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携帯電話のルール宣言と、メタルールの一例
・メールなどをやりすぎず、午後9時までには寝ます。 守れなかったら1週間、メールなどをがまんします。 ・メールを書くときは、相手の立場を考えて書きます。 守れなかったら、その日のうちに相手に直接謝りに行きます。 ・チェーンメールが届いたら親に見せます。 守れなかったら、転送した相手に謝ります。 ・怪しげなサイトはクリックしません。 守れなかったら親にすぐ相談します。 ・携帯サイトで知り合った人には電話番号は教えません。 守れなかったら、1週間携帯電話を親に預けます。 ネットijime、架空請求…家庭の「ルール」が子供を守る ネットijime、架空請求…。インターネットや携帯電話、スマートフォン(高機能携帯電話)などのトラブルに子供が巻き込まれるケースが後を絶たない。上手に使いこなせば便利な道具だが、有害情報があふれるのもネットの世界。社会経験が少ない子供がうまくこれらを使いこなすには、家庭の「ルール」が欠かせない。(清水麻子) ◆小学生も1割強 「携帯電話やネットを子供任せにすることは、夜の10時以降、繁華街の新宿・歌舞伎町に子供を『行ってらっしゃい』と送り出しているのと同じ」 7月に東京・渋谷で開かれた、ネットや携帯電話などに関する家庭のルール作りを学ぶ東京都の「ファミリeルール講座」(http://www.e-rule.jp/)。参加した小・中学生の父母らに、講師の大野裕之さん(49)がルール作りの大切さを強調した。 携帯電話やネットは子供にも普及。内閣府の平成23年度の調査では、自分専用の携帯電話を持つ小学生は約16・6%、中学生は42・8%、高校生では95・1%に上る。 一方で、興味本位からトラブルに巻き込まれる事例も多く、都の子供のネットや携帯電話などに関する電話相談「こたエール」に寄せられた相談の1位は、アダル・トサイトなどにクリックして入会金などを請求される「架空請求」(31%)。2位はネット上で知り合った人に自分の写真を送ってしまったなど「交際」(8%)に関するものだった。 ◆宣言させる 「『タヒネ』はネット隠語で『死ね』の意味。知らなかったで済まされないことがネットの世界で起きている。子供任せにせず、親の監視下においてほしい」と大野さん。 家庭のルールを決める際のコツは、ネット上には犯罪につながるサイトなどが多数存在することや掲示板への何げない書き込みなどが相手を傷つけ、ijimeに発展する可能性もあることなどを子供に伝える。「お母さんはこう思うよ」と、親を主語にした「Iメッセージ」で親の考えを伝えるといいという。 次に、子供の意見も聞いて話し合い、わが家のルールを決める。ルールは、子供に「メールは相手の立場を考えて書きます」などと宣言にして紙に書かせる。 ルールを守れなかった場合の第2のルール「メタルール」も決める。メタルールは携帯電話を取り上げるなどの罰則ではなく、「1週間、携帯電話は親にあずかってもらいます」などと実行可能なものにし、必ず守らせる。 「基本的に宣言は破られると考え、守れなかったときの子供自身の責任についてメタルールで自覚させることが大事だ」と大野さんはアドバイスしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年08月30日 00時03分19秒
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