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2005年04月の記事

全29件 (29件中 1-29件目)

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散歩日和

連休二日目。皆さんはいかがお過ごしでしたか? 私は、今日もまたのんびり過ごしました。まず遅く起きて、ゆっくり新聞を読み、昼食には蕎麦を食べ、食後はちょっと授業の予習をし、その後は読書。今日読んだのは、ヘンリー・ミラーの絵画に関するエッセイ集『画家ヘンリー・ミラー:好きなように描いて幸せに死ね』(福竹書店)です。ヘンリー・ミラーというと、エロティックなことを書く作家という印象がありますが、彼は水彩画家でもあり、その絵も、また絵に関するエッセイも素晴らしい。どういう訳か、いい本というのはすぐに絶版になるものですから、当然この本も絶版ですが、万が一、古書店などで見かけたらぜひ買って、読んでみて下さい。ヘンリー・ミラーに対する概念が一転すると思います。そして夕方になってから、家内を連れて近所の川までお散歩。天白川という小さな川で、水もそれほどきれいなわけではありませんが、そんな川でも水鳥は見捨てないのか、今日も白鷺が餌をついばみ、鴨がぷかぷか浮いていました。そういえば以前この川べりを散歩していたとき、ヌートリアの番(つがい)を見かけたことがあります。戦後、毛皮をとるためにアメリカから輸入したビーバーに似た齧歯類の動物ですが、名古屋の東部にはそれなりの数が野生化して棲みついているらしい。まあ、たまにそんな珍しい光景に出会えたりするのも、川べりを散歩する楽しみの一つですね。でも最近歩いていなかったので、1時間半ほどの散歩でも結構疲れました。帰宅してからお茶の時間。今日は「タラジャン」というアッサム系の紅茶をポットで淹れて飲み、またおやつとして「プリンパン」という、まあプリン味の柔らかいメロンパンみたいなものですが、これを食べました。うーん、おいしい!! そしてお茶とおやつをいただいたら元気が出てきたので、今、これを書いています。夕食後はまた読書をするか、あるいは次の論文の構想でも練るつもりです。とまあ、これが私の今日一日でした。皆さんのゴールデンウィーク二日目は、いかがだったでしょうか。それでは、昨日お約束したように、ゴールデンウィーク中は、日記の末尾で若干アフィリエイトをさせていただきます。フリーページでご紹介している「教授のおすすめ!」商品の中から、特におすすめなものを数点紹介しますので、興味のある方はクリックして見て下さい。まず最初は、昨夜開設したばかりの「教授のキッチンウェア」からプジョー社のペッパーミルをご紹介しましょうか。プジョーというと、自動車や自転車が有名ですが、元はといえばミルの会社。ここのペッパーミルは、その歯車の構造が特殊で、胡椒を挽く時の感触がなんとも快感! 挽きたての胡椒は香りが全然違います。お料理好きな方はぜひクリックしてみて下さい。デザインも素敵です。 ↓ 次は、そうですね、「教授のワードローブ」(工事中)からポール・スミスのカフスにしましょう。ポール・スミスというとマルチカラー・ストライプが有名ですが、これはシンプルなブルー。でも楕円の形といい、「ポール」「スミス」のロゴといい、なかなか可愛い。これから暑くなって上着を脱ぐことも多くなると思いますが、そんな時、袖口にちょっとカジュアルなアクセントがあるのもお洒落だと思いませんか？教授のおすすめ!です。 ↓ 最後は、「教授のアンティークショップ」から、女性用のアンティークな指輪を。四葉のクローバーをモチーフにしたものですが、時代がついて、大人が身につけてもおかしくないものとなっています。プレゼントにもいいですね。 ↓ それでは、また明日をお楽しみに!

April 30, 2005

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京都小川珈琲店

今日２度目の日記です。ゴールデンウィーク初日、私は色々なことをしました。まずは授業の予習を少々。そして家内の作ってくれたナシゴレン(無印良品で売っているスパイス・セットを使用)で昼食を済ませ、今日返却予定だったレンタルビデオ(『フロム・ダスク・ティル・ドーン２』)を見、それから車で30分ほどのところにあるショッピングモールへ買い物へ。なぜそこに行ったかと申しますと、今日からこのショッピングモールで「ベルギー食品フェア」をやっていたからなんですねー。そして、ここでチェコレートだの、ロータスのカラメルビスケットだの、ベルギービール(カシス入り・・ってどんな味なんだ!?)だのをしこたま買い込み、そしてこのモールの中にある「京都小川珈琲店」なる喫茶店でしばし休憩。この店、前から一度入りたいと思っていた店なんです。京都のコーヒー店というと、「イノダコーヒー」が有名ですよね。私も何度か入ったことがありますが、「小川珈琲店」は今回が初めて。ここは、ロールケーキが有名らしいので、家内は「トゥールビヨン」という時計みたいな名前のロールケーキを、また私は「お米のロールケーキ」というのをブレンドと共に食してみました。で、コーヒーですが、うーん、まあ、可もなく不可もなく、というところかなー。普通においしかったです。しかし、どうせ喫茶店で飲むなら、イノダコーヒーのようにぐっと濃くてコクのある方が私は好きです。あまり量は飲めませんけどね。私が食べた「お米のロールケーキ」は少しもっちりとしていて、また甘く煮た小豆がアクセントになっており、おいしかったですよ。そして家に帰って少し寛いでから夕食。その後、本を少し読みました。読んだのは深田久弥の『日本の山山』(中公文庫・多分絶版)ですが、うーん、正直あまり感心しなかった。同じ山のエッセイなら、尾崎喜八や串田孫一の書いたものの方がよほど格が上と見ましたが・・・。どうも最近、面白い本に出会わないなぁ・・・。と、まあ、教授のゴールデンウィーク初日はこんな風に過ごされたのでした。皆さんは、どんな一日でしたでしょうか。さて、ゴールデンウィーク中の日記では、フリーページで扱っている様々なおすすめ商品の中から、ヴァリュー・フォー・マネーな逸品を特に選んで、毎日数品を再紹介したいと思います。さて、今日は何をおすすめしようかな。やはりまず最初は時計から行きますか。「セイコー５」なんてどうでしょう。これ、セイコーが大昔から海外向けに作っているものですが、その性能と値段の安さが受けて逆輸入され、隠れたベストセラーとなっています。実際、このかっこよさで、この値段ってすごいと思いませんか? ↓ お次は、今、個人的なブームとなっている「折り畳み自転車」と行きましょう。ご紹介するのは、シマノの６段変速＆リアサスペンションつきで１万円をはるかに下回る値段の逸品。これ、自転車市場で今一番売れているものだそうですぞ。 ↓ そして最後はお酒をおすすめしますか。グレースフルは、焼酎とシェリー酒のいいとこ取りしたお酒。完成するまでに相当な研究がなされたといわれていますが、人気の焼酎も少し飲み飽きてきた、という方、ぜひ一度お試しあれ。 ↓ ということで、今日は３点を紹介しました。また明日もお楽しみに!

