。そんなものは今日の試合展開にとっては屁のようなものであって，恐ろしくも何ともない。もし終盤に8点くらい取られたらさすがはジャイアンツと言ってもいいが，あの程度の反撃なんてやっぱり今のジャイアンツは状態が悪いんですねえとむしろ言ってもいいくらいだ。もちろんバリントンにとってはたかが3点ではないのではあって，最後にベンチでグラブをたたきつけた気持ちはよく分かるのであるが。私が思う不安というのは，今日の試合，本当に10点しか取れない試合だったのかと言うことである。少なくとも，まともな野球をやっていたらもう2，3点は取れていただろうし，昨年のジャイアンツだったら15点は取っていただろう。要するに，こういう試合だからこそ後一押し，二押しのなさというものが私の目にはついてしまったのである。これは，もうここ十数年，いや「失われた20年」の間にずっとついて回った問題であり，今年も完全には解消されていない問題であるからである。もちろん，今年のカープはチーム打率は下から数えた方が早いが，効果的な一打やここぞというところでのホームランが多いからこそ今の順位にあることは言うまでもない。だから攻撃面については従前と比べれば劇的に改善されている。しかし，それは昨年の前半戦までが劇的に酷かったからこそまともに見えるということも指摘しておかなければならない。50イニングス連続無得点を2年も続けるなんてよく現場監督さんの首が飛ばなかったなと言うお寒い状態を特に交流戦で続けていたことをまさかお忘れではないだろう。けだし，まだまだカープの攻撃陣は重大な問題点を抱えていると言うべきである。まずは打順で言えば1番，4番，7番のキーとなる打順である。1番はようやく梵で固定できつつあって調子も上げているようなのであるが，7番は日替わりであってしかも日によってばらつきが大きい。せっかく木村昇吾が高打率を残しているのだから固定してもいいだろうと思うのだが，これだけはベンチの判断だから何とも言えない。4番はエルドレッドで固定と言いたいところであるが，どうやら今日のジャイアンツの格落ち投手なら打てても一線級の投手，特に苦手のインハイにきちんと投げ分けられる投手には苦労している節がある。今後エース格同士のマッチアップとなるであろう交流戦では，少しく不安がなきにしもあらずだ。そして問題は8番だろう。石原が極度の大不振，白濱も当てにならず，會澤もリードで手一杯で打つ方にまで頭が回らないと見えてみんなそろって1割台。これでは下位打線にチャンスが回れば点が取れないのと同じだ。ここのところどうも後一押しが出ないで苦しんでいるのは，下位打線の極度の不振がその原因にあると言っても過言ではあるまい。前述したとおり，交流船は2連戦2連戦が続くのであるから，エース格とのマッチアップが続くことが予想される。特に最初のカードがホークス，次のカードはバファローズとパシフィックの首位を争っている2球団との対決である。おそらく予想される先発投手はスタンリッジ，帆足，金子千尋，ディクソンだろう。なかなかの難敵揃いである。これを今の攻撃陣が果たして打開できるか，まさに試練の4試合となりそうな気配である。果たして今の攻撃陣で攻略できるかどうか。交流戦の傾向と対策については，その気になったら明日にでも書いてみたい。今年も苦戦が予想されそうであるが，今年の日程ならではの攻略法があるに違いないと思っている。交流戦を制すれば自ずとセントラル制覇への道も広がる。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/18

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  結局，無に帰す。

  昨日の試合，試合が終わってから1時間半ぐらいぼんやりと考えていたが，遂に何を書いていいのか分からなくなった。一晩寝たら何か思いつくかと思ったが，何にも浮かばない。あくまで結果論でいうならば，昨日の敗戦は今シーズンのペナントレースを左右しかねない重大な敗戦になったという可能性があるということだけである。前田健太の出来が悪かったのは仕方がない（で，済ませていけない投手では絶対にないのだが）。打線が菅野を打てなかったのも，まあ仕方がない。しかし，試合の内容が双方そろって悪すぎるのだ。ジャイアンツにしてもそう。阿部慎之助がぽろぽろぽろとやって3暴投。攻撃も結局単発に終わって結果あれだけ内容の悪かった前田健太とやはり内容がよくなかった中田廉をもってして5点止まり。菅野の出来も完璧ではなかった。やはり連敗してるチームはさもありなんという感じだった。だからこそである。試合の勝ち負けはどう転ぶか分からなかったとしても，カープがそれを上回るような出来の悪い野球をやってどうする。これでは結局一昨日の勝利の余韻も何もかも，すべて泡沫のように消えてしまったではないか。昨日の前田健太の最大の罪は，完璧に眠っていたセペダを起こしてしまったことである。たかがホームラン1本かもしれない。しかし，ジャイアンツの4番打者として結果が求められている立場からしたら，その1本でがらりと勢いが変わることはままあることなのだ。これで，今日の試合にセペダは気をよくして臨むことだろう。完全に死にかけていたジャイアンツ打線に再び火をつけてしまった結果を引き起こしてしまったのである。まあ，交流戦でパシフィックのピッチャーにきりきり舞いにされるかもしれないのだが，きっとセペダにとってはカープ戦はいいイメージを持ってこれからも臨んでくるだろう。昨日はきわめて不出来だったことは前田健太も自認しているようではあるのだが，それ以上のダメージをカープに与えてしまったとも言えるのである。この罪は重い。前田健太が自他共に認めるチームのエースであるから故に重い。もし打たれたのが大瀬良や久里だったら私もここまでは書かない。これで来年メジャーなんて，よく考えてからものを言えとさえもいいたくなる。攻撃については，もはや何も言うことがない。菅野攻略の糸口をどこまで研究していたのか。ここのところ目立つ併殺打でチームを沈滞させることをどうリカバリーしていくのか，何も見えなかった。何もかにも悪かった。いいところがひとつもなかったとだけ書いておきたい。書きたくてももう一晩経ったことだし，その気力もない。あえて言うなら，現場監督さんの仕事は不調になったバッターの直接指導だけではないぞと言うことだろうか。こういうチームが苦しいときにどうやって点を取って突破していくか，そういう差配が今求められているんだろう。それは小林誠二氏が落合博満を語って曰く，「監督の仕事の残り5パーセントの判断の的確性」ということになるんだと思われるが。まあ，今日はバリントンに頑張っていただこう。相手は前回きりきり舞いにさせられたセドンである。しかし，100球すぎたら，球数を投げさせたら並以下のピッチャーであることは実証済みだ。今日だけは，何でもいいから早打ちすればいいというものではない。今日同じようにやられるようであれば，やっぱりこの現場監督さんは戦略眼も戦術論もないんだ年と思うしかない。逆にセドンを血祭りに上げるようであれば，巷間言われるように少しは変わったかと言っていいのだろう。何でもいいから勝て。もちろんサンフレも仙台で頑張れ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/18

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  そこのけそこのけ大瀬良大地が通る

  水曜日の米子での試合は，まるでなっていなかった。小野淳平が先発という時点で負け試合と納得している向きも多かろうが，それでは甘い。昨日も書いたとおり，まともな監督であれば十分勝負になっていたし，古葉監督であれば勝てていただろう。要するに今の現場監督さんは，こういう試合のケアというものを知らないのである。小野淳平は確かに５回３失点といえば悪くないように見えるが，それ以上に内容が悪すぎた。あくまで結果論だが，勝ち越された時点で早めの継投，たとえばそこで西原を投入するという手もあったのではないか。それでだめだったら戸田でも出してお茶を濁しておけばいいわけだし，何となくもチャもチャした試合ならば梅津を投入して粘り込む手もあっただろう。古い話ばかりして恐縮だが，１９８４年，現状最後に日本一になったシーズンの投手起用は，それはすぱっとしていた。何せエース格の投手でも３回くらいで出来が悪いとみるや古澤や山本和男でイニングを食わせて，そのうちにカープの打線がよみがえってひっくり返すという試合を何度も見たものである。シーズン終盤には先発投手を２イニングで見切って３回から小林誠二を９回まで引っ張って勝ったなどという試合もある。エースが抑えて勝ちました，谷間で点取られて負けましたなどといっているのは出来の悪い監督の言い訳であって，およそ優勝を目指すのであればいかなる手段を使ってでも勝ちに行く。それがまさに名将たるものの条件といっていいだろうと思うのである。その意味では，今の現場監督さんなんて，まだまだどころか野球勘がないなと思わざるを得ない。今の順位は，ひとえに選手の力によるものだと言い切っていいと思う。まあ，現場監督さんは不調になった選手の直接指導に乗り出して結果が出るものだからそぞろこの人は名将であるなどというばかげた論調がまかり通るのだが，それは打撃コーチのお仕事でしょという以上でも以下でもない。その意味では，今日の試合がアウェイ戦であったことはある意味ラッキーだったかもしれない。通常野球は後攻が有利とされているが，先攻であればまず１回表の攻撃があるのである。すなわち，先に点を取って試合を有利に進めるというチャンスがあるのだ。特に今のカープのように，先に点を取って粘るという基本方針をもって戦わなければならないチームにとっては，先攻はあながち悪くはないのである。事実，９球で３点取って内海をあっという間に窮地に追い込んだのだから，これもまた先攻であった効果である。いや，何でも相手は４連敗中だったとの由であり，なおかつ先に点を取ってどんどん突き放すという野球が効果的であったことは言うまでもないだろう。しかし，それをさし引いてもやはり今日の試合は大瀬良大地である。坂本の盗塁失敗とか長野のちょんぼとかに助けられた節もあるといえばあるのだが，これも何も相手が連敗中で勝手に独り相撲を取ってこけてくれた結果である。いきなり３点ビハインドで，しかも相手が大瀬良大地であるということでジャイアンツの戦意を半ば喪失せしめたのである。すなわち，大瀬良大地はもはやそれほどの投手であると球界全体に認知せられている証明といっていいだろう。もはや大瀬良大地は前田健太やバリントンと同様存在自体が武器となっているのだ。さあこうなると明日がひとつの，いや今シーズンのペナントレースを左右すると言っても過言でもない分岐点となる。前田健太対菅野智之。当然ぎりぎりするような投手戦が予想される。論点はひとつ。カープ打線が菅野を打ち崩せるかどうかだ。未勝利の谷間に落ち込んでいる内海と違って菅野は曲がりなりにもハーラーダービーのトップである。しかし，前回登板で，１点を守り切れなかったがためにチームが負けて連敗が始まったという気負いがどこかにあるに違いない。とにかくカープ攻撃陣は，そこを衝いていくしかないだろう。そして，必ず先に点を取ることである。方法は問わない。そして，１－０でもいいから勝つことである。もしそこが取れれば，今のジャイアンツの沈滞ぶりから見れば３連勝だって考えられるのだ。いや，せねばならない。もしそれができるくらいならば，今年のカープは必ず優勝できる。できなかったら，交流戦で追試かねえということになるだろうが。まあ，今日は大瀬良に免じてこのくらいにしておこう。それだけいい試合だったと思う。それに引き替え米子でのゲームは，なんだかなあと思わされる場面のオンパレードだったが，今さらほじくり返しても仕方ないのでもう書かない。まあ，これからぼつぼつと弊ブログの方も復活していきたいと思う。他の凡百のブロガーさんには負けてられないから。今日は我ながらおとなしかったと思うが，まあこれからこれから。水道橋三連勝から交流戦につなげよ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/16

