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城島「２」背番号決定　味方投手陣のＤＶＤで予習
2005年12月14日（水） 10時27分　西日本スポーツ



　シアトル・マリナーズ入りが決まっている城島健司捕手（２９）の背番号が「２」に決定したことが１３日、明らかになった。この日、ヤフードームで行った練習後、城島が明かした。さらにマリナーズ側からは、マ軍投手陣の特徴、球種をまとめた「ＤＶＤ」が送付されており、メジャー１年目に向けて予習も着々と進んでいる。
　メジャースタートに向けて一つの希望がかなった。「もともと空いていたので。ほかの誰かからもらうのとはわけが違うから」。マリナーズ側から通達があり、来季以降も愛着ある２番を背負うことが正式に決まった。
　毎日の英語の勉強と並行して実戦に向けた準備も行っている。マ軍サイドが送付してきたＤＶＤには、エース左腕のモイヤーを筆頭にフランクリン、ピネイロらのローテ投手陣、１９歳の１６０キロ右腕ヘルナンデス、クローザーのグアダードらの今季の投球がまとめられている。
　「予習してほしいということでしょう。こちらとしても当たり前のこと。バッテリーのキャンプにいつ集合がかかってもいいようにある程度は頭に入れておきたい」。球種、球筋といった一定の知識さえインプットしておけば、違和感なく試合に入っていくことも可能。配球のイメージも自然とわいてくるはずだ。
　さらに来月中の引っ越しに向けて福岡の自宅の整理にも着手。「いろいろ出てきてついつい手が止まってしまう。それだけ福岡に思い出が詰まっているということでしょうね」。来年１月末にシアトルで行われるファン感謝デーにも参加決定。福岡の城島からシアトルの「ＪＯＨＪＩＭＡ」に変わる日も確実に近づいている。