April 29, 2005

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やったー! ゴールデンウィーク!

待ちに待ったゴールデンウィーク突入! しかも今日はいい天気! 嬉しいなあ! ゴールデンウィークって、いいですよね。気候もいいし、花粉症も一段落する頃だし。４月に新年度が始まれば、誰しも普段以上に緊張の日々が続くわけですが、その精神的・肉体的疲労をここで一旦癒すことができ、リフレッシュできる。私も４月は雑誌への原稿執筆があり、また学会の運営があり、少し疲れました。ゴールデンウィークで大いにリラックスすることにします。とりあえず今日の予定はといいますと、借りていたレンタル・ビデオ(『フロム・ダスク・ティル・ドーン２』)を見る、本を読む、散歩に行く、そんなところかな？特に、最近ゆったり本を読むことができなかったので、久しぶりに楽しみです。夜は少しアフィリエイトもしようかな。皆さんはどんな休日を過ごされる予定ですか?

April 29, 2005

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どうなってるの、今のニッポン

　今日、お昼のニュースで「孫による祖母殺害」の事件を報道していました。借金を申し込んだところ断られたので腹を立て、消火器でおばあさんを殴打した上、消火器のホースをその口に突っ込み、消火剤を噴射して窒息死させたのだそうです。そんな残忍なことができるなんてどんな鬼畜かと思いましたが、テレビの画面に映し出された容疑者の顔は童顔で幼く、中学生のように見えました。実際には２２歳だったそうです。　　ところでこのニュース、皆さんはご存じでしたか？　知らなかったと言う方も多いのではないでしょうか？　それも無理はないかも知れません。何しろ今のニッポンでは「親族殺人」など日常茶飯事で、どの事件がどうだったかなんて、気にしたり覚えていたりすることができない程なのですから。　しかし、昔はそうではありませんでした。親族殺人というのは、非常に大きな衝撃を人々にもたらしたものです。　過去に起こった親族殺人の中で、とりわけ私がよく覚えているのは、今から四半世紀ほど前に起こった「金属バット殺人事件」です。これは孫が祖父を金属バットで殴り殺した事件ですが、容疑者の少年が私とほとんど同世代だったこと、また殺された祖父というのが、現在私も身を置く英米文学研究の世界で「泰斗」と呼ばれるような学者だったことで、私自身、この事件から非常に強い衝撃を受けたものです。そして私ばかりでなく、この事件が社会にもたらした衝撃というのは相当大きかった。「孫が祖父を殺すなんて、信じられない」というのが、当時の一般的な受け止め方だったと思います。　つまり一昔前まで、自分の存在の根拠であるはずの親（またはその親）を殺すということは、まさに社会秩序を根底から覆すような「考えられない事態」だったのです。それだけに、報道機関はこの事件を、社会の秩序が崩れ始める「兆候」として、大々的に取り上げたものでした。　しかし、今のニッポンを見ると、まさにこの「兆候」が現実となったと言わざるを得ません。親が子供を殺す、子供が親を殺す、そんなことは「よくあること」の範疇に入っています。そういえばつい先日も、男親が自分の娘にわいせつな行為に及び、その行為を撮影したものを「人に自慢するために」公開したかどで、どこかの男が逮捕されたニュースを目にしました。しかし、こんな常識を越えたニュースですら、新聞の片隅に小さく載っていたに過ぎません。もう、この程度では大したニュースバリューがないというのが、今のニッポンなのです。　一体どうなってるんでしょうか、この国は。「この世には人間としてやってはならないこと」がある、という最低限の共通理解すら、消えて無くなったというのでしょうか。　初夏を思わせる美しい日差しの下、新緑の美しい木々に覆われた平和な町並みを通って勤務先の大学に向かう車の中で、この国にはもはや社会規範なんて何もないんだ、という恐るべき現実に、私は戦慄したのでした。　

April 28, 2005

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免許更新で思うこと

　自動車運転免許の更新に行ってきました。　免許の更新というのは、何年かに一遍のこととは言え、面倒臭いものです。それでも幸いなことに、我が家から更新手続きができる場所までは車で１０分くらいなので、助かっています。　で、免許の更新をするにあたって毎回感心するのは、手続きが割合効率よく、かつスムーズに行えるようになっていることで、私の場合も小一時間でぴかぴかのゴールド免許をもらうことができました。まあ、毎日大勢の人が更新に来るので、作業を効率よくしておかないと、捌ききれないのでしょう。　ところで新しいゴールド免許を見ながら、「なんで前回はゴールドじゃなかったのだろう？」と考え、その結果嫌なことを思い出しました。そうそう、６年ほど前に私はスピード違反で「ネズミ取り」に引っかかったのでした。　皆さんは「ネズミ取り」に引っかかったことはありますか？　あれはどうかと思いますよね。道幅も広く、歩行者も少なく、快適かつ安全にスピードが出せる区間が案外「速度制限４０キロ」だったりして、そこを６０キロくらいで鼻歌混じりに走っていると、ゆるいカーブの先に警察が待っている。ガーン！　やられた！　って感じ。　それにスピードガンで速度を測れるのは先頭車両だけですから、後続する車は難を逃れてしまう。トラックに煽られて焦ってスピードを出したら、その人がつかまって、トラックは無罪放免ということもよくあります。これなんて、「法の下の平等」に違反するんじゃないですかい？　　しかも、つかまると書類にハンコを押さなければなりませんが、普通、車にハンコなんて置いてませんから、結局指紋を採られることになる。そうやって警察は指紋を集めているとも聞きますが、それもどうなの？　って思います。　私がつかまった時は、私自身の結婚披露宴の前日で、花嫁衣装を会場に運んでいる途中でした。後部座席にある花嫁衣装が目に入らぬか！　ご祝儀のつもりで見逃せいっ！　と言ってはみましたが、相手にされなかった。日本の警官はユーモアのかけらもないんだな、これが。　あー、思い出せば思い出すほど、腹が立ってきた。もうやめよう。　皆様も、ネズミ取りなんかに引っかからないよう、ご用心、ご用心。　