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  無念なり。

  本当は，祝・ベスト８進出！となるはずだったのだが，やはり世界の舞台は，厳しかった。総得点なら並んでいたものの，アウェイゴールの差では痛い。こうなると，ホームでのあの疑惑のPKが大きく影響してしまったわけで，非常に残念だとしか言いようがない。そういえばあのソウルでの疑惑のPKに対するリアクションもないどころか，JリーグやJFAが何かしら動いたという形跡すらない。要するに運がなかった上に，後方支援も得られなかった，そんな中よく孤軍奮闘したとサンフレ戦士を褒めてあげたい。あまりにも残念なので，このくらいにしておきたい。というより，これ以上のことは書けない。カープ？今の現場監督さんが監督でなけりゃ，まあ勝ててたね。特に古葉監督だったら，間違いなく勝ててただろう。理由はいろいろあるけれども，あの現場監督さん，よっぽど小野淳平のことを高く評価しているんだねえ。いや，評価しろとカープファンに強要するかのような起用法だったよねえ。それ以上は，言わぬが花かな。攻撃？まあいかに現場監督さんが野球音痴であるかということが丸わかりで実によろしい。いずれにせよ，下手なばくち打ってしょうもない負けかたしやがって，というより他はない。金曜日からは水道橋か。大瀬良，前田健太，バリントンを押し立ててどこまで持つかな。いや，どれだけ攻撃陣が点を取ってくれるかな。それによって星取表はオセロゲームのように変わってくるだろうな。まあ生ぬるく見守ることとしよう。サンフレ戦士は胸を張って帰ってこい。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/14

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  ある鯉党のたはごと2014番外編：続・御礼

  ばたばたと雑事をこなしているうちに，今日は早くも亡母の初七日の法要となった。まだ明日まで多少の雑事は続くのだが，これで四十九日までとりあえずの一区切りはついた。疲れた。疲労がどっと出た。いかに精神的に落ち込んでいたとはいえ，母が亡くなった直後というのは精神がかえって高ぶっていたことがよく分かった。身内を，しかも自分から近い身内をなくすというストレスは相当なものであるということはものの本で読んで分かっていたつもりだが，いざ自分の身に降りかかってみるといかにとんでもないものだったかいうものを否が応でも実感した次第である。昨日のカープは，ぎりぎりいえば突っ込みどころ満載ではあるのだが，それをほじくり返す気には上述の事情でとてもなれない。ただ，今のカープには白星が大事だ。もちろん首位に立っているから引き分けでよかったのだが，勝てばなおよい。しかも本当にぎりぎりのところでサヨナラ本塁打という劇的に見える展開で終わったからなおよい。今日は予告先発小野淳平だが，どのような差配を現場監督さんがするかを生ぬるく見守ることとしよう。相手はカープには勝てないサウスポーの座を小笠原から襲名した岩田稔である。チャンスは，必ずある。いや，今日はサンフレッチェがまさに歴史を変える戦いに臨むのである。例によってスカパー環境がない我が家ではリアルタイムでは見ることができないのであるが，文字列をカープと並行して追いながらはらはらどきどきさせてもらうこととしよう。むろん，サンフレッチェのサッカーが体現できるならば，いかにアウェイの地とはいえドロー以上の成績を残すことは可能であると信じている。さて，先日の記事以来，丁重な弔意をたくさんいただいており，まことにありがたい限りなのであるが，中にはどうもここぞとばかりに私の神経を逆なで，といって悪ければ弔意の形を取った勘違いの書き込みが見られたので，あえて付言しておく。当分の間はこういう形でさらっとした記事で，しかも不定期の更新にならざるを得ないが，水道橋でのジャイアンツ戦が終わった後，すなわち交流戦直前くらいからは元の更新頻度に何とか戻したいと思っている。その書きぶりのスタンスは，一切以前と変えることはしない。といっても別にいいものはいい，悪いものは悪いといって筋を通しているだけである。むしろ亡母は高校生のころ「女弁士」といわれたほど口の立つ人だったと聞いたし，筋の曲がったことの嫌いな人だったから，今のスタンスを貫き通すことこそ供養にこそなれ，それを今さら変えたところでむしろ天上界から叱られるというものである。と，いうわけで，復活そうそう以前と同じような記事が展開されることだろうし，それは固く心に誓っている。なに，カープが勝ち続けてくれれば文句を言うこともないし，優勝すればどのブロガーも書けないような最大級の賛辞を送るつもりである。「カープよ強くあってほしい」ということを旗印に掲げているだけなのに，それを曲解して喜んでいる低脳君たちのなんと多いことか。私にはそちらの方が悲しい限りである。カープは米子，サンフレはオーストラリアで頑張れ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/14

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  ある鯉党のたはごと2014番外編：御礼

  すでに５月９日付けで書いたとおり，私の母が５月８日深夜にこの世を去った。ようやく正式な今生の別れを終わらせ，今は雑務に追われている状況である。同日付の記事には，たくさんの丁重な弔意をコメントしていただき，心より御礼申し上げたい。本来であればお一方お一方ずつ御礼を差し上げるのが筋であるところ，このような形で概括的なご挨拶になってしまうことをお許し願いたいと思う。その間のカープとサンフレッチェについては，見ることもできなかったし後付け文字列でどうこう言う気にはとてもまだまだなれないため，あえて何も言わない。とにかくよく奮闘してくれたとだけ申し上げておく。まあ，日曜日のカープだけは，何ともなあといわざるを得ないが，あれが現場監督さんのセンスだからやむを得まい。何も言わないと言いつつつい余計なことを言ってしまったが，この私がカープファンになったのも，当時はジャイアンツやタイガースやブレーブスがぼんやりと好きだったと言うくらいの私に，カープの野球帽を買い与えてくれた母のおかげである。これが同じ赤でもフロントが白でＣとＬが組み合わされたロゴの帽子だったら，私の人生は大きく変わっていたに違いない。話が逸れた。最初は少々いやだったのだが，やがて強いカープの時代がやってきた。あの日本シリーズ連覇の時は，赤いカープの帽子はまさに強さの象徴となった。そして大手を振って自分はカープファンだと言えるようになったのである。以後，今に至ると言っても過言ではないのだ。今はまだ，心身とも空白だ。そしてまだ放心状態と言ってもいい状況である。まだまだ，目の前の試合を普段と同じような切り捨て御免とばかりの舌鋒で書き連ねるには，いささか時間が必要だ。もう少しばかり，完全復活までに時間をいただきたい。最後に。青山敏弘選手，W杯日本代表メンバー入りおめでとう。ザックのことだからスターターで使ってくれるかどうかは分からないが，ピッチに立つチャンスがあったら，サンフレッチェでのプレイスタイルを思いっきり世界の場に表現してきてほしい。君になら，きっとできる。カープは米子，サンフレはオーストラリアで頑張れ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/12

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• 店主謹白 本日おそらく休業

  昨日は奥歯にものが挟まったような物言いになってしまったが、それは近年難病と戦ってきた母が容態が悪化し、集中治療室に入ったと言うことを聞かされたことによるものだった。 今日実家に飛ぶべく準備をしていたのだが。それを待つことなく昨日22時45分、永眠した。享年七十。 さすがに、今日はカープどころではない。更新も出来ないだろう。そんな不謹慎なことは出来ない。 身辺が落ち着くまで、少しの間休業ということになる。御容赦願いたい。

  2014/05/09

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• よく勝った。

  一応今日の試合は見聞きしているのだが。ある事情があって心ここに非ずだ。ちょっと今日は書く気になれない。漠然とした不安感にさいなまれ続けているところだ。詳細は、明日書ければと思うが、ひょっとしたらカープどころではなくなってしまうかもしれない。 今日は、とにかく勝ってよかった。さあ明日も、今日くらいガンガン打ってくれ。そして、頑張れ篠田。汚名返上だ。

  2014/05/08

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  サンフレッチェよく頑張った。カープは，もっとしっかりせんかい。

