私たちの肌は体調やストレス、生活環境などの影響で刻々と変わっていきます。
たとえば、皮脂の分泌量は人によって異なりますが、
同じ方でも睡眠を十分にとった朝と一日の疲れが出る夜とでは、
皮脂の分泌量が変化し、肌の状態は一定していません。
同様に、季節が変われば肌状態が変わります。
気温が高い夏は汗や皮脂の分泌が盛んになり、ニキビができやすくなります。
また、強い日差しは、お肌にダメージを与えます。
夏は、しっかりとUVケアをすること、余分な皮脂を取り除き清潔にすることが大切です。
一方、冬は肌が乾燥しがちになり、角質層が詰まったり、毛穴に皮脂がたまりやすくなりますので、
角質層に潤いを与えることが大切になります。
皮脂の分泌が多く、脂っぽい肌を脂性肌、
皮脂の分泌が少なく、かさつきがちなお肌を乾燥肌と呼んでいますが、
顔の中でも、場所によって皮脂の分泌量は違いますので、
ほとんどの方は、脂っぽい部分と乾燥した部分が混在する混合肌です。
まずは毎日、お肌の状態をこまめにチェックして、
ご自分の肌質、肌状態を知るようにしましょう。
特にニキビは肌のお手入れをきちんとすることで予防できます。
日頃から、ニキビ予防成分が入った洗顔料や化粧水で、しっかりとケアしていきましょう。
また、できてしまったニキビはつぶしたりせずに、医薬品を使って、きちんと治しましょう。
ニキビ痕が残らないように早めに治すことが大切です。
生活習慣にも気をつけましょう。
皮膚の表面の表皮細胞は、夜眠っているときに生まれ変わるので、
睡眠不足はお肌の大敵です。
また、間違ったダイエットは、肌を老化させることになります。
十分な睡眠をとり、美容にいいといわれるビタミン、ミルラルなどを豊富に含んだ食品を
バランスよくとるようにしましょう。