samasama的スポーツのすすめ

昨日一泊で、入院中の母に会いに岩手に行って来ました
２００２年に最初の脳梗塞になり、今回は３回目の入院になります
現在入院中の病院は、盛岡から更に車で１時間ほど、岩手山麓にある病院です
この病院に入院するのも３回目、私も何度も足を運んだので、慣れた病院です。
今回は、母の妹で私の叔母がこちらから同行しました。


盛岡駅。この文字を見るとなんだかホッとします。

昨日の９時過ぎの新幹線に乗り、盛岡からバスに乗り換え、病院に到着したのは
１３時半頃でした。
病室を覗くと、母はお昼寝真っ最中
気持ち良さそうに眠っているので、そのままにして、叔母と外を散策したり、待合室で
お茶をしたり。
時間を見計らって、再び病室に行くと、起きて車椅子に座っていました

思ったより元気そう
車椅子生活になって２年くらいは経過しているので、両足はすっかり細くなってしまいましたが
この病院でしばらくリハビリをすれば、今は介助が必要だけど、お手洗いもひとりで
できるようになるのではないかな、と私は思いました。

叔母が、退屈だろうからと持っていった、「えんぴつで奥の細道」やおとなの塗り絵、
塗り絵用にsakuraクーピー３０色セットなど広げ、おしゃべりが始まりました

１度話したり、聞いたりした事をすぐ忘れてしまう母ですが、そんなことは構いません。
病気になる前は、本当にしっかり者で家の大黒柱だったので、脳を使い過ぎたのだから
今は、好きなだけ寝て、好きなことを話して、自分のことだけを考えてくれていいんです。

私たちの宿は、以前から何度もお世話になっている民宿。
温泉つきの宿です。
お風呂に入って、ご飯を食べたら２人とも眠くなり、９時過ぎには
疲れてたんですね

今日は、病院に行く前に宿の奥さんが、観光名所になっている「焼き走り」に案内してくれました。
大昔、岩手山の噴火で流れ出た溶岩が固まっている場所。
名前は知っていたものの、初めて訪れました。

こんな溶岩がゴロゴロ。とてつもなく広がっていました

せっかく来たのに、病院だけでは気の毒と思ったのでしょう、宿の奥さんの粋な計らいです
そのまま病院に送ってもらい、病院に着くと、釜石に住んでいる母のもう一人の妹ご一行が
お見舞いに来ていました。
叔母、叔父、私のいとこ、いとこの息子です

母は昨日叔母が差し入れた服を早速着ていました
この人数では病室では話せないので、談話コーナーでワイワイとお茶を飲んだり
アイスを食べたりしながら過ごしました。

私はもう少し母のそばに居たかったのですが、母の方から「もうベッドで休むから、行ってもいいよ」
と言われ、予定より早めに病院を後にすることに
「もう行ってもいいよ」と言ったばかりなのに、別れ際、「また泊りにくればいいんだ」
なんて言っていましたよ
私は少し後ろ髪を引かれながらも、「また来るからね」と言って病院を出ました。

盛岡駅近くまでいとこの車で送ってもらい、叔母が行きたいと言っていた冷麺で有名な
「食道園」でランチにしました

食べかけて撮ったので、崩れていますが最初はもっときれいに盛り付けられています。
冷麺のほか、和牛カルビ、骨付きカルビも食べましたが、いずれもgood

新幹線の時間までは、お土産を買ったり、お茶を飲んだり
私は瓶にたっぷり詰まった生うにを買ってもらってご満悦です
帰りはグリーンが取れたので、ゆったり座って来れました

短い滞在でしたが、母の顔が見れて良かった
しばらくは病院でリハビリに専念することになりますが、脚に力が付いて
自力でお手洗いに行けるようになるといいな。
できるなら、杖をついてでも、歩行器を使ってもいいから歩けるようになれば・・・

またしばらく経ったら様子を見に行くつもりです。