国会議事堂へ
初めて国会議事堂を見学しました、歩いても行ける距離なのに、内覧するのは、初めての事でした、世紀の政権交代後の事でも有り、調度良い記念になると思いました。衆・参両議院会館・憲政記念館・法務省・法務史料展示室を見学してきました最高府の内覧は何か意義の有るものでした、(会館内は総て撮影禁止なのです) 正面向って左が衆議院、 右が参議院です、 衆議院会館は中央塔の真下に当る所に4階吹き抜きの広場があり、窓と天井にはステンドグラスがはめこまれ、高さは32.62メートル、議会政治確立に功労のあった伊藤博文、板垣退助、大隈重信の銅像が三方に立っています、 残す一方には台座のみ置かれてあり、4人目を決められなかった為、「政治に完成は無い、未完成の象徴」という意味もあるとか?★ 御休所・・・中央階段を上がった所にあり、開会式の当日、両院の議長と副議長がここで陛下にお目にかかります、 総檜造の本漆塗りになっていて当時の建築や工芸の粋を集めた物と云われています、★ 登院表示盤・・・以前は名札を裏返してましたが現在はボタンを押すのです、★ 赤ジュウタン・・・議事堂内の廊下には、階段など含めて4キロメートルにわたって、 赤いじゅうたんが敷かれています、★ 化石・・・国会の柱などは化石が多く含まれている事から「化石の宝庫」とも呼ばれています、★ 衆議院議場・・・本会議が開かれるところで、議席は、議長席に向かって左から右へ、所属議員の多い会派から順次、 各会派別に座るのが恒例となっています、参議院会館は議場は2階に有、3階までの吹き抜け、天井は唐草模様を配したステンドグラスの天窓となっています、正面中央には、開会式の時に天皇陛下が臨席されるお席があります、★ 貴族院議場として使用されていた名残で460席あり、現在の参議院議員の定数は、242人の為、全員出席しても空席が目立ってしまう様です、建築期間・・・17年間(大正9年1月~昭和11年11月)使用開始議会第70回帝国議会(昭和11年12月) 1970年にわが国が議会開設80年を記念して一般の認識を深める事を目的に建てた物、国会の組織や運営などを資料や映像によって紹介、憲政の歴史や憲政功労者に関係のある資料を収集し展示している、 ★尾崎メモリアルホール・・・衆議院議員当選27回、議員として60年7ヶ月在職し、憲政功労者として表彰され、名誉議員の称号を贈られた尾崎行雄の遺品、署作、書籍、写真などを展示してあります、 国 帝 本 日 大 日本水準原点・・・1891年「明治24年」設置、全国の土地の標高を決める基準点。 最後に法務省の法務史料展示室、メッセージギャラリー(昭和20年戦災でレンガ壁とレンガ床を残して消失)その後改修され平成3年に復原改修工事され平成6年には、創建当時の姿に復元されて、その年の12月に国の重要文化財に指定されました。昼食を憲政記念館で済ませ、後はひたすら歩くのみで、へとへとで~す、最後に日比谷公園内のオープンテラスでお茶をして帰りました。