  サンフレッチェ，本当によくやった。テレビ中継がなかったのが残念（あったとしてもCATVでは見ることがかなわなかった）のが本当に残念だ。正直なところ，サンフレッチェのここ数試合の疲弊ぶりを見ていたら，0-0のスコアレスドローも覚悟していた。何とか1-0くらいで勝ってくれればよいがと祈っていたのだが，どうしてどうしてサンフレッチェは強かった。スコアレスで折り返した後半，石原，石原の連弾。そしてまたしても疑惑の判定でPKを取られた後の後半アディショナルタイムで今度は柴崎。2点リードで先手を取った。これは望外の大勝利である。聞くところによるとどうもこの試合もずいぶん怪しい判定のオンパレードだったようなのであるが，今のサンフレッチェはそんなものすら打ち破ってしまうのである。なんといってもあのソウルで極悪主審に勝ち点を盗まれながら勝ち上がってきたのである。アジアの舞台では，もはや恐れるものは何もないと言ってもいいかもしれない。恐れるものは汚染された審判だけだ。それだけに，次のアウェイでのウェスタンシドニーワンダラーズ戦こそが，真の勝負となるだろう。ホームですらあれだけの疑惑の判定があったらしいのであるから，アウェイではめちゃくちゃな判定が続出することさえ予想される。とにかく負けないこと。ドローであれば勝ち抜けるのであるから，もういっそのことアウェイ仕様のべた引きサッカーでもいいのではないか。かっこよくなくていい。泥臭くてかまわない。今日のがんばりをさらに結集させれば，自ずと結果がついてくるだろう。いや，その前に肝心のJリーグでの戦いが待っているのである。ホームでのエスパルス戦。この勢いで勝ち点3を何とかしてゲットしたい。アジアでも勝ってJでも勝つ。それが今年の目標であるのだから。一方のカープ。今日は何も言うことない。もちろん悪い意味で。昨日といい今日といい，負け方が悪すぎる。特に今日は今シーズンの中でも最低だ。もちろん福井にすべての責任をかぶせるのは簡単だが，それにしてもあの攻撃の淡泊さはあまりにも目に余る。もちろん早いカウントのストライク球を打ちにいっているという積極的な姿勢であることは代えるのだが，今日もニッポン放送解説の山崎武司に指摘されていたとおり，それは狙い球を絞ってのものであるからこそ意味があるのであって，今日は完璧に石川に，いや中村に操り人形のようにくるくると回されていただけだ。チームの勢いが一時ほどない今だからこそ，もう一度原点に返ってこういう約束事を守ることが大事だろうと思うのだが。福井に関して言うならば，何も言うことはない。というより福井一人を責めるのはかわいそうな気がする。ファームではそれ相応の結果を残しているのである。それが一軍に上がって結果が出せない，いやここ数年出し続けていないことを考えると，思うに石原と福井は「食い合わせ」なのではないか。捕手を代えてもう一度チャンスを与えてみたい気がする。思い切って會澤当たりと組ませてみたら案外いい線行くのではないかとさえ思う。しかし福井，まだ当事者意識が薄いようだ。今日の降板を受けてのコメントがこれ。「今日は感覚がよくなかった。少し無駄な力みがあった。次頑張ります。」もちろん広報が要約したものだろうからこれが福井の生の声すべてではないだろうが，それにしても，君の今日の試合にかける意気込みはどのくらい強かったのかと思わずにはいられないまさに他人事である。これじゃあ結果は何遍投げさせても出ないだろう。現場監督さんは相当お怒りだったようで福井の次の登板機会は「ないです」と切り捨てたようなのであるが，この判断は正しかろう。最もその言葉，本来なら3年目当たりで現場監督さん自身に投げつけてやりたい言葉であったのだが。とにかく，スワローズ相手にカード負け越しが決定したのはまことに遺憾であって，スワローズの勢いをなめてかかった結果，そしてカープを徹底的に研究し尽くしてきたスワローズとまるでその点がなっていなかったカープの決定的な差が出てしまったとしか言いようがない。負けて悔しかったら，勝つことで借りを返せと言うまでである。明日は大瀬良大地対徳山武陽。これだけ見れば勝って当たり前だが，スワローズの攻撃陣の勢い，完全に賃貸しきってしまっているカープの攻撃陣，そして打撃好調でリードもさえまくる中村と打撃絶不調でリードのさえもない石原のさを考えると，何があってもおかしくない。まずは大瀬良にとにかく粘って粘って粘り抜いてもらうことが先決問題となるだろう。今の攻撃陣に多くを期待するのはまあ無理だが，右投手と言うことで今日みたいな全く期待を感じさせないようなオーダーで来ることはなくなるだろう。とにかく先に点を取って粘るという勝ちパターンにはめ込んで逃げ切ることを祈るしかない。それでも，まだツキはある。連敗しても，2位に浮上してきたチームが勝手にこけて毎日ころころと入れ替わって1ゲーム差のままつかず離れずなのである。明日こそ負けたらどうしようなどと思って縮こまらないことである。勝ちたいんだったらかっこいい野球は捨ててどんな汚い姑息な手段を使ってでも勝ちに行くことである。もしあくまで王道を貫こうとするなら，どうすればそれで勝てるかと言うことを真剣に考えるべきである。今日のような試合を受けてなんの反省もなく明日の試合に臨んでいるようでは，カープの優勝なんて，とんでもない話である。今は確かに苦しかろう。しかし，勝ちたかったら，耐えるしかない。明日こそ勝つしかない。勝利あるのみ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/07

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  球運向かず。まあこんな日もある。

  とにかく，ことごとく今日のカープは何をやってもだめだった。ランナーをためても後一本が出ず，ほんのわずかの失投を点にされて1点差負け。負け方は最悪なのであるが，これを引きずってはならない。なので，すっかり切り替えてしまうに限る。久里の調子は決して悪くなかったと思う。失投と言えるのは本当に山田の先頭打者本塁打とその後の比屋根のヒットくらいだっただろう。結果的に比屋根のヒットを点にされてしまったのが今日の試合最も痛かったところであるのだが，今日の結果をもって久里も不必要に自信を失うことはないと思う。畠山のホームランは，打った方を褒めるしかない。中田廉も遂に失点ゼロが止まってしまったが，いくら何でも年間通して失点ゼロというのは神のなせる業なのであって，点を取られた日がたまたま今日だったと思えばよい。いずれにせよ後に引きずらないことだ。梅津はよかった。これでしばらくビハインドのリリーフに困ることはないだろう。むしろ今日は攻撃陣が完全にちぐはぐだった。一番痛かったのは菊池と丸をほぼ完璧に封じ込められたことである。せっかく堂林が3度出塁するという活躍を見せたのに，それが全く得点に絡まなかった。これでは点が取れぬ。そして終盤は連続して併殺打。本当にさんざんだったのであるが，球運が向かなかったと今日だけは諦めるほかない。しかし，序盤で古野を楽逃げさせたことは要反省だろう。なんとなく，古野なら打てるという甘さのようなものがなかったか。負けたから言うわけではないが，どうも隙があったように思える。９回になってロマンに対してあれだけ抜き身むき出しで攻撃できたのなら，なぜそれをもっと早くとさすがに今日は愚痴りたくもなる。まあ，今日はそれだけスワローズの投手陣によく研究されていたと言うことだろう。捕手の中村も打つ方がさえているものだからリードもよく当たっている。明日からはそれを肝に銘じて逆に逆ねじ食らわせるくらいの攻撃を仕掛けないとだめだ。まあ，９回の攻撃に絡めて言うなら，松山の完璧にとらえた当たりが三塁の正面を突いたのが今日の試合の象徴だろう。負けたのはごくわずかの差。それをカープはつかみきれなかったのである。終盤での継投勝負になったらカープの方が優位だというのが通説であったが，今日はそれも覆された。しかし，これも理由がはっきりしている。前述の通り中村のリードがさえていたことと，スワローズの父ーバーが最後の最後で魂のこもった球を投げていたことに尽きる。それほど，この試合にかけるスワローズの意気込みの方が今日は優っていたと言うべきだろう。一方のカープは，それに気がつくのが遅すぎたといえば今日の試合の最も的確な戦評になるだろうか。所詮カープは首位といえども，他を圧倒するほどの何かがあるわけではない。それが今日見えてしまったという方が正しい。だからこそ，明日こそは気を引き締めて，もう一度チャレンジャーズスピリットをもって戦いに臨んでほしい。その明日の試合であるが，福井優也対石川雅範となった。正直言って苦しい。福井はファームで順調に勝ち星を積み重ねてきているといえども，ここ２年間の実績はゼロに等しい。そして今日のように上位打線を封じ込められるとカープは非常に苦しい戦いを強いられることになる。石川は確かに今シーズンまだ未勝利，０勝３敗で防御率6.40だからつけいる隙はあると言えばあるのだが，実は大崩れしたのは西宮戦だけで，後はそれなりに試合を作っている。現に前回登板のジャイアンツ戦は5回1失点である。勝つためには，とにかく何度もしつこく言うようだが先に点を取って粘ることしかない。1回表にいかに攻略するか。そこにかかってくると言っても過言ではないだろう。何となくペシミスティックになってしまったが，それほど今日の試合内容にはまずい要素が存分に含まれていると感じた次第である。それを打ち消すには明日の白星しかない。しかしそれをもぎ取るためには相当の困難が予想されるだけにそれがさらに倍加されるのである。この負のスパイラルを解消するために，最後にいいことを書いて締めておこう。遂に石原がヒットを打った。打率1割2分台というピッチャー並みの打率だった石原が，遂にヒットを打った，しかも今日唯一のタイムリーヒットを。これまで下位打線でチャンスを作って石原に回ってはことごとくつぶれるというところをさんざん見せつけられていたし，本人もそれを思い悩んでいただろうから，これで少しは吹っ切れてくれるだろう。そういえば今日の1点目は石原のサードゴロの川端の悪送球エラーによるものだ。この反動が，しかも大きな波で来れば，またカープは勢いを取り戻せることになるだろう，とこの際鰯の頭も何とやらで信じてみたいのであるが。明日こそ勝つしかない。勝利あるのみ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/06