April 27, 2005

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愛の最高裁

昨夜は今年度卒論指導生(ゼミ生)との初の飲み会がありました。今年度のゼミ生は７人。３倍近い希望者の中から選ばれた７人だけに、今年度もまたそれぞれに個性的な学生が揃いました。内訳は男子学生1人に対し、女子学生６人。男子学生がやけに少ないようですが、英文系の学科ですと学生の男女比なんて大概こんなもんです。７人とは既に何度か顔合わせをしていますが、やはり研究室で会うのと飲み会の場で会うのとでは趣が異なります。こういうリラックスした場だからこそ表に現れてくる個々の学生の性格はなかなか面白いもので、無口なのかと思っていた学生に、意外にウィットに富む一面があったり、何に関しても積極的な学生かと思っていたら、案外照れ屋だったりする。その辺のことも昨夜は大体チェックできました。そしてこういう場で最後の方に必ず出るのは、やはり「恋愛話」です。昔と違って最近の学生は、こちらが少し水を向けただけで、自分の恋愛体験などをよくしゃべりますね。しかし恋愛に対する態度は、その人の性格をよく表しますので、私も興味深く聞いていました。それにしても、最近の女子学生の話を聞いていると、「恋人はいる、しかしこの人と結婚するとは思えない」ということを言う学生が本当に多い。というか、この人と結婚したいと思いながら付き合っている、という学生なんて、ほとんどいません。「とりあえず、付き合っている」らしいのですね。私なんぞは、古いタイプの人間なので、「とりあえず」というつもりで恋人と付き合ったことなんか一度もないですけど・・・。時代は変わったのでしょうか。ま、それはともかく、最近の学生はそんな調子なので、付き合ったり、別れたりという出入りが多い。そのため、このまま付き合うべきか、いっそ別れるべきか、というような恋愛の悩みが尽きないようです。ちなみに私の大学には、「愛の最高裁」という秘密組織があり、私はその最高裁判事を長年務めています。ちなみに「最高裁」というだけあって、「なぜ私はもてないのでしょう」というようなしょぼい悩みは即、２審差し戻しです。深刻な恋愛相談のみが私のもとに持ち込まれ、私が判事として決定を下すことになっています。守秘義務があるので、具体的な内容はお話しできませんが、いずれこの日記の中でも、最近の学生の恋愛について、論じることがあるかも知れません。お楽しみに、といったら不謹慎ですが、やはりお楽しみに、と言っておきましょう。

April 26, 2005

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学会、そしてＦ１

　昨日の学会、とりあえず無事に終了したのでホッとしています。　しかし運営側に携わっていると、「懇親会まで大過なく済んで良かったーー」で終わってしまうので、疲れる割に充実感がないのも確か。やはり学会っていうのは、自分が研究発表しないとダメですなー。　とまあ、ホッとするやら虚しいやらで帰宅してから、Ｆ１サンマリノ・グランプリを見ました。前にも言ったかも知れませんが、私はかなり熱狂的なＦ１ファンなのです。　ここ数年、ミハエル・シューマッハの駆るフェラーリが強すぎ、単調なレースになることが多かったのですが（シューマッハ・ファンの私としては、別にそれでもいいですが）、今年はフェラーリの新型車の開発の遅れもあってライバルのルノー・チームが連戦連勝。果たしてフェラーリ＆シューマッハは、先行するルノーに追いつくのか？というところで、俄然、面白い展開になっています。　そして昨日のレース。序盤はマクラーレン・チームのライコネンが他を圧倒する早さで逃げ出し、これは伏兵マクラーレンの勝利かと思いきや、ドライブシャフトのトラブルでリタイア。その時点で首位に立ったルノー・チームのアロンソがあっさり３連勝を飾るかに見えました。しかし、予選で１３番手に沈んだフェラーリのシューマッハが中盤から鬼神もかくやの走りを見せて他車をゴボウ抜きにし、残り２０周ほどの段階で２番手につけるというすさまじい展開に。　そして最後はＦ１界の皇帝シューマッハと、Ｆ１の次代を担うアロンソとの息詰まるバトルが１０周以上にわたって続くというすごいレースになりました。シューマッハ・ファンの私としては、「抜けー！　抜けー！」の大声援。残念ながら思いは届かず、結局、この順序のままゴールとなりましたが、しかし、フェラーリ復活の確かな手応えを得たので、私にとってはまずまずの結果でした。もちろん、日本人ドライバー佐藤琢磨の５位入賞も良かった。　ということで、昨夜はホッとするやら虚しいやら、興奮するやらそこそこ満足するやらの、大変忙しい１日となったのでした。　

April 25, 2005

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今日は学会。でもその前に・・・

今日は私の本来の仕事、すなわち学者にとっての戦場である学会へ行ってきます。これから夜の懇親会まで、長い一日になりそう。しかしその前に、一言宣伝を。昨夜、「教授のアンティークショップ」を開設したことを書きましたが、その際、商品を探している間に、ロレックスのアンティークが結構あることに気付いたのです。ということで、ついでに「教授の時計ショップ」にパート４を付け加え、ここにロレックスのアンティークばかり８品、出品しました。時計好きの方はぜひ一度ご覧になって下さい。ところで、みなさんはロレックス社がすごく変わった会社なの、ご存じですか? この会社、何から何まで「秘密主義」で運営されているんです。とにかく経営に関することを一切公表しないんですね。例えば、年間何本時計を生産しているのか、とか、次にどんな製品を発売するのか、あるいは「ロレックス」という社名の由来は何なのか、とか、そういうことをまったく公表していません。ですから、ロレックス社がどういう経営方針なのかは、同社の過去の業績を見て、その軌跡から推測する以外ないんです。頑固というのか、なんと言うのか、変わってますよね。それはともかく、何しろアンティーク・ロレックスは一点もののみ。「在庫なし」の表示がどんどん増えているようなので、気に入ったらお見逃しなく!!↓ こんな感じの珍しいモデルを揃えました。これも含め、レディースを何本か出品しています。

April 24, 2005

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教授のアンティークショップ開設!

