大島が引退発表「いい野球人生送れた」
楽天の大島公一内野手(38)が2日、仙台市のフルキャストスタジアム宮城で会見を行い、「いい野球人生が送れた」と、今季限りで現役を引退することを発表した。 大島は「気力が衰えていることを痛感し、6、7月にやめないといけないと感じた」と、時折涙を浮かべながら理由を説明。球団側はフロント入りなどでチームに残留するよう求めているが「慎重に決める」と話した。 大島は1993年にドラフト5位で近鉄に入団。96年にオリックスに移籍し、日本一に貢献した。昨オフにオリックスのコーチ就任要請を断り、楽天入りした。