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  よく勝った。さあ神宮ではもっと頑張ろう。

  またしても，先制される展開になった。しかし，連日の逆転勝ちでカード勝ち越しを達成した。今のカープにとっては内容不問，白星だけが唯一の成長要素なのであるから，それはそれでよい。試合内容はお世辞にもいいとは言えなかった。カープは初回から得点圏に走者を置き続けながら例によって後1本がでず，その直後にまたしても石川に初球をホームランされる始末だったのであって，その直後から加賀美が調子を取り戻し，5回2死までは全くのノーチャンスだったように見えた。しかし，今日は堂林翔太がいい仕事をした。その一本のヒットが流れを変えた。まさかそれが怒濤の4連打となって3点が入るとは思いもしなかった。およそ一番打者としてはこれまでいい仕事ができているとは思えないが，ここぞというときに流れを変える運というものを持っているのだろうし，だからこそ首脳陣は期待して起用しているのだろう。それに堂林は奮起しなければならないと思う。とにかく，こういう逆転勝ちでしぶとく星を拾えるようになるのは，チームとしてもうワンランク上がった証明としてよいだろう。先制中押しだめ押しという形にはめ込めば，どのチームでも強い。しかし，それだけでは優勝は無理だ。本当に星を積み重ねていくためには，劣勢に回った試合をどれだけひっくり返して勝てるかということにかかってくるのである。昨日今日はそれができた。昨年までのカープだったらおそらくベイスターズの勢いに呑み込まれていたことだろう。それがチームが強くなったというなら，強くなったと言って差し支えないだろう。さてこの勢いを持って神宮に乗り込んでといいたいところだが，ここに来てスワローズが調子を上げている。元々力はあるチームで，そこに絶望的なほど故障者が出ているだけだから（最もそれもまた球運というものであって，やはりそれに見放されたチームは弱いと言われても仕方ないのである），隙を見せたら間違いなくやられる。事実，攻撃力も上がってきているから，前回神宮で対戦したときと同じような試合をやっていたら必ず痛い目に遭う。とにかく先に点を取って粘る，まずその形に持ち込むことが先決問題だろう。先に点を取られたら，必ず最少失点に抑えてこれまた粘る。いずれにしてもカープにとっては粘りの野球あるのみだ。ところで明日の先発は予告あって久里亜蓮対古野正人。久里が本調子を取り戻しているかどうかがすべてだろう。特に古野は先々週のカープ戦はさっぱりだったが前回ジャイアンツ戦で好投しているので要注意である。とにかくしつこくせめ続けることだろう。2戦目以降のローテーションは流動的だが，水曜日が大瀬良大地対石川雅規はほぼ確実，木曜日がどちらも谷間になってカープが篠田か福井，スワローズはロマンか木谷ではないかと思われる。いずれにしても，タイトな試合になることは間違いない。5位のチームだと思ってなめてかかったらきっと痛い目に遭う。特に今スワローズは下位打線がめちゃくちゃ当たっているから，カープ投手陣が苦手にしている川端や畠山に打ち込まれるようだと，かなり辛い展開になる。まずは先陣を切る久里が昔なじみの神宮球場でゴロの山を積み上げてスワローズ打線の調子を崩すような展開になることが最も望ましい。攻撃陣で鍵を握るのは，やはり堂林とカアイフエだろう。堂林が今日のようにちゃんと出塁したり外角低めの球にくるくるバットが回ることなく押し出しの四球を取れる（もちろん本来求められているのは一発長打だが，そこまで贅沢は言わぬ）くらいのことをやってくれれば，先制点や中押し，だめ押し点が取れる可能性は高くなる。カアイフエは復帰してきてとりあえず順当にヒットは出ているようだが，まだその本領を発揮するには至っていない。カアイフエが本調子でないことすると，エルドレッドにかかるマークが強くなるのであって，カープの得点力という点からも苦しくなってくる。1番と5番，攻撃を回転させるキーとなる打順に座る二人の活躍いかんで試合展開が変わってくると言っても過言ではあるまい。それと，しつこいようだが8番打者である。これについてはこれ以上は言わない。とにかく，2勝1敗ペースを刻むことができたことはよしとしなければなるまい。このペースを，次の神宮でも刻むことができれば，バリントン前田健太を押し立てて戦える次のホームでのドラゴンズ戦まで優位にペナントをリードできるものと思う。幸いに，現状ジャイアンツも西宮も足踏み状態なのであって，一気に下位チームを叩いて走ってくるような状況でもない。その間に，とにかくチームを立て直すことが重要だろう。そのためには，とにかく勝利あるのみだ。まだ現状カープが負けていないスワローズを，少なくともカープとの戦いの間では眠っていてもらうことも，優勝を狙うならまた大切なことであるから。勝つしかない。勝利あるのみ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/05

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  何とか勝てた。さあ明日も勝とう。

  今日の試合はじっくりと自宅のテレビで観戦できたのだが，それに先だって昨日の試合についての情報を取るために大本営発表下付期間である中国新聞だけは目を通しておいた。例によって負けたときの現場監督さんのコメントが踊るわけだが，そんなもんにいちいち突っ込んでも非生産的だし，そもそも取り上げるに値しないから何も書かない。で，今日の試合である。三度目の前田健太対モスコーソ。結果的には勝った。しかし，その試合内容には昨日の試合とほとんど径庭がないと言ってよい。要するに前田健太だから今日は勝てた。ただそれだけである。でもそれでよいのである。前田健太の出来は前回のジャイアンツ戦と比べるならば悪い方の部類だったと思う。素人目に見ても勝負球が甘い。それをさっそく石川に先頭打者ホームランされたわけだが，それでギアチェンジできたところが昨日の篠田と今日の前田健太の違いというべきである。それがそのまま結果となって現れたというのが正当だろう。一方のモスコーソ。これまた悪かった。でも完璧には攻略しきれなかった。その要因はいろいろあるだろうが，それは後で触れる。しかし，とにかく先に点を取って粘るという野球で勝ちを積み上げてきたいチームが，どうも先週のジャイアンツ戦あたりから先に点を取れなくて苦しんでいるのが見て取れる。だからこそ足踏み状態で停滞を続けているわけであって，先に点を取られたらずるずると沈んでいくという構図がずっと続いている。それにくらべれば，今日は早い回で点を取った，しかも逆転したというのが勝因なのであって，今日のヒーローは断然松山である。あの逆転ホームランがなかりせば，またモスコーソにずるずるとやられていた可能性だって，ないとは言えないのだ。次いで前田健太。悪いなりに粘るというエースの貫禄を見せつけたこと。これが大きい。もちろん決勝点を挙げたのは木村昇吾である。しかも，エルドレッドとカアイフエが凡退して松山が歩かされた直後の初球，見事に打ち返した。確かに木村が言うとおりラッキーヒットだったかもしれないが，ヒットはヒット，打点は打点である。そしてこの流れを作ったのも，前田健太が梶谷の，しかも松山のクッション処理ミスともいうべき不運な三塁打で作った無死三塁のピンチをノリの犠牲フライのみに封じ込めた結果なのであって，追いつかせても抜かせないという前田健太の粘りの上に成り立っているものと行ってもいいかもしれない。だからといってその価値が下がるものではない。今日はプレイの一つ一つに魂がこもっていた。きっとこれは前回のハマスタでの試合で自らのエラーから前田健太のリズムを崩し，しかもチャンスで自分が打てずに結果モスコーソにしてやられたという悔しさがあったものだろうと思っている。とにかく，連敗しないでよかった。ここで連敗モード，ましてやカードを落とすことが続くとずるずると下の方に沈み込んでしまう可能性が大だからだ。そして，ベイスターズファンの方には失礼な物言いになるが，いくら連勝中といえども現状下位に沈んでいるベイスターズ相手に五分の戦いをしているようでは，優勝を目指すという点ではやはり足かせになるのであって，できるだけ下位チームには眠っておいていただかなければならないのだ。その意味では，今日の勝ちは明日につながる価値ある1勝になると思う。で，明日なのであるが，カープはバリントンを立てて必勝態勢だが，相手は加賀美希昇。カープが嫌な感じを持っている投手の一人である。しかも，天気が少しく不安だ。雨中の試合となる可能性が高い。非常にカープにとっては嫌な要素が多いのだが，それでも優勝したければ，勝つしかない。そのためには，先に点を取って粘るという今のカープの勝ちパターンにはめ込むべく粘って守り，粘って点を取りに行くしかあるまい。そのために，今日の試合で非常に気になったのが，何といっても石原である。20打席以上ノーヒットが続いている。しかも素人目から見ても全くヒットが出るような感じがしない。また悪いことにチャンスで石原に打席が回って点が取りきれないというパターンが多い。はっきり言って，年俸１億円の複数年契約の選手がこれだけ打てなければチームの士気に関わる。明日はバリントンだから例によって白濱だろうが（これまた抜本的解決に何もならないのが悲しいところである），場合によっては會澤の昇格も検討した方がよいかもしれない。木村昇吾が前田健太に借りがあったように，攻撃陣はバリントンに大きな借りがあるだろう。木村昇吾はそれを自らの攻守で返した。当然明日は攻撃陣総出でバリントンに援護点を取って，先週火曜日の大きな借りを返さねばなるまい。まだ時期的には早いかもしれないが，明日はカープにとってある意味ひとつの正念場でもある。明日負けるようなことがあると，今日の勝利が無になってしまうと言っても過言ではない。それほど明日は重要な試合である。とにかく，一戦必勝。これしかない。ここからが本当の試練だぞ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/04

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• 店主謹白 本日休業

  今日は朝から燃える男の赤いトラクターを押して畑を耕すこと2セット、午後は義父のパソコンと無線LANのセットアップに義理の叔父叔母従兄弟一家の来客と、大変多忙な憲法記念日を過ごした。 と、言うことで、今日はサンフレッチェの試合もカープの試合も見ていない。前者は相変わらす偏向報道を続けるNHKBS1のJリーグタイムスでダイジェストは見たが、後者は文字列を後付けでしか見ていないし、どうもそれ以上の必要もなさそうだ。よって、見てきたよーなことを書くわけにはいかないし、むしろ書くことが不誠実というものだろう。 よって、今日はごく簡単な感想のみに止めておく。まずサンフレッチェ。強行日程で苦しいなか、よくアウェイで勝ち点１を取ったと思うし、まさに千金の価値がある。順位的には首位と勝ち点１差の４位に下がったが、そんなものいま気にすることはない。どーせ今浮かれているチームは必ず終盤取りこぼす。この混戦状態、望むところ。必ずやサッカーの神は最後にまた紫の大輪を咲かせるものと信じている。 カープに関して言えば、しゃあないわ、こんな日もあるで済ませてよかろう。長いシーズン中には球運向かない時期が必ずあるものだ。今がそうだと思えばよい。こういうちっとも惜しくもなんともない試合だからなおよおい。今の順位なんか気にするな。その代わり勝てそうな試合は泥臭く拾え。それに尽きる。 でも、最後にひとつだけ。 よく上野なんか上げたねえ。仮にもローテーションの一角だった野村祐輔との入れ換えで。しかもよく使ったねえ。追い上げたあとのイニング跨ぎで。よほど上野のことを評価しているんだろう、現場監督さんは。私のような凡才には理解できない。きっとカルト信者たちとの間でのみ理解出る共通言語でのみ通じ合えるんだろうなあ。

  2014/05/03

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• 店主謹白 本日休業

  ひさびさの「さて理由はなんでしょう」。 1 モバイル環境で更新がしんどいから 2 連休の谷間に休みがとれなくて辛かったから 3 明日は憲法記念日で元憲法学徒の端くれとして思うところあるから 4 野村が抹消された代わりの登録が上野だったから 5 岸孝之がノーヒットノーランを達成したから 正解は 6 明日１日農作業になるので早く寝たいから 明日は朝から大がかりな作業が１日続く予定である。したがって、カープのベイスターズ戦はもちろんのこと、サンフレッチェのヴィッセル戦のチェックもままならないだろう。ラジオとスマホだけはなんとか忍び込ませて臨みたいか、はてどうなるやら。 というわけで、明日はまともなことが書けそうにない。なんとかカープはホームで勝ってくれ、サンフレッチェはアウェイで勝ち点３をもぎ取ってくれと念ずるばかりだ。 ちなみに、憲法学徒の端くれとしてやはり5月3日には思うところあることはあるのだが、今の諸情勢に鑑みると、なんか今年はそれでひと記事ものす気になれない。生温く静観しようと思っている。 しかし、モバイル環境からの更新はやはりしんどい。睡魔さえも襲ってくる。明日は早いから、今日はさっさと寝るとする。明日は明日の風が吹く。