明日、私は学会に出席しなくてはなりません。といっても今回は発表する側ではなく、聞く側。しかし運営に携わっているので、発表者への事前連絡、総会の打ち合わせ、ポスターの準備や講演者に出すお菓子の用意など、色々な下準備をしなくてはならず、一日中ちょこまか動き回っていました。しかし、ここまでくればあとは蓋が開くのを待つばかり。明日の盛会を期するばかりです。ということで、今日の夕方から少しばかりアフィリエイトの方に時間を割き、「教授のアンティークショップ」をフリーページに開設してみました。私がアンティークに目覚めたのは、ロスアンゼルスの大学で研究生活を送っていた時。ロスでは月に一回ほど大がかりな「蚤の市」が開かれるので、ここで掘り出し物を探したりして、楽しんだものです。東欧製のホーロー皿とか、渋いデザインのカップ＆ソーサーなど、今でも大切に使っています。ところで、蚤の市で面白い体験をしました。蚤の市で食器のセットを買ったときのこと。気に入った食器があったので、５セット下さいと言うと、売り手の方が、「ああ、あんたたち、日本人だね」と言うのです。どうして分かるの? と尋ねると、「日本人は食器を買うとき必ず５セットという。他の国の人は、ものを奇数個買うのを嫌がるからね」とのこと。なるほど、こういうところにも国民性というのは出るものなんですね。「教授のアンティークショップ」では、とりあえずアクセサリーや食器などを私の趣味で掘り出してみました。フリーページをご覧になり、もし何か気に入るものがあったら、クリックしてみて下さい。↓ こんな感じのものを販売しています。

April 23, 2005

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私の好きな床屋さん

今日、午前中に床屋さんに行ってきました。ところで、みなさんは、床屋さんに行くのって、好きですか? 確かに頭を洗ってもらったり、マッサージをしてもらったりしている間はいい気持ちですが、待ち時間とかも含め、やたらに時間がかかるのが私はどうも・・・。それから、たまに「切り過ぎたーー」というような時もあったりして。取り戻せませんからね、一度切った髪の毛は。しかし一番面倒なのは、切っている間にあれこれ話しかけられること。こちらが話してもいいと思っている時はいいですが、疲れている時など「黙って切っててくれよ」という気になったりします。特に切ってくれている人が若い人だったりすると、共通の話題がなくて、話を合わせるだけで疲れてしまう。そこへいくと最近私が開拓した床屋さんは、最高です。まずご主人が50代くらい。そして仕事が早い。椅子に座ってから20分後にはもう仕上がっています。でも何と言ってもいいのは無口であること。切ってくれている間、ほとんど一言も発しません。ただいつも最後の方に一言だけボソッと、「あんた、白髪多いね」とか、「今日、仕事ないの?」とか声をかけてくれる。このぶっきらぼうさがいいんですね。それでいて仕上がった髪の具合は、私の望んだ通り。しかも料金はたったの2100円ナリ。抱えていた原稿は一昨日の夜仕上げたし、今日は頭も軽くなっていい気分。さて、午後は何をして過ごそうかな。

April 22, 2005

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追悼岡本敏子

皆さんは朝、新聞を開くとき、どこから読み始めますか? 私は「訃報欄」にまず目が行きます。というと何だか不謹慎なようですが、やはりどんな形であれ、自分の知っている人が亡くなった、というニュースほど大きなニュースはないと思うからです。今朝、丹羽文雄さんの亡くなられたことが報道されていましたね。しかし、それ以上に私を驚かせたのは、岡本敏子さんが亡くなったというニュースでした。ご存じのように、岡本敏子さんは岡本太郎さんの秘書を長く務められ、そしてその後、生涯結婚されなかった太郎さんの養女となられました。そんな彼女の存在がにわかに輝き出したのは、太郎さんが亡くなられてからだったと思います。それはそうでしょう。岡本太郎という人があまりにも強烈に人生を燃焼させていたので、その陰にいた敏子さんのことは、彼が亡くなるまで世間の人はその存在すら知らなかったのです。しかし、太郎さんが亡くなってから、敏子さんの活躍が始まりました。今まで抑えに抑えていた力を一気に解放したかのように、敏子さんの精力的な活動が始まったのです。ちょうど太陽が沈んだ後に、月が輝き出すように。その活動は、岡本太郎記念館の館長としての仕事の他、『岡本太郎に乾杯』『岡本太郎が、いる』その他、太郎との思い出を綴ったもの、太郎の残した原稿を編纂したものなど、岡本太郎に係わる本を次々と出版することに注がれました。振り返ってみればこの１０年ほどの間の敏子さんの活動は、そのすべてが岡本太郎の芸術・岡本太郎の人生を後世に伝えること、ただそのことだけに捧げられたと言ってもいいでしょう。長い間、常に岡本太郎の側に控えていた者として、それをご自身の使命と考えておられたのだろうと思います。そしてその使命は十分に果たされました。私たちは敏子さんの描く太郎像を通して、彼のことをよりよく知ることができるようになったのですから。それにしても敏子さんの書かれた本を読むと、この人は本当に無邪気に、心の底から岡本太郎という男に惚れていたんだなあ、と思います。こういう人に支えられていたからこそ、太郎も存分にやんちゃができたのでしょう。もしあの世というものがあるなら、敏子さんは今頃、また「爆発」している太郎を見つけて、その世話を焼いているのかも知れません。そうであったらいいな、と私は思います。

April 21, 2005

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キジを見た！

　私が家から大学まで通う通勤路の途中に一カ所、田圃の中の一本道を走るところがあります。道の両側に果てしなく田圃が広がり、四季折々、美しい風景を見せてくれます。初夏、田圃に一斉に水が張られた時など、青い空が水面に映し出されて、ほんとにいいものです。　もう一つこの場所のいいところは、野生の鳥が沢山見られるところ。雀や山鳩は言うまでもなく、セキレイだとかシギだとかカモだとか、色々な鳥の生息地になっているのです。　そして、今朝面白かったのは、なんとキジが見られたこと。キジですよ、キジ。桃太郎のキジ。緑の羽に赤い顔をしたキジの雄が、道から１０メートルくらい離れた休耕田の草むらに居たのです。いやー、実物のキジってインパクトありますね。思わず車を止めて、じーーーっと見入ってしまった。キジって人を恐れないのか、あるいはひょっとして少しお馬鹿なのか、近くでこちらが見ていても「我関せず」って感じでびくともしませんね。　それにしても、通勤途中に野生のキジが見られるって、私は一体どういうところに住んでいるのでしょうか。（名古屋ですよ、名古屋！）

April 20, 2005

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舘野泉さんのこと

昨夜、NHKの衛星放送で「左手のピアニスト」というドキュメンタリーを見ました。偶然テレビをつけた時にやっていたので、最初の10分ほどは見逃してしまいましたが、このドキュメンタリー番組は、現在フィンランド在住の日本人ピアニスト・舘野泉さんについてのもの。2002年に脳梗塞で倒れ、ピアニストとしては致命的な右手の自由を失った舘野さんは、そのために一時は生きる力を失いそうになるのですが、左手だけで演奏するピアノ曲があることを知って再び希望を取り戻し、かつて健康だった時には知り得なかったような音楽の力を感じ取ることができるようになる。そこに至るまでの舘野さんの闘いを、彼の生い立ちや、彼を支える家族や友人たちとの関係、とりわけ、舘野さんに音楽の喜びを教えてくれた父親との関係を交えて描いています。番組の最後の方で、舘野さんが思い出の地を訪れ、そこのピアノで(多分、父親のことや、今まで彼の身に起こったすべてのことを思いながら)息の詰まるような演奏をし、演奏し終わった後で、「こんなふうに弾けて良かった。もう『有り難う』という言うしかない。誰に対して言うのかは分からないけれど・・・」とおっしゃった時は、見ている私にも舘野さんの感動が伝わってきました。とてもいい番組でした。NHKは、しばしばいいドキュメンタリーを作りますね。

