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とても喜んでいただけに、大変ショックを受けました(涙)。
上野動物園(東京都台東区)で今月5日にジャイアントパンダのシンシン(7歳)が産んだ雄の赤ちゃんが11日朝、死んだ。死因は肺炎。東京都が明らかにした。赤ちゃんは上野動物園としては24年ぶりに誕生。シンシンは出産直後、抱いて授乳していたが6日夜に抱く様子をみせなくなり、同園がいったん保育器に移すなどの対応を取っていた。 都によると、11日午前6時45分ごろ、赤ちゃんの鳴き声を確認。だが、午前7時半ごろ、赤ちゃんがシンシンのおなかの上であおむけになっていたため、同園の飼育員が取り上げたところ、心肺停止状態だった。飼育員が保育器に入れ、心臓マッサージなどの蘇生措置を試みたがかなわず、同8時半に死亡を確認した。同日会見した東京都によると、母乳を誤って気管につまらせたのが原因という。 昨年2月に中国から来日したシンシンは、雄のリーリー(6歳)と今年3月下旬に交尾した。6月に入り、食欲が減退するなど妊娠の兆しがみえたため、同園は6月30日から公開を中止して慎重に観察。出産専用のおりを設けて誘導訓練するなど、準備していた。 赤ちゃんは5日午後0時27分に誕生。母子ともに健康状態は良好で、シンシンは当初、子を抱いて頻繁に授乳した。しかし、6日には、餌を食べるために赤ちゃんを胸元から離してしばらく抱き寄せる気配が見られなくなり、7日未明に赤ちゃんを保育器で保護。哺乳瓶で人工乳を与えて様子を慎重に観察する一方、赤ちゃんをシンシンの元に一時的に戻す作業をくり返していた。 9日午前9時ごろには、保育器からシンシンの元へ戻したところ、抱いて授乳。ただ、赤ちゃんがおっぱいを十分飲めているか分からないため、大事を取って約6時間半後に再び保育器に入れるなどの対応を取っていた。 誕生してから6日という早過ぎる死。動物の飼育に詳しい東武動物公園の下康浩飼育課長は「パンダの赤ちゃんは飼育が難しく、生まれてすぐに死んでしまうのはそれほど珍しいことではない」とし、「人間のように、生後しばらくは親が100%面倒をみなければならず、無事に育てるのはとても困難」と話す。 在日中国大使館の職員は突然の事態に「えっ、生まれたばかりのパンダの赤ちゃんが? 信じられない…」と絶句。日本パンダ保護協会の斉鳴事務局長は「ただ驚いている。順調だったのにどうしてでしょう」と嘆いている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年08月29日 23時26分20秒
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