  2014/05/02

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  さすがは大瀬良大地。ものが違う。

  今日は以上。本当に付け加えることがないもない。あっぱれの一言に尽きる。それではあまりにも愛想がないのでまあ蛇足ながら書き綴っていくと，彼がヒーローインタビューで語っていたとおりその球の一球一球には確かに魂がこもっていた。まさに西宮猫軍何するものぞとばかりに力と切れのあるボールを投げ込んでいた。しかし，それだけでは並の投手でもできることだし，それだけではきっと６-１というスコアでは終わらなかったことだろう。事実ピンチも作った。完璧に押さえ込んだピッチングではない。しかし，ピンチにはなってからのギアチェンジにはすばらしいものがあった。事実，いまだに得点圏被打率は.000。タイムリーヒットを許していないのである。これだけでも並外れた投手であると言うことが分かるというものだ。しかも，私が見る限りまだまだ彼の潜在能力はこんなもんじゃない。今日で半分出たか出なかったかというくらいだろう。まだまだ投げることによって鍛えていけば，シーズン中盤から終盤にかけて恐ろしいくらいのピッチングを見せてくれるであろう，そういう妄想にも駆られたものである。もちろん，先制本塁打に中押しタイムリーの2打点，４－４だったロサリオも褒めておかなければなるまい。今日カープが勝てた原因は，今や唯一のカープの勝ちパターン，すなわち先に点を取って粘るということができたからである。それゆえロサリオのホームランはそれだけで値千金だったのだ。そして岩崎優が案外出来が悪かったがためにそこからカープがちゃっかり追加点を積み重ねられたのであって，いくら今日の大瀬良がよかったからといったってあの初戦のような展開になっていたら今日も危なかったかもしれない。ある意味ロサリオがこの試合におけるモラールは他のどの選手よりも高かったに違いない。言うまでもなく5月3日にはカアイフエが登録可能となるため，現状の成績と実績からすれば今日を最後に入れ替えとなる可能性が高いのである。最後の最後のいいところを見せてやろう，そしてあわよくばカアイフエとエルドレッドが不振に陥ったときは自分がいつでも呼ばれてもいいように結果を残しておきたいという気持ちが前面に表れていたのではないか。これはうれしい誤算だろう。いや，間違いなくカープの外国人起用におけるオプションがひとつ増えたのである。仮にこのままロサリオがファームに落ちたとしても，おそらくこの勢いを勝ってファームでは大いばりで打ち続けてくれることだろうし，エルドレッドとカアイフエに与える影響も大きいのではないだろうか。もちろんいい意味で。これで，首位攻防ラウンドを3勝3敗のタイで乗り切ることができた。別に私は今日負けて首位を譲り渡してもよいとさえ思っていたのだが，そんなペシミズムは大瀬良のスケールの大きさの前に呑み込まれてしまった。やっぱり現状のカープ，しっかりとペナントレースの一番上に立つ資格を兼ね備えたチームに生まれ変わろうとしていることが確かに感じ取れた。明日は空けてあさってから9連戦が始まるが，まずホームでベイスターズ，アウェイでスワローズ，そしてホームでドラゴンズと，まあこんなことを言ったら叱られそうだが相手関係にも恵まれているといっていいだろう。ただし，前回対戦したときのベイスターズやスワローズであると思うと痛い目に遭うことは必至だ。そしてドラゴンズは潜在能力は元々高いから，現状の成績が悪いからといって侮ることはできない。とにかく今日のように先に点を取って粘ること，これができれば，楽な展開に持ち込むことができると，かなりの確率で考えてよいのではないか。ただし，甲子園での3連戦，結局勝ちパターンのリリーバーが一度も出なくてすんだため，開幕以来使い詰めだった中田廉，一岡，永川，ミコライオに適度な休息が取れたことは，プラス材料と言ってよかろう。それに，敗戦処理と行っちゃあ何だが，今年の上m津は良さそうだし，小野淳平も一岡に触発されたか昨日などそれなりのピッチングをしていたから，リリーフで心配することはなさそうである。問題は先発投手陣のやりくりである。昨日の大乱調はやはり一過性のものではなかったようで，野村祐輔がいったん登録抹消になってしまった。ファームでの状況を見るに，おそらく昇格するのは福井ではないかと思われるが（今井や武内という線もないわけではない。特に現場監督さんのお好みに合うのはむしろ今井だろうし），それを前提としてローテーションを組んでいくと，次の通りとすることが考えられよう。5/3DB　篠田　5/4DB　前田健太　5/5DB　バリントン　5/6S　久里　5/7S　福井　5/8S　大瀬良　5/9D　前田健太5/10D　バリントン　5/11D　野村（順調に再調整がうまくいったとして）こうすると，米子での西宮戦を篠田と大瀬良でまかない，次いで水道橋でのジャイアンツ戦を前田健太，バリントン，野村をぶつけることができるので理想的だと思うのだが，さて，現場監督さんの導く勝負手や如何に，というところだろうか。とにかく明後日からのベイスターズ戦はそれこそ一戦必勝で戦い抜かなければならない。確かに勝ち星こそ上がっていないが，3連勝で広島に乗り込んでくるのであって，その意気はかなり高いものと思って警戒しなければならない。しかも，カープが苦手にしている井納とモスコーソが出てくることは間違いない。ゆめゆめ楽勝などと思わずに，とにかく先に点を取って粘るという野球を徹底することだろう。打力ではベイスターズにかなわないんだから。この9連戦と，アウェイ戦が続くこととなる首位攻防第2ラウンドの戦いぶりが，カープの今年を占う試金石といっていいだろう。いかなる星勘定で，いかなる順位につけて交流戦に突入するのか。ひとつの見物ではある。しかも米子→水道橋→福岡→神戸と12日間の遠征を強いられるのである。それを踏まえていかなる戦術を練っていかなる傭兵をしていかなる采配をするか，ちょっと今の現場監督さんには怖いものがあるのだが，これだけは腹をくくって見るほかないだろう。ここからが本当の試練だぞ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/05/01

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  ちょっとだけ灯った危険信号

  試合の中身自体は，もはやなにも言うに値しない。とにかく切り替えていこう，ただそれだけである。西宮猫軍の狂信者たちは今頃大騒ぎしているだろうが，騒ぐだけ騒がせておけばよい。今が出来過ぎ，それにゲーム差なしでなお上に立っていると思えばそれでよいのだ。しかし，これまでの敗戦と違って，今日の試合の中には少しだけ群雲がかかっている。もちろんシーズン通してクリスタルクリアなんてことはあり得ないのであるからあまり悲観するには値しないのであるが，ちょっと注意しておかないと一気に失速する危険をはらんでいる要素がほの見えた。それだけは指摘しておかなければならないだろう。まずは野村祐輔の出来があまりにも酷すぎたことだろう。悪いというのを通り越している。あんな悪い野村祐輔はちょっと見たことがないくらいだ。とにかくコントロールがまるでだめ，インコースの球がことごとく中へ中へと入り込むものだから臆病な，もとい慎重すぎる石原はインサイドへの攻めができないか中途半端になってしまった。これでは今後のことを考えると非常に危険な兆候である。今日だけ特別に悪かったのならこんなことあるさですむのだが，前回登板も決して出来がよくなかったし，前々回の西宮戦も完膚なきまでに叩きのめされているのであるから，何か修正が必要なんだろう。その原因がどこにあるのかは，素人の私には分かりようもないが，それをちゃんと解析して修正を施さないと，ローテーションの柱が一本倒れることになってしまいかねない。今のうちなら何とかなる。ていうか，そのために解析コーチとやらができたんだろうと言いたいところである。攻撃面で言うなら，打てなかったのは仕方ないが，西宮の選手がエラーで勝手にこけているのにそれになかなかつけ込むことができなかったことだろう。確かに３回の２つのエラーは４点につながったが，その後もミスがらみでチャンスを作ったのに，つけ込むことができなかった。やはり攻撃面の弱さが出たと言うべきところである。加えて言うなら，昨日と言い京都言い，相手捕手の鶴岡にしてやられたという印象が強い。カープの打者の傾向と対策を完全に見切られているといった方がよかろう。それに対してカープの川が組織だって攻略を考えていたという節は，今のところ見られていない。それが連敗の大きな理由と言って過言ではあるまい。このまま攻撃陣を封じ込められたら，一転してずるずると下がりきっていく危険性も秘めていると言うべきだろう。もののついでに言うなら，昨日ああいうミスをしでかしたからと言って，首脳陣肝いりの策であったはずの１番堂林をあっさり引っ込めたのはどうだっただろうか。本当に堂林を育てたいのであれば昨日の今日だからこそチャンスを与えるべきだったように思われる。それでだめだったら。まあ１番田中というのもありかなと思っていたが，ミスを取り返すチャンスを与えないというような人使いをしていると，やがてそれは負のスパイラルを引き起こすことが多い。悪い言い方をすれば，現場監督さんが自分の顔に泥を塗られたから逆ギレしたと見えなくもないのだ。明日は大瀬良大地対岩崎優である。まずはカープのバッターが岩崎を打てるかという重大な問題に直面している。はっきり言ってこの２連戦，西宮の投手陣に合っているのは松山だけだ。おそらくはその松山を外して廣瀬を入れてくるだろうが，それが吉と出るか凶と出るか。そして１番は再び堂林が入るんだろうが，自分のミスで負けた，そしてそれをもってスターターを剥奪されたと言うことが彼のパフォーマンスにどういう影響を与えるのか，これまた非常に不安材料が多い。ただでさえチームの浮沈がルーキーの肩に掛かるという非常事態になっているのにである。こういうマイナスの局面を打開すると言うことにかけては，カープの現場監督さんは少しばかりへたくそだ。ならば，カープの選手にはこう声をかけてあげたい。ええよ，別に負けて。まだ貯金があるんだから。そのくらいで気楽に戦えばええから。とにかく，現状の首位というものを必死で守ろうとすれば必然的に野球が小さくなる。現にそういう症状が今日の試合でも見受けられた。今のカープの目標は目先の順位に一喜一憂することではないだろう。目指すはペナントだ。最終戦が終わった時点で，勝率が一番上にいればいいのである。今は目先の順位よりもチーム力を蓄えるとき。本当ならそんなこと言ってられないのであるが，幸いに開幕ダッシュに成功してそういう余裕を持っていいところにつけているのである。何といっても，今節こそ負け越しが決まってしまったが，たかだか２カード目ではないか。おそらく直近でカープが一番強かったと思われるのは日本一になった１９８４年であるが，その年は一度もカードのスイープを食わなかったのだが，それでも３連敗が３度あるし，カード負け越しが続いたことも結構あった。まだまだこれからといくらでも取り返せると思ってよいのだ。幸いに，脊髄震盪で戦列を離れていたカアイフエが二軍の鳴尾浜での試合に出場し，タイムリーを含む２安打を打ったという。最短での５月３日での戦列復帰が間に合いそうな気配である。そうなると，やはり打線に厚みが増す。打者へのマークも分散するだろうから，今苦しんでいるバッターにも当たりが出るだろう。そうすれば後一試合，明日だけの辛抱である。♪たまには負けてあげようか　敵も勝ちたいよ　我らの狙いは優勝旗　そうさ日本一・・・でも明日は何とか勝とう。BlogPeopleSIGMA People