April 19, 2005

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最近の豆乳はうまいねぇ！

　結局、原稿書き終わらないうちに週が始まってしまった・・・。授業やりながらの原稿書きはキツイなあ。あと２日、頑張ろう。　それはともかく、最近の私のブームは「豆乳」なんです。お昼ご飯の時に一緒に飲むものとして、これまでずっと野菜ジュースを飲んでいたのですが、先日、ふといつものコンビニで野菜ジュースの隣に置いてあった豆乳が目に付き、飲んでみようかなーと思ったわけ。　今から２０年以上前、初めて豆乳の紙パックを自販機で買って飲んだときは、その青臭さに閉口し、最後まで飲みきれなかった記憶がありますが、今売っている豆乳は独特の風味が抑えられていて、とても飲みやすいですね！　　というわけでここのところ、大学の研究室でお昼を食べる時は、豆乳が欠かせません。飲んでいると、気のせいか、なんとなく胃の調子もいいような感じ。　ちなみにお気に入りはマルサン豆乳、しかも味付きの奴。どれも好きですが、「抹茶」が一番好きかな。「教授のおすすめ！」です。↓　これこれ！毎日飲むとやみつきになっちゃうよ～♪まろや～かなクセの無い味わい [本場西尾産の抹茶使用]　...

April 18, 2005

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目の前のニンジン

あー、今日も原稿書かなきゃ。ふー。誰でもそうでしょうが、私は思うように進まない仕事を抱えている時、「この仕事終わったら○○しよう!」と思って頑張ります。この「○○」の部分は、別に大層なことでなくてもいいのです。例えば、「この仕事終わったら、なんか一枚ジャズのＣＤ買おう!」でもいいし、「この仕事終わったら、映画見に行こう!」でもいい。要するになんか目の前にご褒美のニンジンをぶら下げるわけ。で、今の私のニンジンはというと、「この仕事終わったら、折り畳み自転車買おう・・・かな・・・」なんです。ちょっと文末に勢いがないのは、「買って、本当に使うかな」という疑念があるから。前にマウンテンバイク買った時も、あまり乗らなかったしなぁ・・・。しかし、折り畳み自転車なら車に積んでどこかドライブした先で乗れるだろう、とか、折り畳み自転車ならそんなに場所もふさがないだろう、などとも思うわけですよ。それに、自転車を漕げば少しは運動不足解消にもなるかな、と。どうなんでしょう、その辺。自転車買ったら行動範囲広がって楽しいなあー! とか、自転車買ったら体重減ったなあー! とか、そういう経験した方、ぜひご一報ください。ま、その前に目の前の仕事しなきゃ。これでも「締め切りと字数は(その気になれば)絶対守る!」がポリシーの私なのでした。

April 16, 2005

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今日は原稿書き

日頃乳製品を口にしない私の父は、初めてプレーン・ヨーグルトを口にした途端、「あ! これ、腐ってる!」と言って、洗面所に駆け込んだことがある。(「一言ブログ」のひろしくん？さん風に。) お父さん、そういうもんなんだって・・・。さて、私は今日は一日原稿書き、の予定。20日が締め切りなもんで。もう、今日・明日で何とかするしかない! ということで、こんな晴れたいい日なのに、今日は家にこもってパソコンに向かい続けます。それでは、みなさん、さよーならー!

April 16, 2005

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今日はお昼を外食しました

教授の大学では、今日が給料日。しかも今日は私は研究日で自宅にいたので、お昼、家内を連れて外で食べることにしました。行ったのは「日進」という駅の近くにあるキャナリー・ロウというレストラン。キャナリー・ロウとは「缶詰横町」という意味で、アメリカのノーベル賞作家ジョン・スタインベックの小説に同じタイトルの作品があります。ほのぼのとした、いい作品ですよ。サンフランシスコの近くに実際にこの名前の港町があって、昔は本当に魚の缶詰を作っていたらしいですが、今はスタインベックがらみの観光地になっています。クラムチャウダーと、「サワードゥ」というちょっと酸っぱいパンが名物。ま、それはともかく私たちの食べたレストランはむしろイタリアンというか、ピザやパスタの店。メインを注文するとおいしいサラダやドリンクが食べ放題、しかも＋２８０円でデザート３種を選べるというところが気に入っています。場所は大きな道路から引っ込んだ住宅地にあって、あまり立地条件がいいとは思えませんが、味とサービス、そしてアットホームな雰囲気のせいか、いつ行ってもお客さんが満杯状態。私たちがあてがわれたのは、店の奥の方の、ちょっとサンルーム風になったところの角だったので、庭の眺めもよく、ゆっくり寛ぐことができました。庭にはオリーブの木が植えられていて、ちょっといい感じ。注文した明太子とピンクサーモンのパスタ、それにアスパラガスのピザもおいしかった! で、食事をしながら家内と話していたのは、「習い事」について。家内は人からものを習うことに抵抗がないので、ピアノもそろばんも自分から習いたいと言って、レッスンに通ったとのこと。対する私は、逆に人からものを習うのが嫌いで、なんでも自己流、かつ自分のペースで修得したいタイプ。例えば子供の頃、自転車に乗る練習をしたときも、私は３日くらいかけて自分一人で練習して乗れるようになりました。一度も転ばずに。まあ、こういう嗜好はもって生まれた性格なのでしょうか。しかし家内は、「いい先生に習えば、習い事は楽しい」と言います。そんなもんでしょうかね。そんなら、ということで、私は今日から家内にピアノを習うことにしました。いや、私だって、子供のころ６年近くピアノを習っていて、ピアノ発表会にも出、その発表会でのプレイを吹き込んだレコードまで持っているのです。しかし、もう弾かなくなってうん十年ですから、まあ、ずぶの素人みたいなもの。果たして一曲でもものにできるのか、まあ先が楽しみということにしておきましょう。と、ここで宣伝ですが、音楽といえば、フリーページに「教授のＣＤショップ」というのを開設し、私のおすすめのジャズ・アルバムなどを販売しています。もし良かったら、こちらも覗いて見て下さい。

