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テーマ:ニュース(100245)
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研究部門でノーベル賞を受賞したり、スーパー・コンピューターを開発したり、オリンピックで金メダルを獲ったり・・・、
こういう話題になると、民主党の事業仕分けであった、 蓮舫議員の、「2位じゃだめなんでしょうか」という発言が思い出される。 この発言について、蓮舫議員のことを責める人が多いが、それは違う。 蓮舫議員の発言が正しいと言っているのではない。責める人の考え方がおかしい。 国の支出と収入を比べると、圧倒的に収入が足りないということは、国民みんなが理解しているとおり。 そこで、「無駄なものを省いて、少ない収入を有効に使いましょう」というのが、事業仕分け。 蓮舫議員はその担当者として、いろんな分野の予算が適正であるかどうか、確認する作業をやっていただけ。 科学技術関連予算について、要望されている額が適正かどうか、を見極めるにあたって、 「1位になるための高額な金額がホントに必要なのか?2位ではダメなのか?」と、質問しただけ。 そこで、質問された側の担当者が、 「いえいえ、世界2位でもいいですよという意識でで開発を進めていたら、コンピュータサイエンスが立ち遅れるだけじゃなく、スパコンの演算能力を活用して進められるすべての研究が立ち遅れてしまうのです。」と、説明すれば話は終わり。 そのことを説明できなかったことが問題である。 質問されたら説明すればいい。質問した人が悪いのではない。 国が集めた税金から、多額の予算を要求している以上、なぜ必要なのかという説明をする責任があり、 その説明ができる人を対応させる義務があります。 世間では、質問に答えられなかった人を見ることで、質問した人が悪いように言っている。 蓮舫議員だって、個人にとっても国にとっても、銀メダルよりも金メダルのほうがいいと思っているに決まっている。 質問したことで批判を浴びるようでは、多種多様の分野において無駄な予算を省くことはできません。 そんなことでは、過剰な予算を計上してロクな仕事もせずに、裕福な生活をしている税金泥棒が、 これからも生き続けてしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年10月20日 21時28分21秒
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