  2014/04/30

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  AFTER GAME STADIUM by pridegreen（BEASTA VERSION）

  天使：なんだかねえ。カープが負けるたびにこの企画が出てない？過重勤務じゃないの？私たちって。悪魔：今日は許してやってくれ。途中まで書きかけ，後は締めだけという書きかけ原稿がPCの不具合で全部星の彼方に消えていったんや。というわけで，今日は中継ぎ，セットアップや。天使：なんか敗戦処理って言うにおいがするけどねえ。それはさておき，今日は何といってもサンフレッチェよね。あのアントラーズ戦の完敗から中2日，しかもアウェイでよく逆転勝ちしたわよねえ。悪魔：選手の疲弊は相当のものと見受けられたけどなあ。しかしよく頑張った。本当に頭が下がるで。天使：なんといってもあの山岸さんの同点ゴールよねえ。あれってまさに神風なんじゃないの？悪魔：あれはすごかったなあ。まあ，山岸としたら左サイドをえぐって前が開いたからすかさず狙っただけのことなんやろうけれども，それが決まる当たり，まだ三連覇への風はサンフレッチェに吹いているという気がするぞ。天使：でも，なんか終始ボールを支配されていたイメージが強いんだけど。やっぱり連戦の疲労かしらねえ。悪魔：そりゃ仕方ないやろうな。正式なデータが出たわけじゃないけど，管理人の見るところによると少なくとも4対6くらいでサガンに持たれていた気がする，らしいぞ。なんか昼寝のせいで2時30分からしか見てないから全体としてどうだったかは分からんようやが。天使：じゃあ，ライブ映像では前半のゴールは見てないの？あれだけのすばらしいゴールを。水沼ジュニア君のだけ余計だったけど。悪魔：しかもカープの試合をCATVで見ようとして本来GAORAのところを間違ってsky-aにチャンネルを合わせたから偶然見ることができた，というお粗末ぶりや。よって今日のサンフレチェの試合についてはあまり大きなことは書けないというてる。天使：さすがに見てないものは書けないわよねえ。でも，試合時間がかぶることくらい分かってるんだからせめてチャンネルの確認くらいはしてほしいわよね。悪魔：てっきりスカチャンだとばっかり思ってたらしい。とにかくサンフレッチェの試合をライブで在広テレビ局やBS1以外でやってくれるはずがないという単純な思い込みのミスと言うことやな。天使：それはさておき，決勝点となった石原さんのゴールへのプロセスは美しかったと思わない？あの時間帯，サンフレッチェが攻勢かけてはビッグセーブに阻まれてたから，嫌な予感がしていたんだけど，見事決めてくれたわよねえ。悪魔：本当に後半唯一と言って言いサンフレッチェの時間帯やったからな。そこで決めきると言うことができたと言うことは，やっぱり力の差があると言うことといっていいかな，鳥栖のサポーターには申し訳ないが。天使：でもサンフレッチェは鳥栖には大きな差をつけられてるわよ。何といってもあのベストアメニティスタジアム。エディスタとは大違いよねえ。なんでサッカースタジアム検討協議会の人はまず鳥栖に行かないのかしら。悪魔：そりゃ決まってるやろ。メアスタをお手本にすると必ず「市民球場であるべき地」への待望論が巻き起こるのは目に見えてる。それを避けるために，スタジアムとしては立派やがアクセスがあまりいいとは言えない，奇しくも次節のサンフレッチェが戦うノエビアスタジアムに視察団をおくるんやろ。当然その前提には市と財界がつるんで強行突破しようとしている宇品地区へのスタジアム建設への道を開こうとしてるのが見え見えや。天使：全く不毛な話よねえ。しかも，不都合な真実を全く在広プレスが報じないから困るわよねえ。悪魔：まあそれは，次の野球のない日にでもネタにするというてたから，それを待つとしようか。天使：ところで，カープだけど，見事に負けちゃったわよねえ。せっかくジャイアンツに勝ち越し意気高く乗り込んできたはずでしょ？なんなのよ，あの負け方は。悪魔：まあまあ。あれは本当に運が悪かったというしかないわ。それほどメッセンジャーがよすぎた。もちろんバリントンもそれを凌駕するくらいよかったんやけれども，出会い頭の一発だけで決められちゃあなあ。天使：でも，チャンスはあったわよねえ。初回丸君がファーボールで出たときとか，6回にバリントンさんがヒットで出たときとか，9回に田中君がファーボールで出たときとか。特に6回と9回，なんなのよ，堂林君のあのバッティングは。全部堂林君のせいで負けたようなもんじゃない。悪魔：そのとおり。今日は堂林のせいで負けた。これは動かしがたい事実や。しかし，堂林はまだレギュラー未満の選手なんであって，チームの勝ち負けに責任を取れる顔じゃない。あえて言うなら1番で起用しているベンチの采配が果たしてどうなんかという問題になるのが筋やろう。いわば任命者責任や。天使：じゃあこういうわけ？堂林君が仮に今日みたいに全然仕事できなくて負けても，それは本人に責任を負わせることができないのであって，その起用を指示する以上結果は甘受しろと。悪魔：それ以上でも以下でもないな。でもカープにとっては堂林は育ってもらわなければならない選手であることは間違いないやろ。そのプロセスにはトライアルアンドエラーがあるちゅうこっちゃ。要するに今日はエラーの方が出たと。天使：確かにねえ。でもバリントンさんにはかわいそうだわ。悪魔：じゃあもっと打てる選手を取ってこいと言うことになる。身を切ってでも。堂林のライバルもしくは指南役になるような選手が本来必要なんや。いまならもういちど丸・菊池の1，2番に戻して3番に松山もしくは廣瀬，7番あたりにサードで堂林と田中を争わせた方がええという結論に至ると管理人は言うてるんやが。天使：相変わらず都合が悪くなると管理人に振るのよねえ。でも，はまったら堂林君の一番って魅力でしょ？悪魔：そのとおり。あれだけ長打がある一番打者は相手投手にとっては脅威なんや。やからこそ，今の打率じゃ本来問題外やし，それができないなら最低でも進塁打くらい打てよと言われたって，仕方ないんや。天使：でも，バリントンさんで負けたことで明日以降が苦しくなってきたわよねえ。最低でも１勝はして終わっておきたいところじゃないのかしら。じゃないと，キャッツさんは調子に乗せたらうるさいからねえ。いろいろと。悪魔：予告先発がすでに出て明日は野村祐輔対藤浪晋太郎か。こりゃ相当厳しいな。かなりの確率で負けを覚悟せんといかん。それだけ野村の調子が今はよくないし，今日なんか見てたら藤浪をカープ打線が打てるとは思えんぞ。明後日ははおそらく大瀬良大地対岩崎優か。これも岩崎をカープ打線が打てるかにかかってくる。とにかく勝ちたかったら先に点を取って投手が粘る。これしかないな。天使：打力勝負になったら，苦しいわよねえ。あまり広くない甲子園球場だし。悪魔：だから投手力勝負しかない。そして点を取るためには策を選んでられへん。残念ながら，現場監督さんにはその現状認識が十分ではないような気がするなあ。天使：２度盗塁を刺されたわよねえ。しかも９回はもう完全に見破られて。あれってどうなの。悪魔：推測やが今のカープには「盗塁のサイン」が存在してるんやろな。しかもそのタイミングをかなりの精度で読まれてる。そう考えざるを得んな。それに，９回を見ると代走の出し方がちぐはぐやったというのもあるな。十分足の速い田中に代えて代走赤松，しかも堂林のバント失敗の後となったら，十中八九盗塁のサインが出ると分かるで。そして誰もが仕掛けるであろうと分かるカウントでバカ正直に仕掛けた。この辺も今日の敗因を検討する際には素材にあげられるべきところやろうな。もちろん，唯一絶対の解はないけれども。天使：こうなったら，明日堂林君には償いの意味を込めて打ってもらいましょうよ。ランナーをおいた場面で特に。悪魔：まあ，そう考えて今日は割り切るのがはるかに生産的やろな・・・（TENSHI and AKUMA coming soon......）まあこんな日だってある。BlogPeopleSIGMA People