April 15, 2005

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落とし物拾った！

　今日、大学のキャンパス内で落とし物を拾いました。指輪です。そんなに高そうなものではなく、よくアジア雑貨の店とかで４００円くらいで売っているようなもの。それにしても、落とし物を拾うなんて、何年かぶりですなー。　子供の時は、視点も地面に近いし、目もよかったし、けっこう拾いものをすることがありました。１０円玉とか１００円玉ですけど。「あ、なんか落ちてる！」と気づいた時のトキメキはいいもんですよね。でも、大人になって背が高くなり、目も悪くなるにつれ、だんだん地べたのことに遠ざかってしまった。そんなわけで、今日、落とし物を見つけた時は、なんか嬉しかったです。　でも、私は夢の中ではよく拾いものをします。道ばたのそこかしこに５円、１０円、５０円、１００円玉が落ちていて、「あ、ここにも！　あ、あそこにも！」って感じで驚喜しながら拾いまくっている夢。これ、精神分析的にどういう意味を持つのでしょう。ご存じの方、いらっしゃいましたら、ご教示下さい。　「経済学的」には、多分、「貧乏性」なんだと思います。

April 14, 2005

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ケヤキって、きれいだなぁ

　しばらく雨模様の日が続きましたが、今日は晴れ。いい天気です。３階にある私の研究室の窓から、ケヤキの若葉がキラキラ輝いて見えます。　しかし芽吹く頃のケヤキって、ほんとにきれいですね。私はある意味、サクラより好き。一年のうちで私が一番好きな「初夏」の到来を先触れしてくれるので。特にケヤキが芽吹くときは、一日か二日の間に一気に芽吹きますよね。数日前まで禿チョロの街路樹だったものが、今日はもう新緑の固まりになっているという、あの勢いがいい。　「ごうごうと　欅芽吹けり　風の中」って、たしか石田波郷の俳句にありました。「ごうごうと」というのが、ケヤキの芽吹く音なのか、それとも風の鳴る音なのか、不明なところがありますが、でもケヤキの芽吹きの勢いを見ていると、ほんとうに「ごうごう」と音を立てているのではないかと思えるほど。多分波郷も、両方にかけているのではないでしょうか。　私が、いわゆる「季節感」なるものを明確に感じるようになったのは、２０代の後半からです。子供の時は、あまり意識しませんでしたね。暑いか、寒いかくらいなもんで。だんだん歳をとってきて、あの世が近くなるにつれ、この世のものが余計愛おしくなってくるのでしょう。そうやってこの世界の素晴らしさがだんだん分かってくるのだとしたら、歳をとるのもいいもんですね。　

April 13, 2005

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そんなにいいか? 英語の先生

新学年が始まってまだ間もないこともあり、学生さんも履修上の不安があるらしく、教務委員なんてものをやっている私のところにやたらに質問にやってきます。で、特によく聞かれるのは、「英語の先生になるには、どうすればいいのですか?」です。質問の大半がこれ、と言ってもいいくらい。こう毎日、多くの学生さんから同じ質問をされると、ちょっと気味が悪くなってきます。君たち、なんか洗脳・・されてない?? 第一、英語の先生って、そんなにいいですかね? 私は大学院生の時に、アルバイトで某有名校で２年間、英語を教えたことがありますし、英語の先生になるということがどういうことか、だいたい分かっているつもりです。キツイですよ、ちゃんとした英語の先生になるとなると。外国語ってそう簡単にマスターできるはずもないんですから。「英語がしゃべれてかっこいい」くらいの夢を描いて英語の先生になろうとしているのであれば、考え直した方がいいと思うのですが。(もちろん、希望に満ちた学生さんに面と向かってそんなことなかなか言えませんけど・・・) 世の中には色々な職業があって、その中には英語の先生なんかより、もっとその人にピッタリ合った職業があるんじゃないかと思います。サラリーマン(OL)か、教職か、というような二者択一ではなく、もっと広く世の中を見渡した方がいい。そのための大学4年間、じゃないですか。ま、あんまり考え過ぎて何になるか決められず、とりあえずフリーター、でも困りますけどね。

April 12, 2005

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わしが珈琲職人じゃい！

　今日から本格的に新年度の授業が始まりました。春休みで身体がなまっていたせいか、３コマの授業が身体にこたえます。　さて、そんなしんどい授業を終えてからの楽しみは、一杯のコーヒー。私はたまたま所属している科の教授連の中では最年少なので、数年前から「コーヒーを淹れる係」になっています。ま、自分でもコーヒーを淹れるのが決して嫌いではないので、別にいいんですけど。１日の終わりに、他の先生方と他愛ないおしゃべりをしながら飲むコーヒーは、なかなかいいものです。　ところで、そんな風に毎日コーヒーを淹れ続けて数年も経てば、当然腕も上がります。今では自分でも「これは、金取ってもいいか？」と思えるほどのコーヒーを淹れることができるようになりました。ま、会心の出来と言えるほどのコーヒーは、そうですね、３日か４日に１回くらいのものですけど。でも、会心作のコーヒーのときは、ほんとにおいしくて、カップ一杯のコーヒーを飲みきるのが惜しいほど。　といっても、大学の共同研究室で使っている粉は、別に高いものではありません。教授連のポケットマネーで買うわけですから。で、今私が気に入って使っているのはUCCの「職人の珈琲」シリーズの中の「深いコクのスペシャルブレンド」という奴。緑色のパッケージで、その辺のスーパーでもよく見かけますが、おいしいんだなー、これが。粉の値段からは想像もつかないほど、いい味のコーヒーが淹れられます。別にUCCの回し者ではありませんけど、皆さんもよかったらお試し下さい、また、もしこれをお読みの方で、おすすめのコーヒーがありましたら、ご教示いただけるとありがたいです。（ただし、あんまり高いのはだめ）↓これこれ!

April 11, 2005

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絵を掛け替える

私はフリーページでアフィリエイトをしていますが、今日、「アトリエ・パート３」というセクションを追加しました。「教授のアトリエ」では大御所の版画作品を、また「アトリエ・パート２」ではアメリカのモダンアート作品を販売していますが、「アトリエ・パート３」では、楽天が扱っている版画作品の中から、若手アーチストの作品を私の趣味で厳選してみました。若手の版画作品なので、だいたい１万円台、高くとも２万円代ですが、価格以上の価値のある作品ばかりだと思います。興味のある方はぜひホームページのフリーページを覗いてみて下さい。私も自分の資力の範囲内で、絵を買います。絵は展覧会で見るものではなく、自分で所有するもの、という考えを持っているからです。展覧会で見る絵は、いわば映画スターのようなもの。対して自分で買う絵は、奥さんみたいなもの、と言ったらいいでしょうか。映画スターと結婚するのは無理かもしれないけど、そんな高望みをしなくたって、自分の身近に素敵な女性がいるかもしれない。若手アーチストの作品の中から自分の好みの絵を探し出すのは、そんな自分にふさわしい素敵な女性を探すようなものだと思います。絵画作品のページを追加したついでに、今日、我が家にある絵も何カ所か掛け替えました。冬物の絵から初夏向きの明るい絵に替えたので、なんとなく部屋が衣替えしたようです。部屋の表情が変わると、自分の気分も変わって、いいものですよ。

April 10, 2005

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『コラテラル』を見ました

レンタルビデオ店で新着コーナーを見ていたら、トム・クルーズの『コラテラル』があったので、借りて見てしまいました。これ、映画館で見ようと思っていたのに、機会を逸してしまったのです。この映画、お話しとしてはシンプルなもので、一晩に５人を殺す仕事を引き受けた殺し屋(トム・クルーズ)と、たまたま彼を乗せてしまったために、殺しの仕事の片棒を担がされることになってしまったタクシー運転手との対決、というもの。地球上にある無数の砂粒に過ぎない人間なんて、誰が殺されようが他人にとっては意味はないのであって、だから人を殺すビジネスがあってもいいし、それを他人からとやかく言われる筋合いはない、という哲学で行動しているトム・クルーズと、人の生涯にはもっと意味があるのであって、それを奪うことなど人の道にはずれている、と主張するタクシー運転手の対決になるわけ。しかし、そう主張するタクシーの運転手も、いつの日か自分でリムジン会社を興すという夢を抱いたまま、もう既に12年もタクシー運転手を続けていて、トム・クルーズから「お前自身、そんな夢が実現できるなんて真剣には思っていない。ただ気休めにそう思っているだけで、どうせ意味のない生涯を送ってじいさんになるだけだ」とずばり指摘されてしまうと、返す言葉がない。その後、殺人リストの最後の一人であった若手女性検事を殺しに行くトムと、それを阻止しようとするタクシー運転手の一騎討ち的なところに話がいくわけですけど、その辺は実際に映画を見て下さい。私は、何か映画を見ると、一応自分の頭の中で採点します。ま、瞬間頭にひらめいた点数なんですけど。で、『コラテラル』を採点するとなると、うーん、71点かな。私の家内は79点だそうです(80点はあげられない、とのこと)。確かに、大概の人間は気休めとして「夢」を抱いているだけだという指摘は鋭いし、実際その通りだったタクシー運転手(つまり庶民代表)の哀しみは分かるのだけど、それを表現するには、ストーリーがシンプル過ぎるのではないかと・・・。また、冷徹なようでいて実は寂しがり屋さんの殺し屋、トム・クルーズ自身の寂しさも、見ている人を泣かせるほどには伝わって来ない(ような気が・・・)。だけど、銀髪、髭面のトム・クルーズ、なかなかカッコいいじゃありませんか。彼は若いときより、歳をとってからどんどん良くなるような気がします。(ちなみに、私思うに、アル・パチーノは逆に若いときが良かったですね。『ゴッドファーザー』の時のアル・パチーノは凄かった!) ということで、今後のトム・クルーズに期待しつつ、今日はこの辺で。追伸:日記に追伸ってあるのかしらん。まあそれはともかく、今日は私の誕生日なのです!! ４(死）月９(苦）日生まれ、なんて苦しそうな誕生日ですよね。小学生の時とか、クラス替えで新しく友達になった子から、「君の誕生日、いつ?」と聞かれ、「一昨日」と答えなければならないのが残念でした。「明後日!」とか言えれば、また別な展開が待っていたかもしれないのに・・・。今、家内が私の好きなチーズケーキを焼いてくれています。お茶の時間が楽しみです。ここまでお読みくださった皆さーん。実は、「ほんとは寂しがり屋の殺し屋」である私に、「お誕生日おめでとう!」と言ってくださーい。

April 9, 2005

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ユニクロで乱れ買い

先日、土岐のアウトレットで春物の服を買えなかった私。その反動もあって、今日はユニクロで乱れ買いをしてしまいました。買ったのは春物の軽いコットン・ジャケット、シャツ２枚、そしてチノパン２種、ついでにストレッチの入ったブーツカット・ジーンズも。とくにコットンのジャケットは細かいチェックの柄が涼しげで、また羽織っても軽くてとても気に入りました。またジーンズはバーゲン品のため、わずか1000円ナリ。ユニクロって、安いなー。安いだけでなく、ユニクロって品質も結構高いと思いませんか? ちなみに私は偶然にせよ、体型がユニクロのＭサイズにどんぴしゃりなので、シャツを買っても、ジャケットを買っても、まるであつらえたよう。ユニクロの広告に出たいくらいなもんです。(ユニクロ関係者の方、万が一これを読んでいたら、ご連絡お願いしまーす。) ちなみに大学での講義の際、私は板書をしまくる方なので、講義が終わるとジャケットの袖やポケットのあたりがチョークの粉でかなり汚れてしまいます。ですから、あまりいい服を着ていくのも惜しい。そんな時、ユニクロで売っているようなシャツ・パンツ・ジャケットあたりでコーディネイトして行けば、少しくらい汚れたところで惜しげがないし、見た目そんなに安物にも見えないので、都合がいいんです。とにかく、これで新学期の講義に着ていくものはバッチリ整いました。整ってないのは講義の準備、かな? (駄目じゃん、と突っ込んで下さい) 明日・明後日は少し気合入れて講義の予習をするつもり。雑誌に載せる原稿も一本抱えているので、それも書かなければ。

April 8, 2005

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ジャズを「見る」雑誌

今日、本屋で雑誌『Pen』の最新号を買ってしまいました。この雑誌、割と好きで、特集に興味が持てる場合はたいてい買っています。実は今日この雑誌を買ったのは、「ジャズのデザイン: LPジャケットは、グラフィックの宝庫だった」という特集に惹かれたため。中を見ると、ジャズ黄金期のレコード・ジャケットの写真が目白押しではないですか!! 実は私は書物の装幀について若干の研究をしているので、同じ「作品のパッケージ」としてのレコード・ジャケットには非常に興味を惹かれます。私が今号の『Pen』の特集を見逃せなかったのは、そういうわけなんです。それにしてもジャズ・レコードのジャケットって、どうしてこうもカッコいいのでしょう!? 写真といい、タイポグラフィックといい、色使いといい、まあ惚れ惚れするものばかり。例えば思索にふけるジョン・コルトレーンの顔写真を「ブルー・ウォッシュ」と呼ばれる手法を用いて青色に焼き付けた『ブルー・トレイン』のジャケット。あるいは、町を闊歩するタイトスカートにハイヒールの女性の足元だけを撮ったソニー・クラークの名盤『クール・ストラッティン』のジャケット。はたまた写真や文字の切り貼りで作り上げたチェット・ベイカーの『チェット・ベイカー・シングズ&プレイズ』のジャケット。ジャズの世界ではよく「ジャケ買い」ということを言いますが、本当にいいレコードはジャケットも優れていることが多い。【音楽CD】クール・ストラッティン/ソニー・クラークまた『Pen』今月号では、これらの名ジャケットの数々が見られるばかりでなく、これらのジャケットを作り上げたグラフィック・デザイナーや写真家たちの紹介も充実しているので、この方面での基礎知識を手に入れることもでき、その意味でもすごく重宝。それにしても、この雑誌を見ていたら、またジャズのレコード(CD)を買いたくなってきました。昨日聞いたボーズのスピーカーの音もまだ頭の中で鳴っています。いい音で、いいジャズが聴きたい! そしていいジャケットを集めたい!! ああ、しかし、それには先だつものが・・・。