  2014/04/29

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  つれづれなるままにひぐらしすずりにむかいて。

  いい。今日のような日は，本当にいい。なにがいいかと行って，人様が仕事をしている日に，朝からだらだらとして好きなことばっかりしていられるのである。時間には困らないだろうと思っていたら，そんな悦楽の時間ほどあっという間に通り過ぎてしまう。仕事の時などまだベルが鳴らないかと毎日時計とにらめっこしているから，因果なものだ。今となっては誰も信じてもらえはしないが，弊ブログ，そもそもカープとサンフレッチェに特化するつもりはさらさらなかった。もっとそれこそ身の回りのよしなしごとを思いつくまま書き綴るつもりだったのである。それがどうしてこうなってしまったかは書き出すと長くなるので書かない。というわけで，今日はどうでもいい身辺雑記を書き綴っていきたいと思う。今取り組んでいる，といったらオーバーだが一生懸命やっているのは，やしきたかじんの曲のオリジナルセレクションCD作成である。もちろん，ただ自分が聞くだけならiPodに取り込めばすむ話なのだが，車で聞こうと思えばCDに焼くしかない（もちろん個人的な一次使用だけね。）。CDそのものを積めばよいじゃないかと言われそうであるが，私のコレクションを全部積んだら邪魔なだけだし，いくら何でも全曲が大好きというわけでもない。そこで，これぞという曲を選び出してオリジナルのCDを作っているのである。ところが，それを選び出しても選びきれず，結局CD4枚組の予定となってしまった。すでに「やっぱ好きやねん」「ICHIZU」を中心とする時代から1枚，「大阪恋物語」「なめとんか」「泣いてもいいか」を中心とした時代から1枚作成した。あとは「東京」以後の時代と，デビューから雌伏の時代，レーベルで言えばキングレコードの時代のものから1枚ずつ作成する予定だが，なかなか手が進まない。この辺が私の弱点なのだが，どうも手につかなくなると全く手につかなくなってしまうことがある。今日くらい，前者のオリジナルセレクションCDを作ってみたいと思う。「東京」や「さよならが言えるまで」，名作「黄昏のベンチ」に結果的に遺作となった「そのときの空」は確定だが，そのあとのアルバム収録曲からどう選ぶか，まあ，えいやっで選んでみることとしよう。5月になれば大相撲5月場所が始まるのである。今日，ヤフオクで150円で落札した番付表が到来した。やはりこれを見見れば，早くも前景気が高まるのである。5月場所は何といっても新横綱鶴竜に期待が集まるのであるが，そろそろ豪栄道にも大関の足がかりをつかんでもらいたい場所でもある。個人的には，遠藤をもしのぐ大物との誉れ高い新十両逸ノ城にも期待したいところであるし，苦難を経て親子幕内の座を手にした新入幕佐田の海，別の苦難を経て再び実力で幕内の座をつかんだ蒼国来，そしてもちろん一歩後退したもののまだまだ上位挑戦の場所となる遠藤にも注目をしている。広島ローカル的には，先場所負け越しで東幕下6枚目に後退したもののなお新十両を狙える（7戦全勝優勝すればよほどのことがない限り新十両がかなう）大和富士（呉市出身，しこ名の由来は分かりますよね）にも期待をしてみたいところである。昨日も勝手に宣伝したところであるが，昨年からあまたと出版されている「前田智徳本」の中で異彩を放つ本が出版された。私も昨日手元に到来し，即読了した。堀治喜氏の「前田智徳　天才の証明」である。そこから浮かび上がってくるのは，アイドルでもスターでもなく，ましてや「神」でもなく，等身大のひとりの「前田智徳」という人となりである。これをここまで色濃く浮かび上がらせた本は初めてではなかろうか。前田智徳ファンの方はもちろん，カープファンの方皆さんにお読みになっていただきたいと思っている。どうも書店ではあるところとないところがあるようだが，楽天ブックスでもアマゾンでも取り扱っているので，興味のある方は是非。で，やっぱり最後はサンフレッチェとカープに帰ってくるのであるが，カープは明日からこれまた首位攻防となる西宮戦をアウェイで戦うのである。さっそく予告先発が発表されてバリントンタイメッセンジャーなのであるが，どうも天気予報によると明日は雨天中止が濃厚だ。もちろん，西宮球団サイドはチケットが売れている内にやりたいだろうから少々の雨なら強行することも念頭に置かなければならないので，決め打ちするわけにはいかない（もし試合があったらそれはそれで難しい試合になるだろう）のであるが，たぶん2連戦になる可能性大である。これは難しい。3連戦スイープは難しいが，2連戦スイープは何かの弾みで決まってしまうのである。万一のことがあれば西宮に首位で並ばれる（ただし勝率差で首位キープだが）のである。さっそく明日の試合が中止になることを前提とするようで申し訳ないが，問題は先発投手陣の使い方だろう。要はバリントンをスライドもしくは中1日で西宮戦にぶつけるかどうか。現場監督さんの判断に要注目である。それがいかなる結果を及ぼすかは，分からない。攻撃面で言えば，今のカープの打線が本物かどうかと言うことがまさに試されるのである。苦手の藤浪，前回苦戦した岩崎を攻略できるか。それができれば本物だと太鼓判を押せるのだが。右左中間こそ深いが両翼94メートル弱という狭い甲子園球場だけに，打ち合いだけは避けたいところである。もちろん今一度原点に立ち返って先に点を取って粘るという戦術が求められるのではないか。サンフレッチェについて言えば，あの疲弊した状態から中2日でアウェイの鳥栖戦である。相性がいい相手とはいえ，今のサンフレッチェの状態から見れば，勝ち点3を取ってこいという非情なことを言うことはできない。それほどアントラーズ戦での選手の疲弊ぶり，心身両面での疲弊ぶりは明らかだったから。とにかく勝ち点1キープ。それでよいとさえ思う。とはいえまさかサンフレ戦士がそんなことを考えているわけはないだろうから，とにかくしっかり守って，カウンターでもセットプレイでもいいから1点取って守り切ってほしい，そんな泥臭い勝ち方でいっこうにかまわないと思う。そういえば，サッカーと言えば，いまだに山吹の花状態であるサッカースタジアム検討協議会が行われたそうである。その内容は外部機関にスタジアム案の検討を委託するというまさに丸投げ，広島市とつるんでいる業者が入り込んできて余計なことを思想で怖いのであるが，それはさておき，どうせなら検討委員会の委員を全員明日のベストアメニティスタジアムに連れて行って，サガン鳥栖の関係者などから話を聞かせればいいと思う。鳥栖にできてなぜ広島にできないか，その理由は何かと言うことをとことんまで突き詰めればよいと思う。いや，理由は分かりきっている。まあそれは今日は言うまい。また長くなるから。このままだとエンドレスになってしまいそうだから一応の締めをつける。カープは一昨日の試合で打ちこまれた横山を抹消し，代わりに梅津を昇格させた。ファームで結果を出していただけに当然と言えば当然だが，何といっても数年前のあの京セラドーム大炎上放置事件以来現場監督さんは彼をお気に召さないものと思っていただけに，その起用法が注目される。現状では負けたゲームのリリーフと言うことになるだろうが，粘り強く起用すれば必ず結果は出すピッチャーだけに，とにかく少々打たれたくらいではファームに降格させないよう，山内や植田が現場監督さんに進言する必要があるだろう。うまくはまれば，1983年，84年ころの新美敏の役回りができるのではないかと思っている。こういう投手が，実は強いチームには必ずいるものなのだ。酸いも甘いもかみ分けた梅津なら，まさにぴったりではないかと思っているのだが。予想以上に長々となってしまった。BlogPeopleSIGMA People

  2014/04/28

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  久々の遊び心；連休谷間のモノローグ

  全く今年のゴールデンウィークは長期連休を取るには全く不向きなのであって（それでも取れた方，まあうらやましいとしか言いようがないこって），前半は今日月曜日がくさびのように突き刺さって全くやっかいなのであるが，連休が取れるときには取っておきたいという性分の私は，何とか仕事の算段をやりくりして，休暇を取ることに成功した。ただし，やるべきことはなにもない。朝からフリータイムである。これもうれしい。さて，これまで約１週間以上いただいたコメントに対するリプライをするのをサボっていたのであって，今日まとめてしようかと思っているのであるが，言うまでもなくコメントの中には頭の中がお花畑を通り越して蛆虫がわいているんじゃないかという連中も見かけられる。中には常連さんもいらっしゃって，そのたびに丁寧にクレゾールで取り除くのであるが，中には衣の下に鎧を隠してすり寄ってくるバカも相当数見かけられる。そんなもの残念ながら見え見えなのであって，これまた丁寧にクレゾール処理するのであるが（結局逆ギレして書き込んでくるので丸わかりになる。バカが），今日は暇つぶしに遊んであげようと思う。昨日の記事にとりついてきた蛆虫君である。きっと昨日のエルドレッドのサヨナラホームランで舞い上がってしまったのだろう。ハンドルネームは「タヒチアン」。いかにも荒らし専門の捨てハンドルネームである。ドメインはpanda-world.ne.jp。調べてみるとiPhoneらしい。au-netと並んで荒らし屋の定宿である。いや，iPhoneはよく乗っ取りに使用されるやに聞いているから，不正アクセスの疑いもある。まあそれはさておき，例によって全文さらしてどこがどうだめのか添削していこう。＞お前がノムケンの采配にとやかく言うな。上手く行き出したら、たまたま当たりで負けたら采配が悪いって虫が良すぎる。＞お前だったらマエケンを七回で代えてたろ？お前だったら十一回に丸にバンドさせてたろ？＞引っ張り防ぐ為に外角に偏る配球をあえて引っ張らず逆に打つ作戦、お前に出来るか？＞お前、もうノムケンの采配を語るな、この素人が！＞散々、こき下ろしてたノムケンをお前が言う資格ない。風呂敷しまえ。＞得意の削除するんだろう、このオカマ野郎。！ 以上。バカで下劣この上ない悪文である。まず彼は重大な事実誤認をしている。私は現場監督さんの采配は一貫して「悪い」で通してる。うまくいきだしたら当たりというのは全くの論理すり替えであって，選手の個の力が勝っているから妙ちきりんな采配でも当たってしまうと言っているだけである。采配云々については，これまたバカだとしか言いようがない。けだし，彼の取った手はすべてセオリィ通りだからである。特別優れたことではない。「引っ張り防ぐために外角に偏る配球をあえて引っ張らず逆に打つ作戦」なんて野球のイロハだ。バカもほどほどに言えと言って差し上げよう。昨日の前田健太を７回で下ろす手なんてそもそもあり得ないし，延長戦に入ったらホームが絶対的に有利なんだから，数少ない得点源である丸・エルドレッドで勝負を賭けるのなんて当たり前だ。丸にバントなんて悪手中の悪手。エルドレッドが歩かされて赤松と勝負させられるのが見え見えだ。むしろそんなことをよく思いつくなと言いたい。よほど野球音痴なんだろう。結局，彼は単なる狂信的な野村謙二郎信者か，頭の中がお花畑満開の取るに足らない蛆虫君であるという結論に至る。彼の言いたいことは批判にかこつけた罵声なのであって，文句なしに削除対象なのであるが，今日はちょっとだけ遊んでみた。ちなみに，「都合が悪くなると即削除する」などというこれまた低脳君がよく現れるのだが，これでいいかな？それに，言っておくが弊ブログはオープンではあるとは言え，管理しているのはこの私だ。美しくない書き込みや明らかに罵詈雑言に属する書き込みを削除することは，私の当然の権利である。いや，少なくとも弊ブログという閉ざされた場においては私は専制君主たり得ると言ってよい。それはどのブロガーだって同じだ。君たちは批判の衣をまとってまとわりついているのかもしれないが，私にはその下にある鎧がちゃんと見えているんだよ。もう少し，いやゼロからメディアリテラシィを勉強しておとといおいで，とだけ書き残しておく。まあ，便所の落書き掲示板とか自分たちの狭い世界の中でおとなしくしている分には，私は関知しないから。それにしてもauしかり，SoftBankしかり，セキュリティが甘いんだねえ（なぜかDoCoMoからの荒らしは非常に少ない。理由は不明）。それより楽天さん，早く書き込み元のドメインを全面開示して，しらみつぶし的に書き込み禁止にできるようにしてくれないと。このあたりが楽天という会社の私の大嫌いなところである。そういえば問題になった楽天日本一の際の楽天市場大幅割引セールに見せかけた誇大表示事件に，楽天の社員が積極的に関わっていたことが明らかになったという。要するにこういう会社なんだと諦めざるを得ないんだろうか。なお，今後，私はしかるべき措置を執る。中身は明かさない。お目汚しになったことは申し訳ない。BlogPeopleSIGMA People