April 7, 2005

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土岐プレミアム・アウトレットでお買い物

今日は、私にとって春休み最後の日。ということもあって、家内と一緒にドライブがてら、土岐プレミアム・アウトレットにお買い物に行きました。ここはこの３月にできたばかりの大規模アウトレット(御殿場のアウトレットと同系列)ですが、私の住んでいる名古屋郊外から東名・東海環状道路経由で1時間ほどで着いてしまいます。特に東海環状道路はできたばかりの高速道なので、快適、快適。ちょうどお昼くらいに着いたので、とりあえずフードコートで簡単にお昼を済ませた後、北側から一軒ずつしらみ潰しに見ていきました。なにせ店の数も多いのでかなり楽しめます。で、特に見どころがあったのは「アンテプリマ」のお店。ここは家内のお気に入りのブランドで、バッグにしても靴にしてもなかなかセンスよく凝った品がありました。値段もアウトレットにしては高めですが、元値が１０万円台なので、値引き率としてはまずまず。その他では、「ロイヤルコペンハーゲン」のお店が良かった。教授の家では今、カレー皿を探しているのですが、ここで淡いブルーのちょうどいい大きさ・深さのものを発見! しかし数が揃わず、涙を飲みました。やはり、自分が気に入るものは他の人も気に入るわけですね。それからスピーカーで有名な「ボーズ」の店もディスプレイや商品解説の仕方に工夫あり。さすがにボーズ、小さいスピーカー(13万円ほど)なのに、迫力のサラウンド音響を実現していて、これなら家のAVシステムに組み込んでもいいかなと思ってしまいました。ちなみに今日の買い物の主たる目的は、私の春物の服を探す、というものだったのですが、残念ながらそれは果たせませんでした。やはり、アウトレットは女性服が中心ですから、それはまあ仕方のないところ。私も好みがうるさいですしね。しかし家内が黒いジャケットをかなりお安い値段でゲットした他、あれこれ小物を買ったので、まあ、アウトレットに来た甲斐が少しはあったというもの。平日のせいか混み具合もほどほど、ゆったりと買い物を楽しめたので、よしとしましょう。それにしてもショッピング、とくにアウトレットでのショッピングって、いい運動になりますね。結構長時間歩き回るので、ダイエットにもなったかな? ショッピング＋エクササイズで、「ショッピササイズ」とかいう言葉、流行らせようかしらん。財布もスマートになったりして。

April 6, 2005

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寺山修司のあやしい世界

　先日、書店で平積みになっていた新刊文庫を眺めていたら、寺山修司の『不思議図書館』という本が角川文庫から出ていたので、つい買ってしまいました。で、先日からぱらぱら読んでいたのですが、本日読了。　この本の構成は、寺山が外国各地の古書店で掘り出してきた奇書・珍書の類を分類し、紹介してくれるというもの。たとえば「髭の生えた女」や「大男」、「元祖脱出マジシャン」「吸血鬼」・・・といった類の、フリークというかギミックというか、アンダーワールドにうごめく「うさん臭い」ものについて書かれた大まじめな書物が、これまた寺山一流のユニークな視点から読み解かれていきます。　読んでいると、何だか本当に寺山修司の書斎に招かれて、彼好みの奇妙な本を次々に見せられているような、そんな気がしてきます。またこの本自体にも図版や写真が多数掲載されているので、それを見ているだけで「寺山サーカス」の見世物小屋でも覗いているような感じ。すっかり寺山ワールドにはまってしまいました。　やはり、面白いですよね、アンダーワールドって。昔は寺山とか稲垣足穂とか、渋沢龍彦とか、その手の世界の案内人が沢山いましたが、今、そういう人って少なくなりましたね。その分、角川文庫が、少し前に書かれたこの種の「あやしい本」を少し復刊・再刊してくれているようなので、今後、楽しみです。

April 5, 2005

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シューマッハ無念!

昨日遅くまで応援したにも係わらず、シューマッハ&フェラーリ、駄目でした。とほほ・・・。しかし、とりあえず新車F2005で、フロント・ローをとったことだけでもよしとしましょう。次はヨーロッパ・ラウンド初戦。F1はやっぱりここからが本番でしょう! と自分を納得させつつ。それにしてもデ・ラ・ロサは人が変わったみたいにアグレッシヴな走りをしていましたねえ。なんか、影が薄いドライバーだと思っていたけど、少し見直しました。モントーヤの留守中の活躍に期待しましょう。さて、教授もしばし春休みを実家のある東京で過ごしてきましたが、本日、(F1に触発された果敢な走りで東名を走りきり)、名古屋に戻ってきました。また気合を入れてコンテンツを充実させるぞーー。

April 4, 2005

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今日はＦ１バーレーン・グランプリ！

　今日はこれからＦ１のバーレーン・グランプリを観戦します。フェラーリ、そしてシューマッハを応援している者としては、今シーズンの過去２戦はつらかった！　しかし、今日はフェラーリも新型・Ｆ２００５を投入して戦力アップしているはず。フェーラーリの新型マシンは今シーズンの強敵・ルノーを攻略できるのでしょうか！？　しかし、もし新型でもルノーの後塵を拝するようじゃ、この先が思いやられるなあ・・・。　でもシューマッハは、むしろ性能の劣るマシンを操っているときこそ本領を発揮してきたはず。たとえマシンのトータル・バランスでルノーに劣ったとしても、レースの中では何とかしてくれるだろう・・と祈りつつ、これから観戦します。あと１時間半の後に私は笑っているのか、それとも泣いているのか！！　それにしても、タイヤ交換がないレースって、なんか今ひとつ面白くないような気がするけどなぁーーー。　

April 3, 2005

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