  2014/04/28

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  何かが，変わりつつあるのかもしれない。

  今日の試合の内容と結果については，もう今さら私が書くには遅きに失しているし，他の凡百のブロガーさんが喜んで書いてくれるに違いないので，詳細については触れない。しかし，この一言だけは書いておかなければなるまい。今年のカープは，確かに何かが違う。はっきり言って，試合内容はジャイアンツの方が押していた。ワンアウト３塁というピンチを終盤だけで２度作った。でも，前田健太がそれをことごとく封じ込めるのである。一方のカープは内海の前に半ばお手上げ，終盤になってようやくチャンスらしきものを作るのだが当然のごとくあと１本が出ない。ここ数年のカープとジャイアンツの試合では，必ずジャイアンツの方に終盤決勝点が入っていただろう。ところが，今日は全く逆の目が出た。延長１１回に入って初めてノー案とのランナーが出たのを足がかりに最後エルドレッドの超特大ホームラン，なにも最後の最後でそこまで飛ばさんでよかろうにという一発で締めである。こんな試合，久々にお見受けする。そう，カープとジャイアンツが当たり前のように優勝を争い，両チームががっぷりに組んでしのぎを削っていた，そう今から少なくとも２５年前くらい前までの野球といったらよいか。久々に，私の背筋に戦慄が走った。実は私，この試合を最初からテレビで見ていたのだが，途中から所用あって車を運転しながらラジオで聞いていた。そして，車が「市民球場であるべき地」へ向かう道に入ったところで菊池のヒットが出て，ちょうどその地にさしかかったところで丸のヒットが出たのである。これは吉兆と思いつつそのまま車をその地から南下させたところの，本来なら今頃賑わいの地の範囲内であるとある店の駐車場に車を入れたとたんにエルドレッドのホームランが聞こえてきたのである。もちろん単なる偶然なのかもしれないが，何か「市民球場であるべき地」にあらせ給える「野球の神」が乗り移ったかのようで，非常にすがすがしかった。もちろん，今やその「野球の神」は必ず「サッカーの神」を兼ねさせ給えることを臨んでおられるに違いないが，この話をすると脱線して遠くに行ってしまうので今日は書かない。結果的にジャイアンツ戦もホームでは勝ち越し，アウェイでの仕返しをすることに成功した。いや，内容的には倍返しと行っていいかもしれない。たぶんこの結果をみて一番恐れているのは原タツノリ君であるに違いない。それまでカープ戦といえばなにをやっても普通にやれば勝てていたものが，出来の悪い杉内は即KOされ，カープの投手陣が出来が悪かったから勝ちこそしたものの大竹を送り出したらカープ時代の悪いときの大竹の姿を引きずり出させてしまい，挙げ句投手戦に持ち込んだら一発で仕留められたのである。とにかくこの３連戦，ジャイアンツサイドとして表に出たものはベンチの慌てふためきぶりであり，一方のカープは，まあ現場監督さんがどれだけのイニシアティヴを取っていたかは知らないが，とにかく堂々としていた，そして隙を突いて一気呵成に責め付ける野球を見せつけたのである。それは昨年までからはもちろん，つい２週間前の同じカードのときよりもチームが成長している姿を確かに確認することができるのである。これはもう言い切っていいだろう。さあ，もう今のカープに恐れるものはなにもない。相手がどこだろうと関係ない。ただひたすら選手の個の力を信じて戦い抜けばそれでよいのである。その最大のネックが，現場監督さんの妙ちきりんな差配であることは間違いないのであるが，今のカープはその妙ちきりんな差配までも当たってしまっている。ここだけはいささか出来過ぎの感もある。この先，必ずそれが裏目に出てチームとしてうまくいかなくなるときが来るだろう。そのときに，果たして組織としてどう対応できるか，それが「優勝を目指す」上での最大の鍵になると，私は見ている。今日はこのくらいにしておく。久々にレベルの高いチーム同士の濃密な戦いを見せてもらったから，これに何かこれ以上付け足すのは愚の骨頂というべきものだろう。それともう一つ，今日はこれに時間を割いていたというのもあるのだが，本日この本が到来し，即読了した。ここに勝手連的に宣伝しておく。前田智徳天才の証明 ［ 堀治喜 ］とにかく，昨年前田智徳が引退して以来雨後の筍のように出てきた凡百の前田賛美本とは一線を画する内容といっていい。そこには，アイドルでもなく神でもなく，ただひたすら等身大の「前田智徳」を読み取ることができるだろう。前田信者を自認するなら，まず読むべしと書き記しておく（もちろんそうでない人にも）。もっともっと頑張れ。まだまだやれるぞ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/04/27

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  AFTER GAME STADIUM by pridegreen（KANPAI VERSION）

  天使：・・・・・・・・・・悪魔：・・・・・・・・・・言葉が，ないわなあ。天使：サンフレッチェもカープも完敗のぼろ負けでしょ？こういうときに備えてこういう企画を作ったのかしら，管理人は。悪魔：まあ，そうともいう。本当に今日は全くもって不出来きわまりなかったよなあ。まあ，切り替えて次節に臨もうというだけやな。天使；サンフレッチェはどうだったのかしら。あんまり振り返りたくもないけど。悪魔：ミスからの失点，それがすべてやな。それとアントラーズが完璧なサンフレッチェ対策を練ってきてた。それを打ち破るには，選手が疲弊しすぎていたということやろな。天使：サンフレチェの場合は大変よねえ。たかが１敗じゃないしねえ。得失点差マイナス３というのは厳しいものがあるわよ。悪魔：それを勝ち点で取り返していかなきゃいかんということやろ。幸いに４位に下がったといえどもまだまだ勝ち点差は１や。悲観するに能わん。まだまだサンフレッチェはついてるんや。しかもこの後戦うのは鳥栖と神戸。連戦はきついが，きっちり勝ちきりさえすれば話はまた変わってくる。天使：でも，選手は相当疲れてるんじゃない？今日の試合のプレイなんて明らかに精度が落ちてたわよ。悪魔；それをどう使い回すかが森保監督の腕の見せ所，とだけ言うておこうか。連戦を言い訳に栄冠を逃したら来年サンフレチェに冷淡なJリーグとJFLはもっと意地の悪い日程を組んでくるぞ。天使：カープはどうなの？久里君が打たれてしまって最後大差のぼろ負けじゃないのよ。せっかくジャイアンツを突き放すチャンスだと思ってたのに。悪魔：こちらこそどうでもいい。何せ１敗は１敗。勝ち点も得失点差も芸術点も技術点もないからな。むしろ負けるときはからっと負けておいた方がええといえばええんや。天使：でも，せっかく大竹さんが投げてくる試合だったんでしょ？やっぱり，勝っておきたかったわよねえ。悪魔：チャンスは１回だけあったな。いうまでもなく６回裏。５連打で大竹をKOしてなおノーアウト１，２塁。バッター梵で進塁打が打てなかったこと。そして廣瀬の併殺打。これがすべてを決めてしまったというべきやろう。天使：梵さんはバントでよかったんじゃない？何で打たせたのかしらねえ。２点取ったら１点ビハインドまで詰め切れたところなのに。悪魔：それや，あの現場監督さんの本当の勝負勘のなさは。連打連打できたからさらに強攻強攻でいきたがったんやな。ふわふわと勢いだけで采配振るってきたのが丸わかりや。天使：それに廣瀬さんのところだけど，西村さんはなんか左打者を露骨にいやがってたでしょ？だったら，あそこは中東君でよかったんじゃないの？押し出しも期待できたのに。悪魔：それが頭の悪い安物のばくち打ちの悲しい性や。あの現場監督さんは一発逆転を狙ったんやな。そんなもん丸わかりや。天使：これでジャイアンツが息を吹き返したら困りものよねえ。まして明日の予告先発は肘に不安があるマエケンさんでしょ？なんか悪い予感がするのよねえ。悪魔：これは今日のサンフレッチェにも言えたことやが，相手は半ば手負いの状態やったが故に必死になって対策を練ってきた。それをサンフレッチェは疲弊した状態で，カープはふわふわと腰高の状態で受けて倒されたというのが正当かもしれんな。だからこそ明日のカープは逆に必死になってジャイアンツに食いつかんといかん。それができるかどうか，それだけの覚悟が現場監督さんがあるかどうかやな。天使：それが一番不安なのよねえ。なんかまた全部マエケンさんに丸投げして結果がよかったら自分の手柄，悪かったらマエケンさんのせいにしそうで怖いわ。いや，絶対にするわよねえ。悪魔：その答えはやがて見える。まあ，まずはカープ打線が内海から点を取ることやな。しかもジャイアンツよりも先に。もう一度弱者の兵法に立ち返るべきやろう。「先に点を取って粘る」ということを。天使：でも，けんじろさんはジャイアンツ相手に打ち合いを挑もうとしてたんでしょ？聞く耳持たないかもね。悪魔：それができるくらいならば，カープはとっくにAクラスになって，何回か優勝してたやろう。やっぱり現場監督さんの器量というものが出た結果というべきかな・・・（TENSHI and AKUMA coming soon......）もっともっと頑張れ。まだまだやれるぞ。BlogPeopleSIGMA People

  2014/04/26

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